• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:08/10/2021
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 分割質問方式で、できるだけやりたいと思っています。
 まずは、先ほど5番委員からもありましたけれども、熱海市で起こった様々な災害に関わることで2つ。
 まずは、国直轄の施工による砂防事業についてお尋ねしたいと思っています。
 逢初川の土石流災害を受けて、上流域では国による直轄砂防事業を実施することになったと聞いています。下流域ではしゅんせつ土砂の撤去や今後本格化するであろう河川、道路等の復旧工事を円滑に進めるためには、最初に申し上げた上流域からの不安定な土砂の流出防止が重要になると認識しています。
 7月中旬に議長と、議員から提供された義援金を持って熱海市に行ってきました。現場を少し見させてもらいましたけれども、テレビ等々で報道されるより、現地の土石の幅や量は想像を絶するものがあったと感じています。
 そこで、直轄の砂防事業の実施内容と県の役割について改めてお伺いしたいと思います。

 それから関連して、被災した逢初川の中流部の復旧についてお尋ねしたいと思います。
 先ほど和田交通基盤部長からもお話があったように、逢初川中下流復旧・復興チームを7月29日に発足させて、逢初川の復旧を行うチームも含まれていると聞いています。
 家屋流出などの著しい被害に見舞われたこの地域を流れる逢初川を復旧するには、災害の状況を踏まえて治水安全度の確保はもちろんのこと急峻な地形の同地区住民の重要な生活道路となっている市道の復旧など社会基盤の面的な復旧を考えていく必要があるのではないかと考えます。
 そこで、県は被災区域の逢初川の復旧をどのように考えているのか。そしてその対応の方針をまずはお伺いしたいと思います。

○杉本砂防課長
 直轄砂防事業についてお答えいたします。
 逢初川の土石流災害は、規模が大きく安全確保の厳しい環境であり、無人化施工等の高度な技術力を要することから国に対し要望を行い、国直轄事業による緊急的な砂防工事の実施が決定したところでございます。
 現在、国は7月29日に進入路工事に着手いたしました。今後は作業員の安全確保のため既設砂防堰堤に堆積した土砂の撤去や仮設ブロック堰堤を設置した後、新たな砂防堰堤の整備を行う予定でございます。
 県の立場としましては、直轄砂防事業を円滑に進めていけますよう用地買収や残土処理場の確保など地元調整を行い、早期復旧に向け国、市と連携して対応してまいります。
 
○望月河川企画課長
 続きまして、被災しました逢初川中下流部の復旧についてお答えいたします。
 逢初川で発生いたしました土石流による災害では、県が管理いたします中下流部の二級河川の区間におきまして広範囲で護岸の決壊や河道の埋塞といった被害が発生しております。
 このため、河川の復旧につきましては、再度災害防止を見据え狭小な河川の断面を拡大するといった改良復旧を進めていきたいと考えております。
 計画の策定に当たりましては、生活道路である市道の復旧や、また逢初川を横断するJR新幹線、東海道本線との調整が必要となります。このため、管理者であります熱海市や鉄道事業者と綿密な調整を進めながら早期の工事着工を目指してまいります。
 また、熱海市との調整におきましては、復旧後のまちづくりを考えた計画となるよう地域の皆様の意見も取り入れられるように配慮しながら進めてまいります。
 
○竹内委員
 上流域の国による直轄砂防事業に関しては、我々自民党所属議員も国土交通省に対して、あるいは党本部に対して頻繁に、そしてうちの会派の代表を含めて強力にバックアップしていきたいと思っております。協力して情報交換を密にしてやっていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 それから中流域の復旧に関して、今言っていただいたように復旧するだけじゃなくて、復旧から復興に変えるためには、今はまだまだ熱海市は混乱していますけれども地域の意見をまめに、そして膝を突き合わせて聞いていくことが一番の近道だなと思っております。
 熱海土木事務所もお邪魔しましたけれども、大変お忙しいとは思いますがここは踏ん張りどころだと思っておりますので、ぜひともお力添えをよろしくお願いしたいと思っています。

