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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:07/05/2011
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 おはようございます。
 それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、まず初めに、事業概要のほうの37ページになります。
 最初にちょっと簡単な聞き方からさせていただきますけれども、大学と連携したまちづくり構想策定事業費500万円ということで上がってます。
 少しそこに書いてありますけれども、このグランドデザインを策定していく内容について、もう少し細かく教えてください。業者に委託をしてやるのか、庁内でやられているのか、策定段階からこの地域に該当している静岡市や地域住民とのかかわり等について教えてください。それが1つ目です。

 それから、2つ目は、総合計画についてです。
 説明資料のほうの14ページで、進捗評価ということで書かれてありますが、評価の具体的な方法、手法について、まず御説明をいただきたいと思います。

 それから、その隣の15ページの地域政策会議の開催状況です。
 5つの地域が選定をされておりますけれども、ここに網羅されていないところの地域との政策会議、あるいは政策検討について、市町との連携は今後どうしていくのか。あるいはビジョンはどう掲げていくのか、というのが1つ。
 それから、先ほどは県から基本計画等の、あるいは構想の説明をして、地域からは課題の説明で情報提供を受けたとおっしゃってましたが、今後の政策会議で取り上げていく会議の内容、スケジュール等も教えてください。
 以上、とりあえず教えてください。

○山口企画課長
 まず、大学と連携したまちづくり構想のグランドデザインの策定についてですが、昨年度、大学生の方々等の意見を聞きまして、この東静岡駅周辺のグランドデザインにつきまして、ある程度の方向性をつくったところでございます。
 今年度は、そのグランドデザインの方向っていうか、概略につきまして、まだ大学の方々の意見、大学生の方々の意見を主に聞いた内容になってございますので、さらに自治体の方々、静岡市の方々とか、関係する部局の方々の意見をもう一度、この昨年度つくりましたグランドデザインの素案につきまして意見を聞いて、さらに検討しまして、このグランドデザインをより確かなものにしていく予定でございます。
 特に、今回は東静岡から、この日本平のほうまでの一帯についての姿、どのような形なのかといった姿も含めまして、またそこの学生が集い、にぎわう場所としての拠点となるような施設、その内容についても検討していきたいと考えておるところでございます。

 次に、2つ目の総合計画の評価の仕方についてでございます。
 まず、総合計画のほうですが、総合計画は9つの大きな施策と、またその施策を形成してる38の中ぐらいの施策、またさらにはこの基本となる120の施策と、そういった形で施策の1つのロジックモデルになってございます。そしてまた、この120の施策を構成している中に、188の数値目標がございまして、さらに主要な取り組みとしまして、210の工程表が用意してございます。
 それらにつきまして、120の施策を中心に、この数値目標、工程表、それらも含めまして、各部局において、自己評価を行っていただきます。これら自己評価を踏まえまして、外部からの評価というのも非常に大事でございますので、次はこれを、先ほど言いました38の中ぐらいの施策に取りまとめたものにつきまして、それぞれの外部評価を行っていただきます。こちらの評価をそれぞれまとめまして、これを最終的には、総合計画の審議会にかけまして、総合計画についての意見等も聞いていくというような予定でございます。具体的な方向については、このような形です。
 総合計画の意見を聞く場としましては、10月の下旬あたりを予定してますので、それら評価の結果によってある程度、総合計画の進捗の状況等も踏まえて、見直し等がございましたら、それらにつきましては、翌年度の予算に十分反映していくというような時間的なゆとりもとったところでございます。

 次に、地域政策会議についてですが、1つ網羅されてない市町ということが出てきましたが、この5地域で35市町すべて含まれておりますので、静岡県下の全市町におきまして、県の総合計画について、広域も含めたそれぞれの地区において、また総合計画の仕組み等も含めまして、それぞれ情報交換をしたところでございます。
 今後の政策会議の予定としましては、11月の下旬から行う予定でおります。今回は、第1回の地域政策会議で話題にのぼりました総合計画についての市町と県との役割、またその役割を踏まえてどのように進めていくかということで、幾つか課題が残った部分もございますので、そちらについての具体的な取り組みについて打ち合わせをしていく予定でございます。以上です。

