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委員会会議録
質問文書
令和３年２月定例会建設委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 山本 隆久 議員 |
| 質疑・質問日： | 02/18/2021 |
| 会派名： | 無所属 |
○山本委員
一問一答方式にて質問させていただきます。
まず、建設委員会説明資料９ページの２(2)社会資本整備総合交付金事業に道路ネットワークの強化として16か所、21億6405万円が計上されております。
概要に書かれている経済構造の転換、好循環の実現は、道路インフラを整備すれば運送や観光、通勤も含めて好循環を生むのはよく分かるんですが、ポストコロナに向けたというところがどうも私の理解不足なのでしょうか、具体的にどういった効果があるのかをお聞かせください。
○羽田道路企画課長
ポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の実現についてお答えします。
昨年12月に、国土交通省から第３次補正予算案の概要が出されており、基本的な考え方となりますが国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策があります。その施策に２本の柱があり、１つがポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の実現となります。こちらはさらに３本の柱があり、その中の１つとして経済構造の転換、イノベーション等による生産性向上があり、サプライチェーンの強靱化や物流の生産性の向上に資する道路ネットワークの整備推進がありますので、道路整備について補正予算の計上をさせていただいたところです。
○山本委員
御答弁ありがとうございます。
端的に言うと、サプライチェーンの再構築をすることがコロナ対策であるという考え方でよろしいですか。
○羽田道路企画課長
６番委員の御指摘のとおり、サプライチェーンの強靱化等に資するような道路ネットワークの整備等となります。空港、港湾など広域交通の拠点とのアクセス性向上に向け道路整備を推進してまいります。
○山本委員
ありがとうございます。
そうすると、県内でのサプライチェーンというか取引が増える期待もございますのでしっかり進めていただきたいと思います。
続きまして、説明資料11ページの海岸関係国庫補助金事業について、この浜松五島海岸は私の地元でございますので、まず詳細な事業内容と工期等をお聞かせください。
○吉澤河川海岸整備課長
浜松五島海岸は、本年度から国庫補助事業により突堤の整備と養浜による海岸浸食対策に取り組んでいるところです。今回の補正予算１億8900万円により、突堤については海岸汀線から陸側までの完成をこの予算で計上しております。工期的に突堤は今年度予算で一部完成しますが、引き続き養浜事業を進め、現時点では令和６年までとして事業を進めていく予定です。
○山本委員
ありがとうございます。
令和６年まで続けるということで、完成を楽しみにしたいと思います。
最後の質問でございます。
説明資料15ページの一般公共事業のうち街路・鉄道高架について、２事業内容(1)、(2)に加速化対策と総合経済対策の２つの施策名が入っておりますが、一言で言うとどんな違いなんでしょうか。
○飯田街路整備課長
街路事業の補正予算の違いについて御説明します。
加速化対策については、国土強靱化に資する５か年の加速化対策として道路ネットワークの機能強化や市街地の緊急輸送路等における無電柱化の推進がメニューとなっております。
もう１つの総合経済対策は、先ほどポストコロナという話がありましたが、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策としてポストコロナに向けたサプライチェーンの強靱化及び物流の生産性向上に資する道路ネットワークを整備するものとなります。
○山本委員
ありがとうございました。
そうすると、リンクした事業になると思いますのでしっかり進めていただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。
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