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委員会会議録
質問文書
令和３年２月定例会文化観光委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 牧野 正史 議員 |
| 質疑・質問日： | 02/18/2021 |
| 会派名： | 公明党静岡県議団 |
○牧野委員
分割質問方式で、大きく２問質問させていただきます。
まず、県立大学衛生環境改善事業費助成について伺います。
このたび、コロナ対策のために静岡県立大学及び静岡文化芸術大学のトイレを改修するとのことですが、全体のトイレ数及び対象となる和式のトイレ数についてお伺いします。
また、全て洋式化するのでしょうか。
さらに、改修工事の際の学生や教職員の利用への影響は配慮されているのでしょうか。
○手老大学課長
まず全体の便器の数は、静岡県立大学が全体で322基、そのうち和式トイレは119基です。静岡文化芸術大学は全体で153基、そのうち和式トイレは46基です。
今回洋式化するトイレは、静岡県立大学が30基で洋式化率は７割強になります。静岡文化芸術大学は46基で全てが洋式化されます。
工事期間の対応につきましては、両大学とも学生及び教職員の学内利用について十分配慮した工事計画を立てているとのことです。具体的には騒音が発生する工事は極力土日や長期休暇中に実施し、工程につきましても各階ごとに順次工事を進めることで棟全体のトイレが利用できなくなる状況を回避するなど教育、研究への影響を最大限考慮して工事を進めるとのことです。
○牧野委員
ありがとうございます。
静岡県立大学は今回30基を改修するとのことですが、残りがまだ89基あります。これは順次改修する見通しでしょうか。
○手老大学課長
今回の整備では、学生の利用頻度の高い箇所及び老朽化の進んだ箇所を優先して改修することとしております。残りにつきましては全体の施設整備計画もありますので、それも勘案しながら今後進められるところは進めていきたいと考えております。
○牧野委員
ありがとうございました。
要望になりますが、今はもう令和の時代であり、この県立大学の和式トイレもそうですけど、ほかにも県有施設などに和式トイレが残っていると思いますので、ぜひこれから洋式にしていただけるように要望いたします。
また、改修工事に当たっては授業をやっているときにトイレが使えないと、ほかの階の授業が終わったときにトイレに一気に集中して密になってしまいます。それではコロナ対策が元も子もないので、休日を利用すると言われていましたがうまくやっていただきたいと思います。
続きまして、繰越明許費についてお伺いします。
今回、観光費６億1000万と非常に大きな額の繰越しになっていますがその理由についてお伺いします。
○佐野観光振興課長
繰越予算の理由につきまして説明いたします。
こちらは昨年末から実施を予定していた県内の観光事業喚起策としての宿泊や周遊促進を図るための事業等について、感染症の全国的な拡大により事業の着手ができないなどの理由で年度内に事業を完了することができなくなったものです。
○都築観光交流局長
観光費６億1000万のうちの1000万につきましては、９月補正予算で計上しました観光地ワーケーション推進事業です。内容につきましては、企業等に対するアンケートの実施、もう１点はモデル事業として首都圏でモニターを募り本県の観光地におけるワーケーションを実践する取組を実施するものです。現在企業等に対するアンケートは実施済みで取りまとめ中でございますが、一方のモデル事業につきましては政府の緊急事態宣言の発出による首都圏からの移動制限に伴い停止しております。これに伴いまして、この事業を繰越しするものです。
○牧野委員
ありがとうございました。
今、政府の緊急事態宣言という説明がありましたが、年度内に緊急事態宣言が解除されて再び人の行き来が可能になった場合は年度内にも使用する方向でよいのでしょうか。
○都築観光交流局長
政府の緊急事態宣言は３月７日までとなっています。その後仮にやるとしても、今回300人日のボリュームがございますので、それから着手しても恐らく年度をまたぐため今回繰越しをするものです。
○牧野委員
ありがとうございます。
来年度この６億円が使われると思いますが、今は飲食業や観光業が非常に疲弊しておりますので、ぜひまたこれを使って浮揚させていただくようによろしくお願いいたします。
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