 続きまして、熱海市で死者が出ている関係もあって、なかなか報道から外れているのが坪内委員長の出身である清水町、沼津市の黄瀬川大橋の復旧工事だと思っています。県道富士清水線の黄瀬川大橋の4基ある橋脚のうち右側の1基が沈下、傾斜して橋桁も著しく傾いていると聞いています。
 県では、今後の出水時に被災による橋桁が河川の流れを阻止するおそれがあることから現在撤去工事が進められており、完了次第仮設橋を設置して8月末の通行再開を目指していると認識しています。
 今回の黄瀬川大橋の災害では、場所柄大量の交通量が常に発生しているところで道路が寸断されたことで両岸の行き来ができなくなり、坪内委員長も沼津市のほうにはなかなか行きにくいと聞いていますが、1日も早い通行再開を望んでいます。
 そこで、黄瀬川の復旧に関する現在の進捗状況について改めてお伺いします。

○戸塚道路整備課長
 黄瀬川大橋の現在の復旧状況についてお答えします。
 現在、国の技術支援を受けながら鋭意努力しておりまして、橋桁の上のコンクリート部分の床版の撤去が終わりまして、いよいよこれから橋桁の撤去に入っていきます。
 安全面に気をつけ、工程も管理しながら目標であります早期の供用を目指して頑張っていきたいと思っております。
 
○竹内委員
 先般も、決して全国的に評判がいいとは言えない自民党の幹事長に現地視察をしていただいています。自民党本部の力も貸していただいて、県民のために1日も早い復旧ができるように願っておりますので、御尽力よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、環境と公共事業の在り方についてお尋ねしたいと思っています。
 県では、南アルプスの環境保全の推進を旗印に――この所管はくらし・環境部だと思っていますけれども――県内に生育する植物、動物の環境保全と公共事業の在り方について、所感をまずお尋ねしたいと思います。

○北堀建設政策課長
 今、様々な形で環境問題が取り沙汰されているところでございます。交通基盤部の政策方針としまして安全・安心、活力・交流、環境・景観ということで、3分野におきまして重点的な整備を進めております。
 その中で、環境分野におきましても様々な形で取り組んでおります。例えば河川におきましては、河川環境もございますし他部局――森林局とも関連しながら公共事業について整備を進めております。
 今後も、様々な環境問題がございますけれども、環境部局と連携して対応を進めていきたいと思っております。
 
○竹内委員
 環境にしっかり配慮しながら公共事業を進めていくと理解しましたけれども、県では平成26年4月1日に伊豆などで――もちろん浜松市もそうですけれども――アカウミガメを絶滅危惧種の1Aに認定しています。これは特に保護を図る必要があると判断した希少種を平成24年から順次、ホテイランとか南アルプスのオオサクラソウという植物だったりいろいろあるんですが、希少種の保護のために普及啓発を行っています。
 要は、アカウミガメは大事にしないといけないよねということで浜松市も協力していただいて、同じような保護活動をやっております。
 実は、篠原地区の遠州灘海浜公園野球場の南側も絶滅危惧種に指定したアカウミガメの産卵、ふ化の現場になっています。特に問題になっているのが、アカウミガメがふ化して子ガメが海に戻るときにまちの光、あるいは予定どおり野球場があの場所にできたときに漏れる光が希少動物であるアカウミガメの生育に大変様々な部分で影響が出てくるんじゃないかと団体も言っています。
 こういう団体の方々からいろいろお話などを聞くと、8月から10月までに子ガメはふ化して、その数は7,000匹に上ると聞いています。ただその生存率は5,000分の1で、親ガメになってもう一度浜松の海岸に戻ってくるのは1頭か2頭だとも言われています。浜松の海岸では一度の夏に100回ほど産卵が行われているとも聞いています。その期間は遠州灘海岸で5月から8月末ぐらいに親ガメが上陸してくると。これは交通基盤部も御存じだと思います。
 環境は守ると、南アルプスも守ると知事はよく言いますけれども、そういう中で希少動物であるアカウミガメの生育を守りながら、あの辺りの開発をどのようにやっていくのか、まず基本ラインを教えてください。