○伊藤企画調整局長
 1番の大学と連携したまちづくりにつきまして、若干補足しますと、策定手法について委託をするのかどうかというようなことがあったかと思いますけれども、全体をコンサルタント等に委託するという手法はとっておりません。
 本年度につきましては、全庁的なワーキンググループ組織による検討。それから手法の関係で申しますと、県と市の東静岡駅周辺地区賑わい創出検討会議、そうした場面での検討。それから、もう1つ核組織として大学コンソーシアムの設立を検討しておりまして、その準備組織であります大学コンソーシアム設立検討会議における検討、こうした場面を使いながら検討を進めていく予定でございます。
 外部に委託するかという点に関して申しますと、例えば、東静岡地区の県有地の土地利用という視点で、建設物の外観図を描いてもらうとか、そういった場面で役務的に外部にお願いすることはあるのかなと考えております。以上です。

○相坂委員
 ありがとうございます。
 それで、ちょっと幾つかのテーマを一気に聞いてしまったのであれでしたが、まず大学コンソーシアムのほうからお聞きさせていただきますけれども、去年、学生さんたちから意見を募ってということで、ことし市町におろしていくよっていうことだったんですけれども、これはちょっと私の気持ちもかなり入ってしまう発言になりますけれども、これまでも市町への情報提供がない中で、知事がぽんと発言をされるケースが非常に多いなという印象を私は持っています。
 これまで、特に静岡市との問題は、東静岡のアリーナの問題があったり、あるいはせんだっての草薙総合運動場の野球場の室内練習場等の設置についての話があったり、基本的にはもう少し関係者、関係市町等への連絡調整をした上で、基本的なコンセンサスが得られた上で、外部にコメントをしてくっていうようなことが必要ではないかなという感想を、今までちょくちょく持っていました。
 今度の大学コンソーシアム、あるいは、大学と連携したまちづくりは、特に広範囲にわたりますし、特に静岡市の場合には、地域の道路の問題、例えば、歩道を広げたりだとか、どこの地域に広く街灯をつけたりだとか、あるいは、商店街の色合いを変えたりだとかということは、基本的に市町のグランドデザインになります。県のほうがこれだけ広域なエリアで、こういうまちをつくって、学生たちを集めてまちににぎわいをつくるといっても、それは具体的にまちのどこになるのか。そうしたことを非常にきめ細かく気持ちをそろえて、その上で市町、あるいは地域住民と意見調整をしながらやっていかなければいけないんじゃないか。大学生だけ集めて――昨年の段階です――大学生だけ集めてどんな大学が欲しいですかということではなく、もう少し広範囲で、さまざまな方の意見も踏まえたまちづくりを進めていく必要を、私はこの大学のことについては非常に感じてきました。大学の話が出てからもう2年ぐらいになるんじゃないかと思いますけど、その間市町にいたころは、市町への情報提供は全くなされてなかったように感じています。ですから、ことしになって市町とこうした会議をもっていきますと、準備会議を立ち上げますよということだったんですが、その構成メンバー、それからスケジュール等も明らかにしていただいて、今年度、このグランドデザインをどこまでつくり上げていくのか。だれとどこまでつくり上げていくのかを教えてください。大学コンソーシアムのほうは、その1点にします。

 それから、総合計画のほうですが、先ほど来年度の予算に反映をするということでしたけれども、大枠の中で、恐らく毎年そんなに税収が一気にふえてということではないわけですから、今、どこの自治体も遊びの予算っていうか、流動的に使える予算をそんなに抱えているとは思えないんですけれども、恐らくただ総合計画の中間指標、中間評価をする中で、これは急いだほうが効果が高いけど、これはまだこっちよりも優先順位が低いだろうと。その優先順位の決め方とか、その辺の予算に反映しますよという一言は、非常にわかりやすく感じますが、具体的にそれは可能なのかどうか。少しその辺の手法に踏み込んで御説明をいただきたいと思います。

 それから、地域政策会議のほうは、中部地域も入ってましたので、政令市はなかなか見えにくいな、なんて思ってましたけれども、済みませんでした。こちらの発言が不適切だったと思います。
 地域政策会議のほうは、よくわかりましたが、先ほどの大学のほうと同じような視点になりますけれども、ぜひ公の会議という場だけではなくて、担当者レベルあるいはテーマ別、あるいは地域別の意見交換の場なんかも、もう少し回数も多く実施してほしいと思います。資料を拝見すると、県民に対しての広報は非常にきめ細かくやっているようなかなりいろんな場面で県政の広報あるいは広聴をやっているのに、対市町の自治体レベルっていうと非常に薄いイメージを感じるものですから、そこは要望しておきたいと思います。
 今朝の新聞ではありませんが、ぜひ周囲の意見、あるいは自治体の意見等も聞く体制をつくっていただきたいと思います。
 質問は2点で、その御答弁をいただいてから、またほかのテーマについて御質問させていただきます。

