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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年12月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大池 幸男 議員
質疑・質問日:12/14/2007
会派名:平成21


○大池委員
 8番の大池でございます。
 まず、174号議案の土木工事の請負契約の一部変更についてお伺いをいたします。
 15億7000万円余の工事費が約3割アップして、追加の支出をするわけでございますが、今、御説明の中で、軟弱地盤が思ったよりも多くて、土工量が大変増大したために、このような形になったという説明がありましたけれども、少なくともこの表現だけで見ますと、工事面積では1割もないようなアップの中で、そういう4億5000万円強の増額になっているわけでございます。
なおかつ、同じ工事会社に随意契約で発注しているということを考えたときに、もうちょっときちっとした御説明を再度いただかないと、県民等の御理解も得られないと思いますので、この契約そのものの妥当性を証明と言いますか、説明をしていただきたいと思います。

 次に、175号議案でございます。
この契約とほぼ同じような契約が、9月議会で、補正という形で10億円ぐらいの予算を増額した中で、JRの関連会社と随意契約をしているわけでございますけれども、その工事と今回の工事との関連性といいますか、場所は同じように思えるんですけれども、もうちょっと工事の内容を説明していただきたいと思います。
また、記載の中に、道路幅員がございますけれども、もし前回と同じ工事としたならば、前回は12.5メートルの道路幅で設計されているのにもかかわらず、今回6.5メートル。そこら辺の整合性がちょっと理解できないものですから、改めまして説明をお願いしたいと思います。

 次に、富士山静岡空港の整備の状況でございます。
先ほど、第3工区の補正もあった中で、急ピッチに造成を行っているわけでございますが、この工事が急がれるために、滑走路等の将来的な地盤沈下等の可能性もあるんではないのかなと思います。そういう面での対策等はどのように行われているのか、お示ししていただきたいと思います。
 
また、先ほど、工事中に事故があったというような御紹介があったわけですけれども、ある期間、工事がとまったということでございますけれども、工事の詳細な状況をお示しいただきたいと思いますし、再発防止等の対策も行われて工事が再開されたということでございますが、具体的にどのような対策が打たれているのか御紹介をしていただきたいと思います。また、10日ぐらい工事等がとまった時期がございますので、全体の工事の進捗に対する影響度についても御説明をいただきたいと思います。

 次に、ターミナルビルでございますけれども、図面をいただきました。以前、何度かターミナルビルの図面もいただいているんですけれども、今回いただいたのは、起工式も終わっているものですから最終的な内容だとは思うんですけれども、以前にいただいた図面と比べて見ますと、若干、差異が出ております。
 1階のところに、かなり大きな公的スペースが以前はあったんですけれども、それがすっかり削除をされています。で、公的スペースの面積を見ると、2階の部分にもあるんですけれども、それなのに狭くなっちゃっていますのと、そこら辺での影響。理由と言いますか、変更した理由、影響等を御説明をいただきたいと思います。
 また、そこを削除した中で、1階のスペースに県の防災スペースというような表現をされている箇所が出てきましたけれども、これは何に、どのような利用をするのか、お示しをしていただきたいと思います。
 2階に行きますと、以前は県の空港管理事務所というスペースがございました。その部分は、すっかりなくなっているわけです、空港株式会社のスペースはございますけれども。県の関係の所管事務を扱うようなスペースが全くなくなっていることに対しての影響といいますか、理由等を説明していただきたいと思います。

 次に、建設費の件でございます。
これは空港株式会社が発注して行う事業でございますけれども、全体的な事業等の詳細がおわかりになりましたら教えていただきたいと思いますし、なおかつ、県の使用する公的スペースもあるわけですので、少なくともその中には、県としてそれなりにまとまった資金を投入しなければいけないという中で、まずは県費としてどのぐらい、この空港ターミナルビルの建設に出資していくのか。県の負担分ですね、これを教えていただきたいと思います。以上でございます。