○伊東公園緑地課長
 遠州灘海浜公園篠原地区におけますアカウミガメ、環境対策につきましてお答えいたします。
 アカウミガメの子ガメに対する野球場の照明につきましては検討しております。特に子ガメ、先ほど3番委員がおっしゃった光の害――光害と言いますけれども大きく分けて光源から直接受ける直接光、そして光源から上空に漏れ出た光を受ける上空光がございます。
 まず、直接光につきましては、仮に遠州灘につける野球場の照明について草薙球場にあります地上高37メートルの照明を篠原地区に設置する想定で検討しました。その結果、海岸防砂林の中に高さが約15メートルの防潮堤があり、これが海岸への光を遮りますので、砂浜には直接光は届かなく子ガメへの影響は少ないと考えられます。
 しかしながら、直接上に漏れ出る上空光につきましては浜松市が平成29年度に行った調査がございます。子ガメが陸側の上空光に誘引されて海に戻ることができずに上空光の影響を受ける可能性があるといった調査結果が報告されております。
 こういったこともございますので、上空光を低減する新技術、例えばLEDで少しルーバーを付けるであったりとか、その光が上に漏れ出さないような検討をしてまいりたいと思います。
 特に自然保護課とも連携を取って取り組みたいと思います。

○竹内委員
 私がその団体の皆様方のお話を聞いた時には、LEDでは照明が跳ね返って上空にぼわんと、よく中学校や小学校のナイターで野球とかサッカーとかやっているのを遠くから見ると、上空が明るくなるあの明るさが問題だと聞いています。
 照明の電気屋さんにも行って、どういうのがいいだ悪いだと聞いてきていますけれども、ぜひ研究には研究を重ねるのと、日本の技術はどんどん進化していると思いますので、人間だけよくてカメは関係ないとは、実は世界的に見ても言えないと思っています。ややもすると、そのことを無視すると世界的に静岡県は環境破壊、生物に対する考え方の甘さ等々も指摘されると思っていますので、重々注意していただかないとこの場所に野球場は設置できないと思っておりますので、よろしくお願いします。

 それから、野球場に関して何点かお尋ねしたいと思います。
 先ほど、スパークニュースという遠州灘海浜公園の書類を頂きました。
 改めて拝見させていただくと、プラン1からプラン3まで規模に関していろいろ書いてあります。これができたのが今年の3月ですけど、メイン球場が2万2000人とか1万3000人とか書いてあります。6月の知事選で川勝知事は、プロ野球を開催できる3万人規模の球場を浜松市民にプレゼントすると発言したと聞いています。
 この中には3万人と書いてないんですけれども、その発言に対して担当課としてどのように捉えますか。

○伊東公園緑地課長
 私どもは、比較検討の3案かける2つの規模の6案については、草薙の球技場――これはプロ野球が年間数試合できるような野球場です――と沼津市にある県営の愛鷹が1万人規模ですからその2つは比較検討しています。
 ただ、3万人というものは私どもは検討しておりません。

○竹内委員
 そうすると、担当課からすると知事の発言は不用意な発言であると。部局の社長に当たるんですけれども、そこまでは検討もしていないしプレゼントするものではないと判断してよろしいですか。

○伊東公園緑地課長
 正直、不用意とか何とかではなく、あくまでも私どもが検討しているのは草薙の球場と愛鷹、県営の2つの球場です。ですからプロ野球の試合ができる規模のものと、あくまでも高校野球主体のアマチュアの2つを比較検討しています。それだけでございます。
 
○竹内委員
 では、違う見方から確認しますけれども、民間の様々な意見を聞くことは、このプラン1からプラン3の6個の中から選ぶのではなくて、それも基本ですけれども民間の意見や地域の意見を捉えながら基本計画に持っていくということでよろしいですか。

○伊東公園緑地課長
 今、3番委員がおっしゃったように、あくまでも1万3000人とか2万2000人は1つの例示でございますので、そういった組合せもありますし、それ以内の数字も当然ございます。
 