○山口企画課長
 最初に、県と市との東静岡周辺のにぎわいの創出に関してのグランドデザインの策定についての、まずメンバーですが、行政のほうのメンバーとしましては、県のほうからは企画課、あとは交通基盤部の都市計画課、また市のほうからは、経営管理局の経営企画課、あと経済局からは、商業労政課、都市局からは都市計画課、交通政策課、東静岡駅周辺整備課、建設局からは、道路計画課、道路保全課と非常に多くのメンバーに参加していただきまして、今後検討を続けていくわけでございますが、これは先ほど委員からも御指摘がありましたように、都市計画をするのは静岡市でございますので、そういったことについて市の関係する方々からの意見は十分に聞きまして、それでなおかつ県としましても、この東静岡周辺についてのグランドデザイン、グランシップを初めとする県有地等を持ってますので、そういった意見も十分反映できるような形で、東静岡周辺地区のにぎわいの創出ということで検討を進めていく予定でございます。
 計画の日程についてですが、そちらのほうは逐次行っていく予定でございます。今、特に定期的にというのは、まだ予定はしてございません。
 また、特にこの中から、先ほど言いました拠点についての関係でございますが、この拠点につきましても、先ほど言いましたメンバーの中から、それに関係する部局等を集めまして、昨年度行いました大学生の方々の意見を中心としましたグランドデザインの素案についての計画をもとに、特に、市との連携というのは非常に大事であるということで認識しておりまして、既に、担当レベルでは今年度に入りまして、もう3回ほど打ち合わせ等はやらせていただいております。

 次に、総合計画でございますが、この評価結果をどのような形で予算に反映するかということでございますが、現在、この評価結果を踏まえまして、戦略展開というような施策に取り組んでおります。こちらはどういうものかといいますと、まず戦略展開のほうは、知事のほうから今年度の総合計画とか、大きな重点施策を進めるために、1つ方針を出していただきます。その方針としましては、今年度は進められる予算は、前倒しで進めていくことというようなことで考えてございまして、その中で、特に取り組む項目としまして、総合計画に掲げてあります6つの重点項目と、さらに今年度は、東日本大震災等も起きましたので、それを踏まえての社会情勢の変化に対応した喫緊の課題についても対応すると、先ほど部長のほうからの御答弁のありました、そういった7つをテーマに絞り込んでおります。ですので、この評価をいたします中で、この重点項目に特に貢献できるようなもの。そういったものにつきましては、翌年の予算の重点取り組みとして反映すると。そういう仕組みで考えております。以上です。

○相坂委員
 ありがとうございます。
 済みません、ちょっとわかりにくかったんですが、大学のまちづくりのほうは、担当レベルでもやっているよということだったのであれですが、少しこれは要望になりますけれども、定期的な会合にまで至ってないというのは、まだ今策定をされてる最中で、多分仕分けをしているんだろうと思いますけれども、ぜひ、グランドデザインができていく中で、具体的にその地域の中に絵を落とし込んでいくところまでのグランドデザインが、もしでき上がるのであれば、その市町に協力をしてもらう。ここの道路はこうしなさい。こうしてほしい。ここはにぎわい空間なんで、こういうものを誘致してほしいとか。そういう恐らく勉強しなきゃいけないところはたくさん出てくると思うんです。ですから、その支援の申し入れをし協力を要請していくところについては、しっかりと整理をして、なおかつ予算的な部分も裏づけをしっかりと示していく中で、対応してやってほしいなというふうに思っています。これは要望です。

 それから、総合計画ですが、少し私の聞き方が悪かったのかもしれませんが、総合計画の中間評価をして、重要な政策が浮き彫りになってくるというのはよくわかるんです。それで、東日本のこの震災もあったし、それで重点でこれを先にやろうとか、それを前倒ししようと言うものの、財源の裏づけというんですか。財政的にはどこかを我慢させて、こっちをやるのか。あるいは、何かの基金があるからとりあえずそれを切り崩して前倒しをやるのか。評価をしますっていう書き方はわかるんですけれども、いろんな都市の行政評価を見ていると、最初のスタートの時点では、どこもこういう書き方をしていると思うんですが、評価結果が反映されてる予算って、ほとんどないんじゃないですか。毎年どこの部局見ても、毎年前年度並みの予算がついていくわけでしょう。ですから、本当に、これを重点的にやるんだっていうことは、多分いっぱい浮き彫りになると思うんです。津波対策もあるし、東日本のこともあるし、知事がこれだけ新エネルギーだ何だっておっしゃってるのを見ると、この1カ月半見るだけでも、重点的なものってかなり浮き彫りになるだろうと思ってるんです。この中間評価を入れると、その予算配分というのは本当にできるのかということを、もう少しここは教えてください。

