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委員会会議録

質問文書

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平成21年9月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:10/06/2009
会派名:自由民主党県議団


○遠藤委員
 大分煮詰まってきたようでありますが、私は、きのうまで長崎県での全国育樹祭に行ってまいりました。大変天候のいいときだったわけでありますが、そこで静岡空港から福岡空港、福岡空港から長崎へ行って対馬へ行ったんです。そして帰りは対馬から福岡へ行って、静岡空港へ帰ってまいりました。そのとき率直に感じたことでありますが、1900億円もかけた静岡空港と、3万人ちょっとしかいない対馬と余り変わってないんです。
 これはこれとしまして私自身の感じたことですが、そういう中で7時30分に静岡空港に着陸しました。雨が降っておりましたので、きょうは着陸できるのかな、どうかなと非常に不安だったのですが、無事ちゃんとした形で着陸することができまして安堵しました。
 そのときに横目で見てたところが、今回の余分に木を切ってしまったところの問題であるわけであります。
 私は坊さんじゃありませんが、仏の顔も三度までという言葉があるということは、皆さん方御承知だと思うんですが、まさに今回3度目なんですよね。そして私は特に22年前から、ずっとこの問題に携わってまいりました。何でこんなところで、こんな大きなミスを犯さなければならないのか、こういうことに対しまして大変怒りを思うと同時に、皆さんの苦労というものも十分知っているつもりであります。
 そういう中におきまして、今回の問題につきましては皆さんからお話がございましたとおり、今までの経過等々の中にあって、そして反省が十分されてなかった。監査委員に指摘されても、それは何かこう頭の上を通過していったような音のような形であったように、私は感じます。
 そういうことで、今回こういう形になってきた、いろんな問題がありますが、私は今までいろいろ起きてきたものに対するけじめがついてなかった。平たく言えば、責任問題がちゃんとしてなかったということが、大きな問題ではなかろうかと思います。
 県議会につきましても、我々議員は1万何千人からの支援を受けて、この県議会に来ているわけであります。そういう中において、公然として、うそとは言いませんが、余り本音で物を言ってないことがたくさんあった。今回もそのとおりであります。
 私はそういう中におきまして、本来担当者がいて部長がいて、副知事がいて知事がいる形で、いろんな形で上がってきたと思うんです。今回の問題につきましても、いみじくも副知事の問題も出たわけでありますが、この問題につきまして、具体的に部長から話されたか、担当者から話されたかわかりませんが、副知事はどのような判断をし、どのようなお話をされているのか。そしてそれをどのように知事に伝えたのか、もう一度詳しく説明をいただきたいと思います。とりあえず、この1点だけ。

○岩ア空港部長
 8月16日に問題があるという事実を私自身は認識いたしました。8月17日にその概要を所長から直接聞いたところでございます。
 知事につきましては、先ほどから申し上げましたように、17日にターミナルビルで藤田所長が、直接知事に御説明申し上げております。
 そのあとの副知事への復命につきましては、事実を正確に記憶しておりませんけれども、図面を持って御説明に参上し、対応方について御相談を申し上げております。ただ日時が全く今、申しわけございません。確認できておりません。

○遠藤委員
 そういういろいろな問題が起きたときに、それぞれの立場の中でしっかりやっていく。相手がいなかったとか、雨が降ったとかなんていうのは私は関係ないと思うんですよ。やる気があるかないかであると思います。そういうことを考えたときに、部長がもう少し意識改革をしなければだめだというお話を先ほどされました。
 今回時間もありませんので、私は簡潔に申し上げますが、この空港部の組織問題等々が出て、解体をすべきだ、解体をすべきではないというように、いろいろな話が出ているわけでありますが、私はまず責任問題をしっかりする。先ほど汚れた水は外に流すということでお話がありましたが、それもそのとおりでありますが、やっぱり流していくためにはきれいにした水で流すべきだと私は考えます。
 そういうことも含めて、この辺はきちっとして、責任所在をちゃんとした上で、解体をするんだったら解体をしていくということのほうが、私はいいと思っております。これはいろんな立場の中で考えられることでありますが、私たちも採決の問題もありますので、私自身の個人的な立場で物を言わせていただくという形をとりますが、そういうことも1つの問題。これをいろんな形でやってしまうと、もう所長がかわってしまったからとか、部長がかわってしまったから言えないとかという形が必ず出るんですよ。
 そういうことも含めて、その辺は白黒をはっきりした上で物事をやるべきだと、私自身はそう感じています。そういうことも含めて、これは答弁要りませんが、いろんな面で22年という長い歳月で、先輩たちが汗水、それこそ涙と血を流してやってきた問題につきまして、完成をし、そして後世に渡していくものに対して、少しつまずきが多過ぎたような感じもいたします。
 そういうことも含めて、しっかりと考えていただきたいと思います。以上、要望であります。

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静岡県議会事務局議事課

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