○勝山整備室長
 空港の建設工事について、何点かお尋ねがございましたので、その点について御説明申し上げます。
 第1点目の174号議案の空港本体工事の請負契約の一部変更についてでございます。
 部長からも冒頭説明いたしましたように、この契約変更の今年度の第3工区の工事の前に、実は、昨年度の2月議会において承認をいただきました18年度の第4工区という工事が先立って行われております。
 その工事は土地収用の手続を経て、ことし1月10日に権利取得ができた場所の工事でありますが、その工事に着手いたしましたのは、今申し上げたとおり3月の議会で御承認をいただいた後ですので、3月になってから着手したわけですが、そこに盛り土に適さない不良土が大量にあることがわかりました。
 その量ですが、当初、我々ももちろん不良土の処理というのは、設計の中に見込んであったんですが、それについては約1万立方メートル強ぐらいの量ではないかと、これまでの周りの経験から推測をしておったんですが、実は、実際現場で工事を始めたところ、最終的に総量が16万立方メートルに上るということが判明いたしました。
 この不良土は撤去しなければならないものですから、昨年度の第4工区は契約の内容変更をさせていただいたところであります。
 したがって、これに多額の工事費を要したために、本来、その上に盛る土の量がそこまでいかなかった。要するに造成の高さが当初の予定のところまで行かなかったという結果になりました。
 今回、お諮りしている今年度の第3工区というのは、ことしの6月の議会で御承認をいただいた工事でございまして、したがって、着手は7月からになるわけですが、その工事が実際に施工するものは最終的な造成の完成の高さまで、要するにこの2つの工事を組み合わせて最終の着陸帯の高さまで盛る工事だったんですが、その下の、昨年度の工事が計画のところまで盛れなかったものでして、その盛り土の量が約50万立方メートルございました。
 したがって、今回のこの第3工区で、その50万立方メートルの盛り土工事を増額させていただきたいというお願いでございます。
 その契約の妥当性という御質問だったと思いますが、私どもとしましては、今回のこの工事の変更のそもそもの目的が、再三申し上げているとおり着陸帯の高さまで盛り土工事を完成させるということで、当初第3工区の契約をしておりますし、今回もそこまでの盛り土をするためという目的は何ら変わっていないと考えておりますので、そこが変更の理由ということになろうかと思います。
 それと、最初の御質問の前半に御紹介いただいたとおり、確かに3割近い増額という金額になっておりますが、これも、我々のいわゆる設計変更の要領というのがございまして、30%以上の変更になる場合には別途契約ということが大前提になっておりますが、今回の場合はそれ未満でございますのでこの契約を変更する妥当性はあると、このように考えております。それがまず第1点目でございます。

 それから、次の御質問、175号議案についてでございます。
 最初に9月議会でお諮りした工事との違いということでございますが、これは全く同じものでございます。9月の議会でお諮りしたのは、予算についてのいわゆる債務負担行為ですが、その予算についての変更をお願いいたしました。金額の増額並びに債務負担行為の期間の延長について、9月の議会でお諮りをいたしまして、それについて御承認をいただいたところでございます。
 今回、この議会でお諮りしておりますのは、その予算に基づいてまさにJR東海と工事の契約を締結する。それが5億円以上の工事の締結でございますので、規定により議会の方にお諮りをしているというものでございます。全く同じ工事であるということでございます。
 工事の内容につきましては、債務負担行為の変更のときにちょっとお話しいたしましたが、JR東海の方に委託するのは、橋梁の工事のうち2つの橋脚の施工それから上部工の架設、製作は県の方でやりますので、新幹線の上に架設する工事をお願いをすると。主な内容はそんなことになっております。
 それから、工事の内容の中で具体的に幅員のお話が出ましたが、12.5メートルという幅員、これは我々が有効幅員と申しておりますが、歩道を含めた幅員でございます。
この橋梁については、6.5メートルの車道幅員。1車線が3.25メートルでして、それが2車線ございますので6.5メートル。それに片側歩道がつきますので12.5メートルということでございます。前回の議会のときと、説明の数字が食い違っておりましてまことに申しわけありませんでした。全く内容は変わっておりません。表現の仕方がちょっと違っておったということでございます。
 