 それから、ほかの質問へ移らせていただきますが、東京事務所と大阪事務所、それぞれ大使館、領事館という名前になっているようですが、業務内容というか、所管内容を見させていただくと、企業の誘致や東京、関西の情報をこっちへっていうことだったんですけれども、例えば、グランシップのような箱物というのは、今、いろんなところでも全国からコンベンションを誘致したり、あるいは東京や大阪の流行とか趨勢を聞きながら、あるいは見ながら戦略を打って、こういう仕掛けをして人を誘致しましょう、企業を誘致しましょうっていう取り組みをやっていると思うんです。
 その東京事務所の、特に今回は企画の部門ですから、コンベンションの誘致についてどのぐらいの成果が今、出ているのか教えてください。

 それから、もう1点、これ最後の項目になりますけれども、アメリカに行くっていうのがありました。トップセールスをしに行くという話、これ一緒に行くメンバーを教えてください。
 お茶のデモンストレーションをやるっていうことですから、せっかくやるのでデモンストレーションだけじゃなくて、行く先に日本料理屋がどのぐらいあるか調べて、そこにお茶を売り込んでくるとか。そういうようなこともぜひやったらどうかなと思ってるんですけど、どんなことをやるのか教えてください。

○佐野委員長
 6番委員に申し上げます。
 質問の項目は、初回にすべての項目を言っていただいて、そのあと答弁をいただいてから、また関連する質問等をするようにお願いいたします。

○伊藤企画調整局長
 総合計画の評価に関連して、施策の重点化と、財源的な裏打ちということでございます。
 評価等々の手法については、企画課長が説明したとおりでございまして、こうして評価した結果等について、どういう部分を来年度重点化するかということについて、その重点化の決定というのを県でいうと経営政略会議という場面がございまして――会社でいうと取締役会議に相当するようなところでございますけども――そこの中で、重点化の方向を決定すると。そこの重点化するものの方向性を決定したあとについては、通常は毎年度10月ぐらいに、来年度の当初予算編成方針というのが出てきましたけれども、そこの重点化する項目として決めた項目については、その他の事業については対前年度で、例えば10%カットしてくれとかというような形での要求基準になりますけれども、そういったものについては、所要額を要求するというようなことができるような形になります。そうした形の中で、そのあと、予算編成の中で全体調整をされてくという部分も、当然考えます。
 それから、もう1つ、本年度“ふじのくに”づくり推進基金というのを250億円新たに設置いたしました。これは、総合計画の基本計画に基づく重点的な事業で、主に先駆的に取り組むような事業を中心に充当していくような形をとっておりまして、なかなか新しい事業であるとか思い切った事業というのは、前年との比較でベースになるものがないんで、予算がつきづらいものがございますけれども、新たな基金も設置し、それを財源譲渡することによりまして、ふじのくにづくりに資するようなインセンティブにあたるような基金もございますので、こういったものも活用しながら、全体として総合計画の施策の評価と重点化ということを進めていく根拠としていきたいと考えております。

○安井総務課長
 東京事務所のコンベンションの誘致のうち、実績のお尋ねですけども、4月に経営管理部から企画広報部にまいりまして、いろいろ引き継ぎ資料等はいただいて情報提供を受けておりますけども、今言われたデータについては、ちょっと今のところ手元にないものですから、ちょっとお時間をいただいて調査させていただきたいと思います。後ほど答弁したいと思います。

