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委員会会議録

質問文書

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平成20年12月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 育子 議員
質疑・質問日:12/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○伊藤委員
 多目的産業展示施設につきましては、いろいろな御意見もあろうかと思いますが、8番委員にしても必要な物だということを何度もおっしゃってくださいましたので、その必要性については認めていただいたということで応援団が1人ふえたというふうに私は解釈しているところでございます。
 これにつきましては、また別な機会に。
 今回時間がないので、1点。この説明資料で言いますと4ページについて、ちょっとお伺いします。
 どうも私もわけわからなくて、これは一体どこに聞いていいのかどうか。ちょっと混乱しているのですが……。というのは、送客・誘客の問題、それから観光局ですか、産業部とそれからここの空港需要関係ですね。韓国、それから中国、台湾、でもここに連携して誘客活動を行っているということでありますので、ここでもいいかと思ってお伺いするわけなんですが、ここに書いてある韓国旅行社の静岡県への誘致。その他の旅行社にも支店設置の要請を継続しているというふうなことでございますが、韓国にまた別な要素があるんでしょうか。
 それから他国についてはどうなんでしょうか。その辺の現在の段階での状況についてお伺いします。
 それから、本会議で質問が出ました。姉妹都市の提携についてなんですが、私も以前本会議で提案させていただきましたのですが、やはり非常に有効な手法だというふうに私も考えています。
 そこで、せっかく韓国担当、中国担当、台湾香港担当ということで担当企画監がいらっしゃるということで、かなりの働きをやっていただいているのではないかと期待しているところでございます。姉妹都市に限らず、どのような働きかけをしてくださっているのかについて現在の状況をお伺いしておきたいというふうに思っています。

 次が、富士山静岡空港就航促進協議会がありますよね。あの協議会についてちょっとお伺いしたいんです。
 何度も何度も220の団体、それから企業が所属している協議会なんだと、これは民間なんだということを強調されるわけなんですが、私どもその動きを見ていますと、県が県の意向を具現化するために団体をかき集めて、そして県が主導で動かしている団体であろうというふうにしか見えないわけですね。これは、所管する部はどこで補助金は幾ら出ている団体なんでしょうか。

 それからもう1つは、先日、沼津で、県観光協会それから行政担当の方々を集めて、何かいい物を配ったというふうなことが出ていました。それは県が製作したと出ていたんですが、こういう物なんだというんですよ、指さし会話ブック。つまり英語、中国語、韓国語の指さし会話ブック及びDVD。これは、どこで作って、どういうところにばら撒かれたものなんでしょうか。私も見たことないわけなんですが、どこでつくったものなんでしょうか、その点についてお伺いしたいと思います。

 それから、もう1点。先ほどの協議会にもつながることなんですが、例えば、民間の富士山静岡空港友の会というのがあるんですが、つい先日そこからキャラバン隊として台湾に派遣された7人の方にお伺いしますと、それは空港について広報局からですか、ビラをいただいていって、それを7人の方々がそれぞれの官公署または飲み屋さんでまいてくださったわけですよね。そのときに随分日本語で返ってきたというんですよ、日本語で。さまざまなことを話ができたと。飲み屋でも日本語が飛び交ったというわけですね。
 だとすると、これ民間、県民をもう少し巻き込んだ、県民すべてが営業マンであるみたいなそういうふうな運動の展開ができないかと。例えば、この協議会には220団体が所属していると、盛んにおっしゃるのですから、そうしますとこの220団体の中には、かなり就航地及びその周辺の海外へ出ていらっしゃる方々が多いんじゃないかと思うんですが、こういうところに協議会を使ってのそういう営業活動についての現状はどうなんでしょうか。何か民間民間と言いながら、いつでも県の意向に沿った動きだけしか見えてこないというふうな感じがするのですが、その点はいかがでしょうか。以上です。よろしくお願いします。

○池谷企画監(韓国担当)
 今の御質問の中で、韓国に関係するもの中心にお答えさせていただきます。
 まず、韓国の旅行社の件でございますけども、昨日にSBSのテレビにも出ました、10月20日に韓国のFIツアーという会社が静岡に支店を開設しまして、その後、現在つかんでいる情報では、ニューソウル高速観光という旅行会社がございまして――これはむしろ韓国へ日本のお客さんを送るのをメーンにやるという会社でございますけれども――こちらが静岡への支店の開設を今準備しているという話を聞いております。
 それから、もう1つは、これも前々、ことしの2月ぐらいに既に静岡にも視察に来て、その後もう一度来ていますけれども、タオツアーという会社なんですけれども、こちらが主に韓国のお客様をゴルフで、特に静岡に連れてきたいという形で、今、支店の開設の準備を進めているというようなことで、どちらもソウル事務所がかかわっておりますので、私どもとそれから支店誘致ということでは産業部、あるいは日本への誘客という意味では産業の中の観光局、それぞれ連携し、もちろん空港部も含めて今対応しているというのが状況でございます。
 それから、交流につきましてでございますけども、本当に静岡県、いろいろな地域、あるいはいろいろな民間団体と韓国という交流もいろいろな形で動いて、空港開港以前から長い歴史の中で動いているものもございますけれども、他県の、例えば日本海側の地域に比べると、まだまだそんなに十分ではないというような中で、空港事業を確実にしていくためには、旅行だけではなくて、そういう文化交流とか、あるいは市民グループとの交流、もうちょっと言えば、ビジネスの面でも中国とか東南アジアが注目されておりますけども、これから産業界でも新たな形での交流をつくっていくというのが確実な空港需要の拡大になっていくと思いますので、少しずつですけれども準備を進めておりまして、静岡の場合には、特に静岡市が中心になって朝鮮通信使の関係でいろいろ交流はもう既に進んでおりまして、例えば、ことしも9月にソウルの博物館で清見寺の宝物が展示されたりというような形で、そのときに市民の方々が行っていただいているということですので、そういう意味でもいろいろな形の広がりをこれからずっと広げていきたいと思っております。