それから、3番目の御質問の滑走路の沈下。盛り土によって滑走路の沈下というようなことが懸念されるのではないか、その対策ということでございます。
本会議の中の部長の答弁にもございましたように、現場の土は、土としてはかなりよい土、こういう評価をいただいておりまして、逐次、実際に施工した盛り土の状況、挙動を観測しているわけですが――我々は動態観測と言っておりますが――観測している結果でも、圧縮率については全体の3%から4%程度という結果がこれまでにも得られております。
 施工の状況についても、専門家の学識経験者などの委員会においての議論の中でも、非常によい状態で、良好な施工がされているというような評価を受けております。
 したがって、余り沈下ということは心配要らないのではないかと思っておりますが、当然、一番最後の盛り土工事の現場については、他の過年度施工したところに比べれば、若干舗装する時になって沈下という問題も生じようと思っていますので、盛り土の工事の時には、若干その量を見越して少し高めにつくって、実際舗装の工事が始まる時には、それがある程度下がっておさまっているというような対策をして舗装の工事に取りかかりたい、このように考えております。
 したがって、後々の滑走路のフリークというような心配にはほとんどつながらないのではないかとこのように考えております。

 それから、4番目の最後の御質問かと思いますが、先月に現場内で起こりました死亡事故の件でございます。
現場の本体工事が始まってから約10年、今まで空港の建設の工事で、死亡事故につながるような重大事故というのは起こさずに推移してきたんですが、残念なことに、先ほど部長の方から御説明いたしましたように11月16日に現場内で死亡事故がありました。
朝、業務開始直後に、我々は切り土場と申しておりますけれども、西側の制限表面区域内において切り土工事をやっている現場へ90トン積みの重ダンプが向かって行きまして、ダンプの走路から、重ダンプの走路は30メートルも幅がありますので、そこを過ぎてその切り土場というところに入った時に、対向しておりて来た連絡者用という業者の監督員が乗っていた車とすれ違うような形になりました。
路肩の脇でその監督者の車が停止をしたようですが、その車を視認できなかったようでありまして、重ダンプの運転席は5メートルぐらいの高さがあり死角が非常に大きいものですから、その死角の中に車が入ってしまって確認ができなかったのではないかと予想されております。それで、その連絡車の上に乗ってしまったということで、残念なことに死亡事故につながりました。
 その後、すぐに現場をとめまして、いろいろ再発防止対策を業者の方も練りまして、すぐにそれをもって県と労働基準監督署の方に再発防止対策を提出しました。対策は幾つかあるわけですけれども、主なものは、現場内の重ダンプなどの運行のルールについて、例えば制限速度30キロ以内で走行するようにとか、見通しの悪いところでは一たん停止をしてきちっと見るというような注意喚起。
それはずっと、始業時などに、事あるごとに説明をしてきたわけですが、それを新たに喚起するために看板のようなものを設置するとか、それから連絡車がはっきり見やすいように、連絡車そのものに、今までも黄色いパトロールランプというのを屋根の上につけて走っておったんですが、それ以外に1.5メートルぐらいのポールを立てて、そこに旗をつけて、そのポールの先の旗が重ダンプからもよく見えるようにするとか、それから、ヘッドライトをつけて場内を走行するとか、そのような対策をいたしました。
 さらに、カーブミラーを設置するとか、そのような事故の再発防止対策を現場で実施いたしました。先ほど部長の説明にもありましたとおり、それを県の立ち会いのもとに確認をいたしまして、22日に工事の再開をしたところでございます。
 都合6日間、現場の造成工事をストップさせていたことになります。6日間ですが、またこれから残された期間、何カ月かございますので、その中で工事のおくれについては何とか吸収して工事完成までの影響がないようにしたいと、このように考えております。私からは以上でございます。

