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委員会会議録

委員会補足文書

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平成26年2月定例会企画文化観光委員会
総合計画の次期基本計画案の説明 【 当局側説明 】 発言日: 02/24/2014 会派名:


○下山文化・観光部長
 よろしくお願いいたします。
 集中審査提出資料のうち、総合計画後期アクションプラン(仮称)の目次2ページをお開きください。
 文化・観光部が担います2−2「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくりについて御説明いたします。
 2−2「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくりでは、@多彩な文化の創出と継承とAスポーツに親しみ技量を高める環境づくりの取り組みにより、地域資源の魅力を磨き上げ、B多文化共生と地域外交の推進とC交流を支えるネットワークの充実により、地域資源の魅力を交流につなげ、さらにD誰もを惹きつけ、もてなす魅力づくりとE多様な交流の拡大と深化を進めることで、国内外から多くの方々を引きつけ、何度でも訪れたくなる、憧れを呼ぶふじのくにの創造を目指します。
 次に、第4章戦略ごとの具体的取組のうち、文化・観光部が担う部分について御説明をいたします。なお、計画案の所管部局につきましては、総合計画後期アクションプラン(仮称)の冒頭にあります関係委員会等一覧表のとおりとなっておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。
 それでは、77ページをお開きください。
 1多彩な文化の創出と継承についてであります。
 (1)地域の多彩で魅力的な文化の創造と発信では、1年間に芸術や文化を鑑賞した人の割合を90%とすることなどを目標として掲げ、ふじのくに芸術回廊の実現に取り組んでまいります。
 主な取り組みとして、世界的な文化創造活動の推進や文化資源の発掘と発信など、文化を創造し、発信する活動を進めてまいります。
 さらに、次の78ページに記載のとおり、子供を対象とした鑑賞、体験事業の充実や文化活動の活発化を図り、県民が文化に触れる機会を拡充していくほか、文化を支える仕組みとネットワークづくりを進めてまいります。
 80ページをお開きください。
 (2)富士山の後世への継承では、富士山の日協賛事業の数を500件とすることなどを目標に掲げ、世界遺産富士山の普遍的価値を次世代に確実に引き継いでまいります。
 主な取り組みとして、包括的保存管理計画に基づき適切に管理を進めるとともに、登山者の安全確保対策などを進めてまいります。さらに、81ページに記載のとおり、富士山の日運動の推進や富士山世界遺産センター(仮称)の整備に取り組み、富士山の適切な保護管理と活用を図ってまいります。
 84ページをお開きください。
 2スポーツに親しみ技量を高める環境づくりのうち、87ページの(3)スポーツを活用した交流促進についてであります。
 文化・観光部の主な取り組みとして、下段に記載のとおり、東京オリンピック・パラリンピックを活用し、合宿等の誘致などの取り組みを推進してまいります。
 95ページをお開きください。
 4交流を支えるネットワークの充実についてであります。
 (1)広域交通ネットワークの充実では、富士山静岡空港の利用者数について早期に現行計画の70万人を達成し、さらに85万人を目指すことなどを目標として掲げ、本県と海外や国内遠隔地とを結ぶ航空、鉄道、道路や海上交通ネットワークなどの充実を図ります。
 主な取り組みとして、富士山静岡空港と直結した新幹線新駅の実現に向けた取り組みの促進、バス、タクシーなどによる静岡空港と鉄道駅等とのアクセスの充実を進めます。
 さらに、96ページに記載のとおり、富士山静岡空港の航空貨物の利用促進、インバウンド、アウトバウンド双方の拡大による提供座席数の増加を進め、路線の充実を図ってまいります。
 97ページをごらんください。
 (2)地域交通ネットワークの充実では、国内鉄道旅客輸送人員(静岡県分)を1億8400万人とすることなどを目標として掲げ、地域住民の生活を支える公共交通機関の維持・活性化などを図ります。
 主な取り組みとして、鉄道施設整備への支援やバス路線の維持確保の促進及び地域に適した新たな生活交通の導入支援、さらに駿河湾の海上交通ネットワークへの支援を進めてまいります。
 101ページをお開きください。
 5誰もを惹きつけ、もてなす魅力づくりについてであります。
 (1)“ふじのくに”の真の魅力を活用した観光地づくりでは、12月議会の常任委員会でいただいた御意見を踏まえ、施策の方向への達成度がよりわかりやすい目標として、新たに設定した観光地の魅力や特徴に満足した人の割合100%などを掲げ、多彩で魅力あふれる地域資源を活用した観光地づくりなどを進めてまいります。
 主な取り組みとして、地元の人だけが知っている隠れたスポットや、ありのままの人々の暮らしや文化を体感する地域魅力ふれあい型観光を積極的に展開し、さらに個々の観光資源の商品化を地域全体の取り組みとして発展させ、ビジネスモデルにするまでの取り組みを支援してまいります。
 また、102ページに記載のとおり、ジオガイドの養成などにより、伊豆半島ジオパークを推進するほか、映画等のロケの誘致促進により、フィルムツーリズムの取り組みを推進してまいります。
 103ページをごらんください。
 (2)ターゲットを明確にした国内誘客促進では、12月議会でお示しした観光交流客数の数値目標1億8000万人については、県内の今後の年平均名目成長率を3%と見込むことに合わせて、1億6000万人に見直し、過去最高値である昭和63年度の1億4150万人を早期に達成した上で大幅な上乗せを目指すことといたしました。