○竹内委員
 それでは改めて聞きますけれども、3万人というのはあり得ないと捉えてよろしいですか。

○伊東公園緑地課長
 なかなか、あり得ないとはここでちょっと言いにくいんですけれども、私どもは検討はしておりません。
 
○竹内委員
 分かりました。
 我々の会派でもよくよく勉強会や視察で地域の意見を聞いています。近々会派のコンセンサスが取れたら部局に提出したいと思っておりますので、併せて御検討していただきたいと思っています。

 続きまして、同じく海浜公園のことで改めて確認したいんですけれども、遠州灘海浜公園は県営公園ですか。

○伊東公園緑地課長
 県営もございますし、一部市営の分もございます。

○竹内委員
 どこからが市営で、どこからが県営でしょうか。

○伊東公園緑地課長
 現在、馬込川の周辺に遠州灘海浜公園がございます。馬込川の左岸側、北側の部分が県営です。南側の部分、風車広場等を含めたほうが浜松市営です。さらに現在、篠原地区に水泳場のトビオがございます。トビオを含めてトビオの南北について今は市営です。野球場を建設しようとしている東の部分については県営、市営は決まっておりません。
 
○竹内委員
 すみません。私の聞き方が悪かったんですが、篠原地区において県営と市営が決まっていないということは、市営公園の中に民間の活力も利用しながら県が造る野球場もある可能性があるという意味ですか。

○伊東公園緑地課長
 市営の公園の中に県営の野球場を造る可能性もございます。それも含めて今調整をしております。

○竹内委員
 そうすると、野球場は県が造るけれども、その他は全部浜松市さんがやってくださいということもあり得るということですか。再度お尋ねします。

○伊東公園緑地課長
 今、その部分を含めて浜松市と調整しております。ですから可能性がないことはありません。
 
○竹内委員
 そうすると共同事業になると思うんですけれども、そういう許可申請の場合は造成工事とか様々な工事も浜松市が負担する可能性があるという意味でしょうか。

○伊東公園緑地課長
 今、浜松市と調整しており野球場を建設する底地は浜松市が買うと決まっております。その後の造成であったり、野球場は今は県で造る方針ですけれども、その他の公園施設につきましてはまだ誰が建設するかは決まっておりません。

○竹内委員
 先ほど言ったスパークニュースによると、1案から2案まで、ボールパークだとか木と水辺に囲まれた自然スポーツ公園とかみんなが楽しめる健康スポーツ公園とかがあります。
 だとするならば、こういうものを造るときも浜松市と共同作業で造らないといけないんじゃないですか。

○伊東公園緑地課長
 平成28年につくりました基本構想を踏まえて、今その形がございます。そこに至るプロセスに当たっては浜松市とも当然調整はしております。

○竹内委員
 言葉遊びじゃないんですが、県営球場だとか県が造る野球場だとか遠州灘海浜公園云々というのは、県行政から出てくると県民あるいは当該の浜松市民は県が全部やってくれるとみんな思っていますから、どこまでが県でどこまでが市かは誤解のないようにしなければいけないと思っています。
 県が、港の再開発というか焼津港も含めていろいろやっていますけれども、県が投資する事業でその近郊のにぎわいづくりというのは、例えば篠原地区の場合はその周辺のにぎわいづくりは県がやるべきことですか、市がやるべきことですか。

○伊東公園緑地課長
 すみません。最後のところが聞き取れなかったんですけれども、もう一度お願いします。

○竹内委員
 篠原地区の公園、野球場を設置される予定地の近くに道の駅を造ったらどうだという提案を地域の方々が浜松市に持っていっています。
 私は、公共事業で莫大な税金を投入するのであれば当該浜松市――道の駅の場合は許認可は基礎自治体である浜松市ですけれども――浜松市さんが勝手にやる話ではなくて、これこそ実は県も関与して、そのにぎわいづくりに寄与しなければいけないと思っていますけれども、担当課の所感をお尋ねします。

