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委員会会議録

質問文書

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平成20年9月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 育子 議員
質疑・質問日:10/07/2008
会派名:自由民主党県議団


○伊藤委員
 まず1つ目なんですが、先日建設中のターミナルビルを見せていただきまして、いよいよここにお客様がお見えになり、我々がここから飛び立つのかというふうに感動を持って中を見せていただいたところでございました。そのときの御説明で、ちょっと定かではないんですが、チェックインカウンターが3つあると。1つがANAで、1つがJALで、1つが国際便だというふうに伺ったような気がしたんですが、その点確かめさせていただきたいと思います。

 それから、2点目なんですが、先ほどから出ています立ち木の問題なんですけども、本当に素人として、どうもいまいち納得がいかないなと思うのは、測量の会社の方なんかに言わせると、その測量の方法だとこの誤差というのは想定内だということですよね。全くの想定外のことではないと。しかしながら、今回結果的にそうなったというふうに、これは仕方がないと。想定内だと考えた場合、あそこだけが今立木として残っている40数本のあそこの部分だけが――立ち木って、何か法律では立木というんだそうですよ。さっき聞いたばかりですが――あそこの部分だけなんでしょうか。ほかにもなかったんでしょうか。
たまたま何であの人のところだけって思ってしまうのですが、あのときたしかほかにも地権者はいらっしゃったわけですよね。そこに問題はなかったんですか。あそこだけだったんですか。それを確かめておきたいと思います。

 それから、もう1点は、空港運営会社が純粋民間出資ということが売りだったわけですよね。それが6月に突然牧之原市が200万円出資するということで、それを受け入れられたと。ということは、純粋に民間出資という売りがあの時点でなくなったわけですよね。そのときの日本経済新聞のコメントによりますと、これに関する説明は不可欠だというふうな記事があったんですが、そのときに空港部では純粋民間出資にかわる言葉を探す必要があるんだと。売りの言葉を探す必要があると県空港部では言っているということなんですが、その後あの話はどういうふうになって、結局純粋民間出資という形は、牧之原市1つのためになくなったとこういうことでよろしいのですか。
 以上、3点お伺いします。

○白井経営管理室長
 旅客ターミナルビル内のチェックインカウンターにつきましては3カ所ございます。3カ所の内訳につきましては、まだ航空会社間で調整があるということですので、ANA、JAL、国際便ということで固まったということではないと承知しております。
 来年夏から、フジドリームエアラインズが就航することになりまして、当然ながらカウンターが必要ということでございますので、固定をされたものではないというふうに承知をしております。

 それから、運営会社で牧之原市からの出資を受け入れることをことしの株主総会で決めたということの報告を受けました。
 その後、牧之原市から出資があったという事実はまだ聞いておりませんけれども、仮に出資があれば、当然ながら地方公共団体が株主になりますので、言葉からすれば純粋民間の企業ではなくなるかもしれませんけれども、この富士山静岡空港株式会社が民間の創意工夫を生かして、富士山静岡空港を効率的に利便性の高いものに運営をしていこうという会社設立の趣旨には、何ら変わることはないわけでございますので、純粋民間という言葉が不適切だということであるならば民間主導のと言いましょうか、いずれにしてもその会社の設立目的、それから今後、開港さらに空港運営に当たって果たすべき役割に何ら影響はないものと考えております。以上です。

○石田地域共生室長
 立ち木の問題についてでございますが、西側の制限表面部分の離れたところにも実際、制限表面を出る木もございましたが、こちらのところにつきましては、平成18年、19年度におきまして、やはり地権者と補償交渉をいたしまして、それらについてはすべて木を伐採の上、より伸びることもあるものですから、少し余裕をとった形で補償させていただいて、地役権も設定してございます。
 それから、本体についてもそういったところについては、補償が済んでおります。

○伊藤委員
 ありがとうございました。まず、1つ目のターミナルビル内のカウンターなんですが、私もさっき、このタイムスケジュールを見ながらつくってみたんですね。そうすると、集中するところが10時半から12時半に現在で6本ですよね。それから4時半から5時半に4本と。そうすると、出発と到着が違いますので、3・3になるわけなんですが、ここにこれから中国便が入り、そしてフジドリームエアラインズさんが4便ずつになりますから、8つ入ってくるわけですよね。そうしますと、意外とこうやって図に書いてみますと、かなりここのところに集中するなと。そうするとこのカウンターはこれで大丈夫なんでしょうか――心配して、そのくらいお客さんが来てくださればそれにこしたことはないわけなんですが――でも、それにしても時間的に乗降客の非常に集中による混乱というのか、大丈夫なんだろうかと。幾らでも来ていただきたいんですが、こちら側の受け入れ態勢、カウンターの数は大丈夫なんだろうかなというふうに思いましたので、その点についての見通しはいかがでございましょうか。

 それから、その次が立木の問題なんですが、ということは、ほかの地権者は、それなりに対応なさって、ちゃんと切ってくださったというわけですね。そしてお一人だけ切ってはくださらないとこういうふうに理解してよろしいですね。それを確かめておきたいと思います。
 結局、先ほどの7番委員の質問ではないのですが、これって責任の所在というのは一体どこにあるんでしょうねと思ったんですが、とにかく確認しておきたいことは、あのとき4人のうちのほかの地権者は、それにきちんと応じてくださって、お一方だけ切ってはくださらないということですね。それを確認しておきたいと思います。

 それから、空港運営会社につきましては、これから市町の出資を積極的に受け入れる方向ということで理解してよろしいのでしょうか。以上です。

○白井経営管理室長
 チェックインカウンターにつきましては、確かにフジドリームエアラインズがどのくらいの時間帯で就航してくるかわかりませんけれども、幾つか飛行機が重なる場合がありましても、現在カウンターにつきましては自動チェックイン機をかなり並べるようなことと、最近のその航空券が携帯電話とかペーパーレスとか、そういうようなものもありまして、実際に航空会社から聞きますと、カウンターを利用するのは本当に機内に手荷物を預けるような方が来るくらいのところでありまして、それ以外についてはそれほど長さがなくても十分賄えるということを聞いております。フジドリームエアラインズが本格的に就航されてJAL、ANA含めて3社が国内線の2つのカウンターを共有して使っていくようなことがありましても、十分対応できるというふうに聞いております。

 それから、運営会社ですけども、市町の出資をこれから積極的に受け入れていくのかどうかということは、運営会社がお決めになることでありまして、今回牧之原市の出資を受け入れたということは、株主総会で決まったということは報告を受けておりますけれども、県としてそのような会社の方針の報告を受けたということはございません。

○石田地域共生室長
 地権者へのお尋ねですけども、一応今残っていらっしゃる方はお1人でございます。
 それから、責任の所在についてでございますが、今我々とすると、その方に除去をお願いしていくということです。それからもう1つは、仮にそうできなかった場合につきましては、それを県として検討して対応していくことを考えております。

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静岡県議会事務局議事課

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