 主な取り組みとして、本県観光の主要マーケットである首都圏、中京圏、関西圏や富士山静岡空港の国内就航先に対するメディアを活用したPR、大型観光キャンペーンの実施やSNSなどの新たなコミュニケーション手段による情報発信の取り組みを進め、国内誘客を図ってまいります。
 また104ページに記載のとおり、「プラサ ヴェルデ」やグランシップなどを活用したコンベンションの誘致により、地域の振興を図ってまいります。
 105ページをごらんください。
 (3)ターゲットを明確にした海外誘客促進では、外国人延べ宿泊者数を87万人にすることなどを目標として掲げ、富士山静岡空港の定期路線就航先や東南アジアにおいて、世界遺産富士山など世界水準の観光資源の魅力を発信するプロモーション活動や商品造成支援を行います。
 さらに、106ページから107ページに記載のとおり、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした誘客や、コンベンション及び企業等のミーティング、インセンティブ旅行等の誘致を実施してまいります。
 108ページをお開きください。
 (4)おもてなし日本一の基盤づくりでは、12月議会の常任委員会でいただいた御意見を踏まえ、施策の方向への達成度がよりわかりやすい目標として、新たに設定した静岡県の旅行に満足した旅行者の割合100%などを掲げ、観光案内所の機能の充実、おもてなしを身につけた人材の育成、観光施設の整備及び災害発生時等の観光旅行者の安全確保体制の整備を進め、旅行者に感動を与え、再び訪れたくなる静岡流おもてなしの体制整備を図ります。
 110ページをお開きください。
 (5)空港を活かした地域の魅力づくりの推進では、空港周辺2市1町の観光交流客数を490万人にすることを目標として掲げ、空港及び空港周辺地域のにぎわいづくりを図るため、石雲院展望デッキや空港周辺の観光資源を生かしたにぎわい創出イベントなどを実施してまいります。
 111ページをごらんください。
 6多様な交流の拡大と深化についてであります。
 (1)広域交流と連携の促進では、他県との連携による旅行会社等の招へいツアー、観光展等への出展及びセールス実施回数を13回とすることを目標として掲げ、近隣県や遠隔地域との連携による観光展への出展などを行い、東南アジア等有望市場からの誘客を図ります。
 113ページをお開きください。
 (2)学住一体のまちづくりでは、県内の高等教育機関が開催した公開講座、シンポジウムの回数を400回とすることなどを目標として掲げ、大学間及び大学、地域間との連携組織であるふじのくに地域・大学コンソーシアムの運営支援などにより、学生を中心とした若者が集うにぎわいあるまちづくりを進めます。
 114ページをお開きください。
 (3)農山漁村地域の魅力を活用した交流促進では都市農村交流人口を2200万人とすることなどを目標として掲げ、農林漁家民宿の開業支援や指導者研修などを地域と連携して行うほか、体験型教育旅行の誘致活動に取り組み、滞在型グリーンツーリズムを促進してまいります。
 115ページをごらんください。
 (4)多様なライフスタイルに対応する移住・定住の促進では、移住・定住者数を平成26年度から29年度までの4年間の累計で320人とすることなどを目標に、相談体制の充実、市町の受入体制整備への支援を進めるほか、本県への移住希望者が多い首都圏において、情報発信や相談会等を行うことで、県内外からの移住・定住を促進してまいります。
 67ページにお戻りください。
 文化・観光部が担うもう1つの戦略体系の2−1「有徳の人」づくりについて御説明いたします。
 3魅力ある高等教育・学術の振興であります。
 (1)公立大学法人への支援の充実では、静岡県立大学及び静岡文化芸術大学の学生の希望する進路への就職・進学率を100%とすることなどを目標として掲げ、公立大学法人の教育・研究目標を達成するための支援を進め、両大学の教育研究機能の充実を図ってまいります。なお、数値目標の「大学の教育内容に満足している」と答える県立大、文芸大の学生の割合については、平成25年度の結果が81.1%となり、平成29年度目標としていた75%を上回ったことから、数値目標を引き上げ、85%といたしました。
 68ページをお開きください。
 (2)高等教育機関の教育・研究機能の充実とその成果の地域還元では、県内の高等教育機関が行った受託研究、共同研究の件数を750件とすることなどを目標として掲げ、主な取り組みとして、大学間及び大学、地域連携を進めるため、ふじのくに地域・大学コンソーシアムの運営を支援するほか、高校と大学との連携、接続の強化を推進し、多様な分野で社会や地域をリードする人材の養成を支援してまいります。この施策の方向の数値目標「大学の教育内容に満足している」と答える大学生の割合については、県立大、文芸大を含めた県内22の大学を対象としておりますが、平成25年度の結果が79.2%となり、平成29年度目標の75%を上回ったことから、県立大、文芸大と同じ水準とすることを目指し、85%に見直しをいたします。
 69ページをごらんください。
 (3)留学生支援の推進では、外国人留学生数を2,500人とすることなどを目標に、将来の静岡県を支える、グローバルに活躍できる人材の育成を図ってまいります。
 主な取り組みとしては、大学間協定や学生、教職員の交流による県内大学生の海外留学促進及び、産学官の連携組織である留学生支援ネットワークによる県内高等教育機関への留学生の受け入れ促進を図ってまいります。
 なお、全員協議会での御説明後の主な修正点につきましては資料2後期アクションプラン(仮称)の修正(全員協議会後)のとおりでございます。私からの説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。

○宮沢委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質問等に入ります。
 それでは発言を願います。

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