○伊東公園緑地課長
 原則、法的には農地といった市街化調整区域は浜松市の所管になります。しかしながら、国との調整等につきましては県も十分に相談に乗りますので、調整は一緒に図りたいと思います。

○竹内委員
 先ほど7番委員からも、官民連携による様々な取組が全国で行われているという報告がありましたけれども、これは野球場があって野球場だけの話ではないはずです。公園があって野球場がある。この中にも野球場だけでは収支が合わないのは、はっきり言われているんです。
 だとするのならば、そもそも原点に返った時にそれなりの主たる事業者は県であるべきだと。お金もかかるでしょう、全体とのバランスもあるでしょう、そこのところは当該の浜松市に相談を投げかけてもいいけれども、基本的に官民連携でやるんだったら、県主催は○1だけれども、○2と○3は誰の主催でやっているんですか。

○伊東公園緑地課長
 まず、官民連携の資料の3ページにつきまして、確かに野球場だけではなくいろんな施設を調べております。
 例えば、北海道のボールパークは日本ハムファイターズがやっています。これは当然野球場だけではなくショッピングモールといった施設が収益を上げていることも確認しております。
 それと、次のサウンディング調査ですけれども、この一番上のふじのくに官民連携実践塾につきましては県主催です。その下の静岡市と浜松市は、それぞれ静岡市、浜松市――政令市が主体でやっております。
 
○竹内委員
 そうするとみんなで、自民党だけじゃなく他会派も含めてこの野球場、篠原地区の開発を進めるときに、我々の意見は県だけじゃなくて浜松市にも言わないといけないことになりますか。

○伊東公園緑地課長
 3番委員のおっしゃるとおり、県と浜松市でしっかり連携を取って進めていきたいと思います。
 
○竹内委員
 物事には主と従があると思っています。
 再度確認しますけれども、主と従はどういう関係なのか教えていただくのと、我々が提案をするときには浜松市の何課に行って提案をしなければいけなくなるんですか、お答えください。

○伊東公園緑地課長
 主と従につきましてですが、あくまでも野球場の建設につきましては県が主になると思います。しかしながら、先ほどの道の駅を含めたものにつきましては、県も市も一緒に主になるのかなと考えています。
 浜松市の窓口ですが、一応公園とスポーツになります。

○竹内委員
 浜松市の行政サイドは、伊東公園緑地課長と同じ認識を持っていますか。

○伊東公園緑地課長
 公園の整備につきまして、野球場は県が主という認識はあると思います。しかしながら、道の駅も含めた周りの施設の認識は弱いと思います。
 
○竹内委員
 道の駅は除いておいて、最初のこの構想自体の野球場以外の公園内は、浜松市がやるかもしれない等々という認識を浜松市は持っているのかという質問です。

○伊東公園緑地課長
 今、浜松市とは大体月に1度そういった会議をやっております。その中で施設の権原というか、誰が所有するか、実際に工事は誰がやるか、どういう順番でやるか、今そういうことを浜松市と詰めております。ですから十分認識はあると理解しています。
 
○竹内委員
 これで最後にしますけれども、我々浜松市選出の自民党の中には、そういうのを県がおっしゃられているのは聞いていますけれども、それを了としている政令市浜松の意見は聞いていません。
 どういうものができるのか、どのぐらいの事業費がかかるのかによっていろいろ変わってくるかもしれませんけれども、野球場を造ってやる、プレゼントしてやるという上から目線が誤解を生んで、決していいことではないと思っています。
 民間の活力も含めてやるのならば、それぞれの県と市のポジショニングと役割について意見交換を密にしないと、公園緑地課がよかれと思ってやったことが浜松市に突っ返されたり、また同じことをやらなければいけないと思っていますので、十分注意をしていただきたいと思っています。
 再度申し上げますけれども、近々うちの会派から正式に文書を出させていただきますので、しっかり酌んでいただきたいと思っています。
 改めて、3万人規模の球場は公園緑地課としては考えていないことを確認させていただきました。ありがとうございました。

○坪内委員長
 ここで、換気のためしばらく休憩とします。
再開は14時35分とします。

( 休 憩 )

○坪内委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言をお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp