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委員会会議録

質問文書

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平成27年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:12/15/2015
会派名:自民改革会議


○良知委員
 今の挨拶ということで、ルール、モラル、マナーをもってやっていただければと思います。
 私のほうでは、一括質問方式で大きく2点。
 1つは、静岡モデルの推進です。
 7番委員が委員長になっている地方分権推進特別委員会があるんですけれども、そこに参考人として来ていただいた首長がおりました。そこで今地方分権の中で何を進めなきゃいけないかいろいろな話をしたんですけれども、この静岡モデルの話が出まして、県としてはそのことに関しては全然先頭を切って進めてもらえていない、地方について考える中で県は多少その辺の様子を見ながら対応している、そんなことで地方の首長にとっては、ある意味では県は非常に頼りがいがないのではないかという印象を私たちは持ったところであります。
 そういったところで、静岡モデルの推進が委員会説明資料にも概要、現状として載っていますけれどもその辺の考え方、また各自治体との連携をどのようにとっておられるのか、いま一度お伺いさせていただきたいと思います。

 それと、もう1点は防災基盤の強化というと危機管理部になってしまいますけれども、減災力の強化といたしまして今、広域的に浜岡原子力発電所の関係ではUPZ30キロメートル圏内の広域連携をもって各首長を初め県との連携をもって早急に命を守るということで進めていかなければならないわけでありますけれども、これもなかなか首長間によっては出るくいを打つではないですけれども、物事がうまく進んでいない状況が私にはちょこちょこと耳に入ってくるんですけれども、そういうことを考えますと県の中でも危機管理部だけでなく交通基盤部も――陸を避難していくわけでありますから、当然そういったときのアクセス等の点も含めて、やはり横との連携を引っ張らないと減災力の強化には全然つながっていかないのではないか。逆に言うと一感情が走り、そこでストップしてしまうのではないかとも思います。
 ですので、県としてそういったこと――先ほどの静岡モデルもそうです――の連携をいま一度、これからどのようにとっていかれるのか、お伺いしたいと思います。

○長縄河川企画課長
 静岡モデルの推進に対する県の考え方について、お答えいたします。
 静岡モデルは、御存じのとおりレベルワンを超える津波に対しても施設によってなるべく被害を減らすことを目指したものでございまして、こういった取り組みは全国にも例のない、本県が先駆けて取り組んでいることであると考えております。
 こういった取り組みの中で、国土交通省におきましても直轄の駿河海岸において国としては初めてレベルワンを超える津波も考慮した海岸整備のあり方もまとめましたし、そのまとめにおいて積み残した課題についても県がこれまで開催してきました静岡モデル推進検討会において解決していこうということになってございます。こうしたことから先頭を切っていないのではないかと、頼りがいがないのではないかということについては、そのようなことはないと考えております。
 ただ、財政的な面につきましては、レベルワンを超える対策に対して県費を直接投入することはできないこともありますので、それ以外の部分で支援しているところでございますけれども、そういった部分について頼りがいがないということもお持ちなのかもわかりませんけれども、県としてはできることを精いっぱいやっていると考えております。

○原道路整備課長
 浜岡原子力発電所関連の道路整備についてお答えいたします。
 現在、浜岡原子力発電所から10キロメートル圏内の道路につきまして、原子力発電所関連道路整備として事業を進めております。平成26年度までに県道掛川浜岡線のバイパスの現道拡幅、国道150号の4車線化等、3路線4工区の道路整備事業を実施しております。平成27年度――本年度は引き続き国道150号の4車線化等を中心に事業を実施しております。
 今後も、引き続きまして原子力発電所関連道路整備事業を進めたいと考えております。

○良知委員
 ありがとうございます。
 今、るるお話がありましたけれども、まずは静岡モデルに関しましてはやはり各自治体との連携――この間首長が来たときにそのような話をされている状況でもあるものですから、やはりそういったところでもう一度しっかりした取り組みを持っていただけたらと思うところであります。
 それと、UPZの30キロメートル圏内の広域的な中でも、各自治体によっていろいろな考え方、またそこでこれからスタートする取り組みにいろいろな温度差がある部分が私は感じるのです。ですのでそういうところをしっかり束ねていただくための県の役割もあるのではないかと私は感じるものですから、これは意見としてですけれども、命を守る視点からその辺のところをもう一度、情報収集もそうですけれども、よく連携をとられるようお願いいたしまして、終わらせていただきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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