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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年6月定例会企画空港委員会
議案説明及び所管事項の報告 【 当局側説明 】 発言日: 06/27/2007 会派名:


○岩ア空港部長
 空港部長の岩アでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
空港部関係の提出案件及び報告事項につきまして、議案、それから議案説明書、それからお手元に提出いたしました企画空港委員会説明資料により御説明いたします。
 委員会説明資料の表紙をごらんください。
 今回、提出いたしました案件は、別号議案3件と報告1件であります。
 それでは、委員会説明資料の1ページをお開きください。それから議案の25ページ、議案説明書の13ページもあわせてお開きください。
 初めに、第119号議案、土木工事の請負契約についてであります。
 これは、静岡空港整備事業本体用地造成工事の第3工区46万9000平方メートルにつきまして、大成・りんかい日産・木内特定建設工事共同企業体と15億7500万円で請負契約を締結するものであります。
 なお、本請負契約の落札人の中には、去る6月20日に公正取引委員会から独占禁止法違反に認定され、再発防止を求める排除措置命令を受けた業者が含まれておりますが、入札手続が適正に実施され、既に仮契約が締結されておりますことから、県といたしましては契約手続を進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
 次に、120号議案、土木工事の請負契約についてであります。
 議案の27ページ、それから議案説明書の14ページをお開きください。
 これは、静岡空港整備事業滑走路・誘導路舗装工事35万4313平方メートルにつきまして、日本道路・花菱建設特定建設工事共同企業体と18億7950万円で請負契約を締結するものであります。
 お手数ですが、委員会の説明資料の2ページ、3ページをごらんください。
 本体用地造成工事及び滑走路・誘導路舗装工事の概略図を載せておりますので、御確認ください。
 本体用地造成工事につきましては、青色でお示しいたしました箇所の切土を、赤色でお示ししました箇所に盛土するものでございます。
 また、滑走路・誘導路舗装工事につきましては、紫色にお示しした箇所で、路盤、表基層の舗装を実施しまして、赤色にお示ししました箇所で表基層の舗装を実施するものであります。
 次に、第122号議案、県有財産の取得についてであります。
 議案の31ページ、それから議案説明書は16ページをお開きください。
 これは、空港用化学消防車3台を5億7540万円で取得するものであります。
 委員会の説明資料の4ページをごらんください。
 空港用化学消防車につきまして、一般の消防自動車との性能を比較したものでございます。
 以上が、議案関係であります。
 次に、報告事項であります。
 委員会説明資料6ページとあわせて、議案の58ページ、それから議案説明書の21ページをお開きください。
 報告第10号の繰越明許費繰越計算書の報告についてであります。
 本年2月議会でお諮りした繰越明許費が確定しましたので、報告するものであります。
 議案58ページの2行目をごらんください。
 第3款企画費、第2項空港費、空港建設費の翌年度繰越額は45億4644万5000円であります。
 これは、議案説明書21ページに記載してございますとおり、空港本体整備事業費など6事業において、用地補償交渉や計画、設計に関する諸条件の調整に日時を要したことにより繰り越したものであります。
 以上が、議案及び報告事項であります。
 引き続きまして、空港部の所管事項と主要事業の状況について御報告いたします。
 委員会説明資料の7ページをお開きください。空港部の組織及び所管事項について御説明いたします。
 空港部は、本庁5室と出先機関の静岡空港建設事務所で構成し、空港整備の着実な推進、地元、関係機関との調整、航空路線の誘致などを所管しており、本庁出先機関を合わせた空港部職員数は、本年6月1日現在で100人となっております。それぞれの室の主な所管事項については、記載のとおりでございます。
 説明資料の8ページをお開きください。
平成19年度空港部当初予算の概要であります。
 上の表の1、空港部の歳出予算でありますが、空港費計では131億3210万円余で、対前年度比8億6673万円余、7.1%の増となっております。
 下の表の2、空港部の主要事業をごらんください。
 平成19年度予算におきましては、より多くの路線、便数を確保するため、エアポートセールスを積極的に展開するとともに、富士山静岡空港就航促進協議会とも連携して官民一体となった就航促進活動に取り組むこととしております。
 また、利便性の高い魅力ある空港を実現するため、コンパクトで機能性にすぐれた旅客ターミナルビルの整備に必要な資金を富士山静岡空港株式会社の要請により確保するとともに、効率的で円滑な運航の管理運営体制の整備に努めてまいります。
 さらに、空港本体部の用地造成や滑走路、照明施設等の整備、環境対策、空港アクセス道路の整備等を推進し、平成21年3月の開港に向け着実に事業を進めてまいります。
 9ページをごらんください。
富士山静岡空港の整備推進であります。
 2の用地取得状況につきましては、去る3月26日までに、空港事業用地として必要なすべての用地の権利を取得したところであります。