○後藤地域外交課長
 アメリカ訪問の際に、お茶のセミナーを行うということについて、説明いたします。
 ここに、説明資料の12ページでございますが、訪問団としましては、知事、副議長ほか11名ということになっておりますが、この知事団とは別に、お茶と観光のPRのために、茶業農産課長をトップとする11名の派遣団を別途予定してございます。
 それで、お茶のセミナーにつきましては、ニューヨーク市にあります日本クラブで、静岡茶の楽しみ方の提案というような、日本茶を楽しむためのデモンストレーションと演習というようなことで、日本茶道塾の吉野さんという方に講師をお願いしまして、ニューヨーク市内だとか、それからその周辺のティーハウス、それからお茶の販売店の経営者やお茶の愛好者100人程度を対象にして、このセミナーを開催いたします。
 このほか、12ページの下のほうに、黒船祭会場においてお茶・観光・富士山の世界遺産登録をPRというふうになっておりますけれども、これにつきましても、黒船祭の会場にテントを設けまして、静岡茶のサービスとPRということで、冷茶の提茶サービスでありますとか。先ほどの日本クラブで行ったのと同じような形で、新しいお茶の楽しみ方のデモンストレーションということを予定しております。以上です。

○伊藤企画調整局長
 済みません。私の発言の中で、ふじのくにづくり推進基金について、250億円と申しましたけれども、100億円の誤りでございまして、本年度の充当予定額が25億円でございます。以上です。

○相坂委員
 ありがとうございました。
 総合計画の予算の件は、250億円が100億円ということでしたけど、それは別に規模が大きいか小さいかっていうのは、そのときそのときの必要に応じて多いと感じる場面もあれば、少ないということもあるでしょうから、基金ですから、使ったらまた継ぎ増しができて、基金が維持されていくということになるんだろうと思いますので。
 でも、そうした財政的に使える物があるんだとしたら、ぜひ生かしていただいて、総合計画が目標年次にしているものよりも、少し肉づけをしながらできるのがいいのかなというふうに感じますので、またそこは私たちも皆さんの御説明を聞きながら、かかわっていきたいなと思っています。

 東京事務所のほうは、データがないということでしたので、また改めて教えていただきたいとは思いますけれども、私これ、グランシップのことをどうかっていうのは別として、全国で例えば、ああいった大きな箱物会議場で、指定管理委託料が年間で8000万円ぐらいしかないのに、売り上げそのものは4億円も、5億円も上げてるっていう箱物が、随分出てきてるんです。それは、東京に本社の株式会社を持ってるようなところが、日本でやる年間の国際会議のスケジュールをもう既に把握をしている。どんどん誘致に乗り出して、最初からプレゼンを行って、企画からすべて収入にして収益を上げてるというようなところも、随分出てきていると思います。なので、グランシップは、指定管理をしてるといっても、そういった動きを静岡で実現させようと思ったら、恐らく東京事務所さんや大阪事務所さん等が連携をして情報提供をしながら、企画をさせて誘致に乗り出させるというようなこともしていってもいいのかなと思いましたので、ちょっと聞いてみましたが、また改めて、それはデータとしていただいてから議論をさせていただきたいと思います。

 お茶ですが、私これ、実際に行ったこともないですし、今の御説明で何となく、デモンストレーションやってみんなが100人ぐらい集まってるところでお茶入れてあげて、これが日本茶ですっていう場なんだろうなと思って。ごめんなさい、非常に失礼な言い方かもしれませんが、せっかくの機会なので、こうしたセレモニー的なものではなくて、お茶業界にとって、実利につなげてほしいと思うんです。よく、静岡ブランドを世界に発信するんだとか、静岡の物を世界で売るんだっていうスローガン的なものは、これは静岡に限らず全国的に行政はすごく、非常にスローガンを揚げてるんですけれども、実際業界の売り上げ伸びたっていう例、ほとんど聞かないでしょう。なので、本当にこれ、静岡茶をやるっていうんだったら、世界じゅうの日本料理屋が全部静岡のお茶飲むぐらいの意気込みで、その都市に行くんだったら、事前にどこに日本料理屋があってどこに日本の経営者がいてっていうところまで調べて、そこには事前にこういうことありますよっていう案内を、もうされてるのかもしれませんけれども、100人といわず、結構すし屋とかでもアメリカに行くとみんなコーラを飲んでるんですよね、まだ。なので、そういったところでは、ちょっと余り稚拙な表現をしてもしょうがないんですけれども、私らも海外何度も行って、何で日本料理屋なのに、日本のお米を食べさせるのにお茶が浸透してないんだろうというのをよく感じるので、その辺の仕掛けをどうしたらいいかっていうことまでは、私どももわかりませんが、ぜひこの当日を迎える前に、業界と協力をしながら事前に調査をする、事前に提案をしていく。当日来てもらったあとの取引はこうしてもらうっていうところまでを、本当にこの静岡茶、今こういう状況ですから、お手伝いをしていったらどうかなというふうに思います。ちょっと長くなって済みません。質問以上です。ありがとうございました。

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