本会議会議録


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令和4年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:12/14/2022
会派名:自民改革会議


○市川委員
 一問一答方式で伺います。
 総務委員会説明資料23ページ、議案第165号の県有財産の処分について伺いたいと思います。
 旧果樹研究センター落葉果樹研究拠点用地の売却について仮契約をなさったのが令和3年2月で、本契約まで約1年9か月ほどかかっておりますが、ここまで期間を要した理由をお伺いいたします。

○白M資産経営課長
 今回の売却物件である旧果樹研究センター落葉果樹研究拠点の未利用地は、農地法に定める第2種農地であります。県の歳入確保策として、農地ではなく宅地や工場に活用する土地と評価した上で農地転用を条件として一般競争入札に付したところでございます。このため落札者は落札後に農地転用に係る許可を浜松市から受ける必要があって、この許可手続に時間を要したことによります。

○市川委員
 ここは都田の大変いい場所なんですね。いろいろ言いたいことはあるんですが、まず金額が7億1000万円ですが処分面積を坪にすると1万3450坪ぐらいで、坪単価5万3000円になりちょっと安い。仕組みはよく分かりませんが、ただ売却するのではなく例えば県の企業局で土地を更地にして売るとか。
わざわざ業者に農地転用の申請をさせていますが、これは県知事の許認可ですよね。県が自分で売っておいて、自分の許可がそんなにかかるのもどうかなとも言いたいです。
それはともかくとして、もうちょっと高く売れたんじゃないかなとは思いました。これは今さらの話かもしれませんが、今後のことで今年の県有財産の売却計画が分かれば教えていただけますか。

○白M資産経営課長
 県有財産の売却計画について令和4年度はこれまで2回の入札を実施しており、10億円の収入を見込んでいます。これにより現行の計画――2018年度から始まって今年度が最終年度になりますが――この期間の累計実績は63億円となる見込みです。これは売却計画における見込み額55億円を上回るものであり、率に直すと114%でございます。

○市川委員
 旧農業技術研究果樹センター跡地については、県ホームページの記載によれば当初売却予定額が4億8550万円ぐらいで計上されています。7億円まで膨らんだのはいいことだと思いますが、なぜ多くなったのか教えてください。

○白M資産経営課長
 売却の際に県が予定価格を設定し、それが4億8000万円ほどでした。この算出は不動産鑑定士に依頼した額をもって設定をしております。入札し実際は1者しか応札がなかったわけですが、結果として7億円余の応札があったということでございます。

○市川委員
 分かりました。
ではこのホームページの資料の金額には応札価格が反映されていないということですね。
 先ほども言いましたが、近くにはカインズとかベイシアがあったり、応札したヨシコンが工業用地にされるのかマンションにされるのかは分からないですけれども、とてもいい場所なので質問させてもらいました。ありがとうございました。

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