○白井経営管理室長
 ターミナルビルについて、お答えいたします。
 今まで、旅客ターミナルビルのゾーニングイメージをお示ししてまいりましたが、それは、昨年の12月に富士山静岡空港株式会社がターミナルビルの基本構想をまとめた際に公表したものであります。
 富士山静岡空港株式会社では、その後、ことし3月に設計・施工を一体として行うべく、請負業者を決定し、基本設計、実施設計に入ってまいりました。
 その間、7月5日にそれまで接触のなかった全日本空輸から静岡空港開港時からの就航の表明がなされ、当然ながら、ターミナルビル内にチェックインカウンター、執務室が必要になりました。
 会社といたしましては、それまで国内線を1社と想定をし、昨年12月のゾーニングイメージ図に示しておったわけですけれども、全日本空輸が入るということで、会社から全日本空輸に対して県のスペースを活用するしか方法がないというようなお話をされたようで、全日本空輸から正式に県の方に、県の考えている公的利活用スペースを全日本空輸の使用するスペースとして融通をしていただけないかというお話がありました。
 私ども、会社とも協議をしまして、さらには、私どもが公的利活用スペースとして、県の観光情報、交通情報さらには地元産品等のPR等に使いたいという、そういう機能を損なうことなく公的利活用スペースの見直しを行いました。結果として、1階部分に国内線のチェックインカウンターを2カ所確保しつつ、2階の部分に公的利活用スペースを確保することができました。
 従来お示しをしておりましたゾーニングイメージ図の中で、公的利活用スペースというのは1,300平方メートルほどありましたが、現在のこの面積は800平方メートルということで、1階部分の500平方メートルほどが航空会社使用スペースということに変わっております。面積は少なくなりましたけれども、機能に支障がないように対応したところでございます。
それから2点目の、1階に設けました県の防災スペースの活用方法ということでございますけれども、富士山静岡空港は、東海地震を初めとする災害時の対策の拠点としても重要な役割を担うというふうに考えております。したがいまして、災害時における救助、救難活動等に従事をするヘリコプター、航空機の集結基地とか、それから広域医療搬送を行うための中核拠点、さらには県外――他県で災害が起きたときの応援要員の派遣、物資等の搬送とかの拠点として考えております。
 したがいまして、一たび災害が起きますと、この空港には多くの人たちが出入りをし、さまざまな活動を行うわけであります。したがいまして、そのための防災対策に必要な機材、さらには水、食料、そういうふうなものをこの県防災スペースの中に備蓄をしておきまして災害に備えるということで活用をしたいと考えております。
 それから、空港管理事務所のスペースということで、従前のゾーニングイメージ図の中には、2階にも空港管理事務所というスペースがございました。こことあわせて3階に空港管理事務所、そして会社のスペースを従前から確保しておりましたけれども、今回、空港における管理運営業務体制等を精査していく中で、実質的な執務スペースとしては3階部分で足りるという判断をいたしました。しかし、今回お示しした図の中に会議室が2カ所ございます。これにつきましても、空港管理事務所で管理し、使用をしていくスペースということで考えております。
 それから最後に、建設費の関係でございますけれども、ターミナルビルの建設費は30億円から35億円ということで、会社の方から伺っております。県がターミナルビル内に整備を予定しています管理事務所及び公的利活用スペースの内装、こちらに係る経費というのは県が負担をするわけでございますけれども、この費用につきましては、20年度当初予算に計上するということで、現在、精査をしているところでございます。以上です。

○大池委員
 最初の174号議案でございます。
説明を聞いてわかりましたけれども、随意契約をした4億5600万円の構成というのが、盛り土の50万立方メートル分という話だと思うんですよ、正規の位置まで持ってくるための。
 この50万立方メートルというのが、過去にいろんな盛り土もやってきたわけですから、それが、その4億6000万円に妥当性があれば当然いいわけですので、その点、検証と言いますか。
 今まで空港関連の事業というのは、例えば落札率が非常に高かった。それが非常に下がっているというような状況を見たときに、この4億6000万円の妥当性はいかがですかということを再度お聞きしたいと思います。