 3の本体造成工事の進捗状況につきましては、18年度末には土工量で2140万立方メートル、約82%の進捗率となっており、19年度当初予算をいただき、今回お願いしております議案第119号の本体用地造成工事を実施することにより、全体2600万立方メートルの造成工事が年度内に完了する見通しであります。
 10ページをお開きください。
 富士山静岡空港の整備に係る全体事業費についであります。
 富士山静岡空港の整備に当たりましては、計画的に事業を推進しているところでありますが、18年度までの執行額と19年度当初予算を合わせた事業費は1761億円であり、累計の執行率は約93%となります。
 なお、全体事業費の内訳として公表しております8区分ごとの事業費においては、開港時期の延期等により公表額と執行見込み額とに増減があるものの、効率的な執行により残事業費に土地収用関連経費を加えても1900億円の範囲内でおさまるものと見込んでおります。
 11ページをごらんください。
 空港本体造成工事の進捗状況及びターミナル地区イメージ図を載せておりますので、工事の現況等を御確認いただければと思います。
 ターミナル地区のイメージ図については、東側であります吉田町側から消防庁舎、電源局舎、庁舎・管制塔の順に配置を計画しており、庁舎・管制塔は国直轄で整備を進めているところでございます。
 12ページをお開きください。
 富士山静岡空港の整備スケジュールでありますが、平成21年3月開港に向け、お示ししておりますスケジュールで着実な整備を図ってまいります。
 13ページをお開きください。
 富士山静岡空港のエアポートセールスの推進であります。
 本年度は、路線就航の決定に向けて大変重要な時期に当たりますことから、これまでに就航意欲や高い関心をいただいている航空会社を中心に、効果的なエアポートセールスを展開してまいります。
 韓国につきましては、今月末の県ソウル事務所の開所式や来年1月の開所レセプションの機会を活用して、既に就航意欲を表明している2大航空会社に対してトップセールスを行うことにより、開港時からの国際定期便の就航を目指し取り組んでまいります。
 台湾につきましては、知事あてにチャーター便運航についての親書をいただくなど、就航への高い関心を示しているエバー航空のほか、中華航空や関係機関などに対して、4月18日から20日の日程により知事を先頭とするトップセールスを行い、開港時からの就航を働きかけてまいります。
 また、中国につきましては、10月の浙江省との友好提携25周年記念事業の機会を活用して、富士山静岡空港促進協議会との協働によりチャーター便を運航し、これまでにない規摸の県民交流団を派遣するなど本県のポテンシャルを示しながら、航空会社の就航につながるようエアポートセールスに努めてまいります。
 国内線につきましては、現在、開港時からの乗り入れを表明している日本航空と具体的な協議を鋭意進めております。
 また、各分野での交流拡大による需要開拓を図るため、去る5月31日から6月3日にわたり、就航要請先である北海道へ、庁内関係部局と連携して観光・産業交流団を派遣し富士山静岡空港をPRしてまいりました。
 今後も福岡、鹿児島、沖縄へ交流団を派遣し、需要開拓を図りより多くの路線便数の確保に努めてまいります。
 次に、15ページをごらんください。
 富士山静岡空港の利用促進であります。
 路線、便数の確保には、エアポートセールスとあわせまして県民一丸となった需要拡大への取り組みが重要であることから、富士山静岡空港の就航促進協議会と協働して航空需要の拡大に努めてまいります。
 具体的な取り組みとして、1の定期便就航促進事業、(2)アウトバウンドの促進として、航空会社や各国観光関係機関等と連携した需要拡大セミナーを開催して、就航先への旅行商品開発を進めてまいります。
 去る5月16日には、台湾への新たな旅行商品開発を目的としたセミナーを開催したところでありますが、今後も、韓国、中国や国内遠隔地への需要拡大を目指して同様のセミナーを開催してまいります。
 また、(3)インバウンドの促進では、本県への観光客の増加を目指して、富士山静岡空港を活用した新しい旅行商品を造成するため、就航要請先の旅行エージェントやマスコミを招聘するファムトリップを実施するほか、平成20年3月に、県産業部が開催をする仮称富士山静岡空港販売促進会議と連携して誘客の促進を図ってまいります。
 16ページをお開きください。
 2の教育旅行促進事業は、県内の高等学校や専門学校が実施する修学旅行や研修旅行について、富士山静岡空港の利用を推進するため、本年度は、新しい教育旅行のモデルプログラムの開発や各学校の旅行日程を調整する仕組みの検討などを行ってまいります。
 3の広報事業のうち、コンクールの実施につきましては、今後の航空機利用者として期待される小中学生や高校生を対象とした作文コンクールや学校新聞特集コンクールを開催し、富士山静岡空港に対する理解を深め、空港の利活用について関心を高めていただくものであります。
 また、富士山静岡空港就航促進協議会には、200を超える団体に参加いただいておりますことから、各団体の広報紙や機関誌へ積極的に空港の広告などを掲載していただくことにより、空港の利活用の促進を全県的に働きかけてまいりたいと考えております。
以上で、私からの説明は終わりますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。

○須藤委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、質疑等に入ります。
所管事務調査もあわせて行います。
 では、発言願います。

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