○小杉企画監(中国担当)
 中国関係の旅行社の関係なんですけども、今、中国の大手3社――国際、中国、青年が日本に入って来ております。
 彼らの主な仕事は、要するに中国からのインバウンド、中国から来たお客さんの国内の手配と。それ以外にラウンド社という細かい安いツアーをやるのが、これはちょっと多数で数え切れないほどできております。
 アウトバウンドに関しては、彼らはJTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト等も関係もあり、自分たちはその一般募集的なツアー造成はしていないと。ただし、特定のお客さんから頼まれれば、中国へのアウトバウンドを出しますと。それらが今の中国関係の国内にある旅行社の動きです。
 それから、もう1つ。姉妹都市じゃないですが、交流関係は――私は中国だけなのですが――グラウンドゴルフの関係が中国から韓国へと幅を広げて動いているような状況もございます。その他、それぞれの団体が中国、韓国と動いているような形になっています。以上です。

○外山企画監(台湾香港担当)
 主に、台湾のお答えになると思うんですけども、台湾、香港ともにまず旅行社のお話ですけども、この地域は、まずチャーター便での就航から始まっておるものですから、まだ各地域の旅行社が支店を置くという動きはまだありません。
 それから、姉妹都市等を含めた交流の関係ですけども、特に台湾につきましては、県内で台湾と実際に交流をなさっている方とか、非常に縁の深い方等がおられまして、そういう方のところを歩きましていろいろ情報をいただいております。
 そういう中で、具体的には台中市の山岳会を紹介していただきまして、そことお話をして、県内にはトレッキングコースとしていいところがたくさんあるので、ぜひ開港後は静岡でそういうトレッキングを楽しんでいただきたいというような話をしまして、具体的に、開港後、じゃ静岡にそういうツアーを出しましょうとか、あるいは食の交流っていうんですか、9月に富士宮で行われましたB級グルメのほうに台湾観光協会の協力を得てビーフンの店を出していただきまして、これは一方通行の交流に終わらずに、できれば双方向の交流に発展するように、地元の食の団体等とも今、具体的なお話をしております。
 いずれにしろ既存の交流団体あるいはまだ交流していないところにつきましても、いろいろ情報を得ながら、そういう交流の橋渡しのようなものに努めていきたいというふうに考えております。

 それから、もう1つ、先ほど台湾では日本語で十分会話ができるので、台湾へ行く民間の方を広報隊として使ったらどうだというお話がありましたけども、私たちも何度か台湾行っておりますけども、確かにかなりの方が、特に年配の方、あるいは若くて日本に関心のある方は日本語を上手に話す方がたくさんおられます。そういう中で、比較的民間の方が交流をしやすい地域だと思います。
 実際に、これもほんの一部の例でしかないんですけども、富士宮のソロプチミストの団体が交流していたり、あるいはライオンズクラブの団体が交流していたりとか、そういう事例もございますので、まず既にそういう交流しているところの情報をもう少し得ながら、そういうのを参考にして、他の団体にもどのように交流のノウハウというんですかね、その辺をもう少し研究をして広げていくというのも非常に有効な方法だというふうに思います。以上です。

○豊岡委員長
 答弁を的確に手短にひとつお願いいたします。

○杉山静岡県理事(国際戦略担当兼空港需要担当)
 利用促進協議会の件ですけど、この所管は空港部でございます。220団体というお話なんですが、主に商工会議所とか県内の旅行社の団体で、いわゆる静岡空港から送り出すと、そういったことの支えになってくれるような方が中心になったと思います。

 そして、沼津で指さし会話ガイドブックとのお話がございました。これは産業部の観光局のほうでこのガイドブックをつくっております。そして、主には県内の旅館それからホテル等にそれを配ったというふうに聞いております。
 先ほど予算の件でしたけども、指さし会話ガイドブックについては産業部、それから促進協議会については空港部が所管しております。今、その予算については数字を持っておりません。

○伊藤委員
 この調査課からいただいた情報スクランブルなんですが、その新聞記事の中に、それとはまた別に今度はタクシー業界を集めてのおもてなしセミナーと、空港開港を控えというふうなことで出ているわけなんですが、こここそまさに、この中であいさつがポイントだというふうに出ているわけですが、ここにはDVDが配られたかどうかは、この点はここの企画部では全然わからないと。わかりました。ありがとうございます。

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