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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年4月臨時会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:04/28/2020
会派名:無所属


○山本委員
 一問一答方式で質問させていただきます。
 まず危機管理くらし環境委員会説明資料11ページ3の地震・津波対策等減災対策交付金の制度拡充で、新型コロナウイルス感染症対応を支援するためにこの制度を使うのは非常に苦しい気もしますが、中身を読むと共通する部分がたくさんあるので流用というか拡大ということでもいいのかなと認識しております。まず交付率をこれまで3分の1から2分の1に引き上げる主たる目的をお伺いいたします。

○山田危機政策課長
 補助率引上げの理由でありますけれども、現在の新型コロナウイルス感染症は過去経験したことのない未曽有の被害状況になっていると思います。これまでも地震防災対策、風水害対策におきまして、こうした感染症下におけるものを一部では想定しておりましたが、ここまでの状況は非常に逼迫した状況にあります。そういった意味で市町が整備する避難所等の整備に関しまして早急に整備するため、単年度限りで補助率を3分の1から2分の1に大幅に引き上げまして予算も別枠で3000万円の枠を御用意しました。

○山本委員
 この支援を使って市町は避難所等で活用するマスクや手袋、防じんゴーグル等々をそろえていくわけですが、今回のこの新型コロナウイルスがはやって備蓄のマスクとかが市町によって大きく違ってたり、県単体でマスクについては確か3万枚ちょっとしか備蓄がなかったとのことで、非常に不安を感じる部分があります。いわゆる地震・津波対策等でこれに充当することは避難所生活における感染の危険に軸足があると思うんですけれども、マスクと手袋の最低限の備蓄量――各市町に対しておたくは人口がこのくらいで避難所が何か所あるからこのくらいの量はそろえてねといった指導をつけてですね、交付率もせっかく上げるのだから、指導というかアドバイスをつけたほうがいいんじゃないかなと思っておりますが。その辺は各市町に対するどういったアプローチをしていくかお考えがあればお聞かせください。

○吉永危機情報課長
 6番委員のおっしゃるとおり避難所運営は非常に困難が予想されます。その中でマスク等必要なものにつきまして、年度当初に私どもから市町に対して、感染拡大を防止するために様々な対策を講じていただくために留意点等を通知しました。市町にはそれに基づいて様々な取組をしていただいておりまして、私どもが緊急の調査をしたところマスクの備蓄が足りている市町と足りていない市町があることが分かりました。足りているところについては1人当たり約3枚のマスクを用意しているところもありました。
 どのくらいの数が必要かといった点で個別の指導には至らないんですけれども、ある市町からいろいろな取組――先ほどのマスクとか必要な物資の取得状況などの情報等をいただいて各市町に取組状況をフィードバックする体制を取っております。例えばマスクの調達ができないところについてはどのような手段で調達できるか情報共有できる体制を取っております。6番委員のおっしゃったどれくらいのマスクを用意しなさいといったことはなかなか指導できません。市町が考える必要な体制をサポートする取組を進めていくこととしております。

○山本委員
 ただ、例えば集中豪雨とか台風によって県内の一部の地域が大打撃を受け避難所生活となった場合には、行政機関間で貸し借りみたいなもので応援はできるんですけれども、今回のコロナだとか例えばこれから来る南海トラフだとか静岡県内の大方のところもしくは全てが危機に至ったときは融通できないんで、その1つのガイドラインとして市民、町民1人当たりこのくらいの量は確保してちょうだいよといったものを設定したほうがいいと思いますので、その辺をひとつ取り組んでいただくようお願い申し上げます。

 もう1点だけ質問させていただきます。
 説明資料10ページの災害対策本部等体制強化事業について、先ほど5番委員からも質問がありましたけれども、軽症、無症状患者の搬送及び療養への対応で、軽症や無症状の患者が出た場合に借り上げバスにより搬送するとございました。例えば東京都とか愛知県は災害協定に基づいてレンタカー会社や車メーカー、タクシー業界が車を無償提供してくれて、医療従事者や患者さんの搬送に使うとニュースに出ておりましたが、県内ではその辺の協定を結んでいるバス会社、タクシー会社、レンタカー会社については現在どんな状況でしょうか。

○酒井危機対策課長
 感染症についての協定ですが、今回の新型コロナ対応としてホンダから1台車を貸与していただけると聞いております。

○山本委員
 東京都にしても愛知県にしても感染症に対する災害協定じゃなくて、自然災害に対する協定を流用していると思うんですけれども、ホンダが1台貸していただけるんだったら、ぜひトヨタも日産もスズキにも――スズキに3台くらい貸してくれと強力に言ったらいい――まずそういった使い勝手のいいものを確保して。極端な話1人の患者さんを運ぶのに一々連絡を取ってバス1台借り上げるわけですよね。それだったら普通のコンパクトカーに防護服着て乗ればいいわけですから、ぜひ他のメーカーにも貸していただけるようお願いしていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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