 それと、工事中の事故の話ですけれども、再発防止もきちっとした中で工事は再開をされているわけですけれども。また、同じ請負業者間での事故ということもお聞きしておりますけれども、県としての法的な監督責任というところはどういう形なんでしょう。法的には県としては責任があるのかないのか、そこを明確にしていただきたいと思います。
 
ターミナルビルでございますけれども、公的スペースがかなり減った中での対応という話になりますけれどもこれは理解はいたします。
若干説明の中にも、地元の人たちが静岡空港を使っていろんなPRをしたいよというイメージがあった中で、公的スペースが少なくなってしまうと、なかなかそれがままならないのではないのかと非常に心配をされているという話も聞きますので、そこはきちっと、今までの地域での約束どおりそういうスペースは確保できているということ、説明の中に若干ありましたけれども、そこら辺は明言をしておいていただきたいなと思います。以上です。

○須藤委員長
 委員長の方からお願いがあります。
この本体用地造成工事の第3工区の平面図だけではちょっとわかりにくいんです、はっきり言って。できれば断面図とか、イメージ図があればいただきたいんですけれどもすぐには出ませんか。
 それで説明をしていただければ、ある程度こちらは頭に入りやすいんですよ。もしあるようでしたら、全委員に配付していただきたいんですけれども。よろしくお願いします。
 それから、それについてのわかりやすい説明文章、それもつけてもらうとありがたいと思うんですけれども。
 そういうことですけれども、時間、どのぐらいかかりますか。

○勝山整備室長
 断面図については、イメージ図ですけれども用意がございますので、コピーをとってすぐに持ってまいります。

○須藤委員長
 じゃあ、その間に今の8番委員への説明をしてください。お願いします。

○勝山整備室長
 2点ありましたお尋ねのうち、1点目の174号議案の契約の妥当性についての御質問について、御説明いたします。
 確かに、具体的に申し上げますと、今回お諮りしている第3工区についての増額の直接の要因といいますか、増額の金額に該当するものといいますと、工種でいきますと、先ほど御説明しました50万立方メートルの盛り土量がふえたということがいわゆる直接的な要因といいますか、それに当たるものということになっております。
 この50万立方メートルの盛り土に関する過去の用地造成の経緯といいますか、工事の結果といいますか、それらの契約結果からいって、おおむね1立方メートル当たりにかかっている盛り土に要する工事費としては、1立方メートル当たり1,000円から2,000円の間と。運搬距離が長くなればそれだけ高くなるものですから、幅が若干ありますけれども、大体1,000円台ぐらいで今までの工事も推移してきておりますので、それからいきますと約4億円台、5億円近いといいますか、その工事費に50万立方メートルというのが相当するということでございますので、そこの金額的な妥当性というものは、それらによってお示しができるのではないかと、このように考えております。以上でございます。

○山田空港部理事(空港建設担当)
 死亡事故に対する県の法的責任でございます。基本的に請負工事でございますので、請負業者に責任はあるということですけれども、ただ、工事が始まる前に請負業者から施工計画書というのが県に出されます。それを承認して工事をやるものですから、その施工計画書に明らかな間違いがあったとか、そういうものがあれば、それを認めた県にも責任は及んでくるかと思いますけれども、今回の場合はそちらの方はなかったというふうに承知しております。

○岩瀬空港部理事(路線就航担当)(空港部部長代理)
 公的スペースの関係でございますけれども、公的利活用スペースにつきましては、これまでも市町、それから地元の商工団体の方等にも、その都度御説明はしてまいりました。
 今回、2階の方に出発ロビーということで、一番人がたくさん集まるところに設けさせていただきまして、その機能も申し上げましたけれども、県内の特産品とか地場産品をPRする機能を持てないかとか、あるいは、地元の商工団体の方々の情報発信の場が持てないかとかと、そういった御要望をいただいておりますので、何とかそれが反映できるような形で私どもも検討しておりますし、ある程度もう少しまとまった段階で地元の皆さんにもお示しをしまして、意見交換して詰めていきたいというふうに思います。

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