• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:源馬 謙太郎 議員
質疑・質問日:07/21/2010
会派名:平成21


○源馬委員
 大きく分けて2つだけ質問させていただきたいと思います。
 まず、空港ガーデンシティ構想、先ほど大石委員からいろいろ質問があったわけですけれども、私もこのガーデンシティ構想の中で、やっぱりいろんなものがこの構想の中に入り込んじゃって、何となくもやっとした中で、例えばメッセとかも組み入れられちゃうということに、非常に大きな危惧を感じております。
 その中で、このガーデンシティ構想をつくっていく一番肝になるところは、今のところこの有識者会議であるというふうに理解をしていますが、この有識者会議の17人いらっしゃる方で、これまで5回会議があって、どのぐらいしっかり出席をされて、話し合いをされているのか。事前にちょっと伺ったところによると、毎回全部、皆さんが出ているというわけではなさそうなものですから、そのあたりの出席率をお伺いしたいと思います。
 同時に、もう1つの肝要なところは、目的があくまでもそのにぎわいの創出ですとか、空港の利活用ということだと思いますので、この構想をすることによって、どのぐらい空港利用者がふえると見込むのか、こういう調査を今しているのか、もししていないのであれば、今後どういった形でこういった見込みの調査というのをしていくのかをお伺いしたいと思います。

 2点目は、先ほど谷委員から御質問のあった音楽文化振興の担い手育成についてでございます。
 今のところ、この500万円というのは、その有料コンサート事業に対する助成という御説明でしたけれども、これ長期的に見ると、今、石橋委員のその観光に関する人材の育成というお話もありましたけど、文化の中で音楽について結構手薄だなというところがあって、それを長期的に見た場合、文芸大を活用していくという方針はないのか。特に浜松市にその文芸大があって、浜松市にはヤマハやカワイもあると。楽器もつくるし、文化芸術大学もあるのに、音楽のその人材の育成というのには余り力を入れていないと。今、観光学部というお話もありましたけど、まさに音楽科とかそういったことを検討する方向はないのか。もちろん最終的には、公立大学法人が決めることだと思いますけど、県から指示とか指導みたいのがあると思いますので、そこら辺の見通しについて伺いたいと思います。

○橋本空港利用政策課空港企画室長
 まず、委員の御質問の有識者会議の出席状況ということでございますが、有識者会議につきましては、11人の委員とその都度呼んでおります特別委員がございます。これまでの出席状況は5回開催いたしまして、平均では69%です。ほかの例えば総合計画審議会を見ますと、昨年度3回開いているんですが、平均で大体79%ということで、やや低いわけではございますが、この審議会というのは、知事が必要な都度、召集しているものでございまして、忙しい委員の方々もよく出席していただいているのではないのかなというふうに、担当としては思っております。
 それから、どのくらい見込んでいるのかということでございますが、現況、空港利用が64万人と1年間の見学者が約100万人いるわけでございますが、基本的にはその空港見学者というのは、開港からだんだん減っていくというふうに見込まれておりますので、そういったにぎわいが続くようにさまざまな工夫を凝らしていくことが、特に新しいものをつくるというよりも、現在ある観光素材をブラッシュアップして魅力を高めていこうというものでございまして、現在、計画に盛られております案については、課題を整理している状況でございまして、その中で計画に乗って盛り込む施設等につきましては、必要があれば建築許可はしたいだろうというふうに思います。以上です。

○後藤文化政策課長
 音楽文化振興の担い手育成に関連しまして、静岡文芸大の活用というような御質問をいただきました。
 実は、平成8年度から3年ごとに静岡国際オペラコンクール、県の事業として開催をしておるわけでございます。これにつきましては、平成20年度から静岡文芸大に事務局を移して、文芸大を特色づける売りの事業といいますか、そういった形でオペラコンクールを開催しております。
 それから、もう1つこれは浜松市の事業でありますけども、浜松国際ピアノコンクールをですね、これも3年に1度という形で開催をしておるわけでございます。
 もとより、静岡文化芸術大学はいろいろと芸術関係ですね、マネジメントするとかそういった教授陣、それから学生がそろっておりますので、このマンパワーを今後、こども芸術文化大学事業等も今、文芸大と相談をしながら、これからどういうふうにして進めようかというふうに考えているところであります。これまでもオペラコンクールを通じまして、文芸大のそういう音楽、芸術に関するマンパワーを活用させていただいておりますけれども、今後もそれを拡充する方向で検討していきたいというふうに考えております。以上です。

○源馬委員
 ありがとうございます。利用客の増減の見込みということについては、今後必要があれば調査していくというような御答弁だったと思いますが、調査した結果をまた調査した都度教えていただければと思います。
 それから、69%ということでしたけど、これは普通に考えれば出席率はよくないのじゃないかなと。専門家会議みたいなこんな有識者会議って、しかもこのガーデンシティ構想を決める上で、物すごく重要な人たちなわけですよね。この人たちの意見を聞いて決めていくと言っているのに、その半分ちょっとと。平均ということは、かなり幅がどれぐらいあるかわかりませんけど、少ないときは全然出てなかったりすることもあるんじゃないかなということで、ここら辺をこの有識者会議だけじゃないと思いますけど、外部の何か専門家会議みたいなのをつくるときは常にそうだと思いますが、これはちょっと実態としてどうかなと。もっと出席率を高めるように有識者の方にも強く出席を求めるとか、我々だって大事なことを決めるときはやっぱり出席率69%では困るわけですから、そういう責任を持ってやってもらうように、県からも指導していただきたいなと思います。総合計画の79%でも、僕はこれ少ないと思います。こんな大事なことを決めているのに、2割の人が休んでいるということは、本当はあってはいけないことじゃないかなと思いますので、これはこのことだけじゃありませんけど、必ずほぼ100%にこういう会議はしていただくようにしていただきたいなと。これは要望で結構です。

 あと、文芸大についてもですね、マンパワーの活用とおっしゃいましたけど、伺っていると事務局としてのマンパワーの活用とか、あと、場所の提供とか、ピアノコンクールやオペラコンクールのその開催に関するマンパワーの活用というふうに聞こえます。マンパワーの活用もいいのですが、人材をつくっていくという観点も必要だと思いますので、そこで場所として文芸大があって、さらにそこで音楽の勉強をする人たちがいて、そこから人材を育てて、楽器づくりのまち浜松で、そこの楽器を使って音楽活動をしていくという、将来的なそういうビジョンが描けると、もっとその文化の振興にもつながると思いますので、ぜひ音楽科のことも含めて前向きに検討いただければと思います。これも要望で結構でございます。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp