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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:07/25/2017
会派名:無所属


○桜井委員
 おはようございます。
 一問一答方式でお願いします。
 まず、議員になる前からいかがなもんかなと思っているのは、ここに知事広聴平太さんと語ろうとありますね。主権在民であるので権力者を選ぶのは県民であり、市民であり、国民であるんですけれども、それをあえて平太さんと語ろうという「さん」づけは、僕らの一般常識からしたら考えられないんですよ。これは事務方が考えたものか、県知事の意向でこうなったのか。
 大体一般常識からいえば、自分が何かやるときは一歩下がって、自宅の場合は拙宅だとか、何か送るときには粗品だとか、そういうことをやっているのに、何で知事は平太さんと語ろうといううたい文句で各市町に行ってお話しするのか。どうも気になってしようがない。だから私は一般質問で、あなたは国王気取りだって言ったけれど、この前に私は仏の川勝になると。仏様なら拝んでもいいんだけれども、その前に菩薩になるって言ってまして、菩薩だって抵抗なく拝めるんですが、やはり主権在民でございますので、それであくまでもやるんだよっていうならそれはそれでいいんだけれども、さんをつけること自体が一般常識から見て、一般市民から考えると、ちょっといかがなもんかと思うんですが、それについてどう言いわけするのか。当局側が考えたのか知事の意向なのか。その点を聞かせていただきたいと思います。

○杉山広聴広報課長
 知事広聴の名称につきましては、平太さんこうしてほしいよと、こういう問題があるよというふうに県民の皆様にお気軽に御発言いただく会議にしたいという考えから、県当局側と知事が相談して命名したものでございます。
 知事と語るではかたい、それから川勝と語るでは緊張感があるだろうと、そこで平太さんと語ろうということで、県民の皆様にお気軽にお集まりいただき、お話していただくという思いを込めて名称といたしました。

○桜井委員
 次に、事業概要21ページの広報推進事業費。
 ラジオ広報AM、FM、地域FMに対して1100万円の予算がついているんですけれども、AMは静岡放送で、FMは静岡エフエム放送で週1回5分。FM放送は静岡エフエム放送だけじゃないんけれど、何で静岡エフエム放送だけを選んだか。コミュニティーFMは、島田市でも浜松市でも富士市でもいろいろある中で12局平等にあるから毎月1回5分やっているんですけれども、静岡エフエム放送だけを優遇というと言い方がおかしいですけれども、なぜやっているのか。
 それから、もう1つ。
 民間放送では当然広告料というか放送料を払うんですけれど、NHKは公共放送ですからお金を払って報道してくれることはできないかもしれませんけれど、NHKに対してはどういう広報をしたのか。民間の宣伝じゃなくて公共機関の宣伝だから、NHKにはどういう対応をしたのか。またNHKに対してはどういう働きかけをしたのかについてお聞かせいただきたいと思います。

○杉山広聴広報課長
 ラジオ広報につきましては、K−MIXがありますけれども、聴取率がK−MIXが高いということで、K−MIXにお願いしております。
 それから、NHKですけれども、例えば県の情報をPRしてもらいたい場合は、県政記者クラブにNHKがいますので、基本的に県政記者クラブを通してNHKにいろいろ放送というかPRしていただくことで対応しております。

○桜井委員
 地方のコミュニティーFMは各地区にあります。ここは、民間放送といっても公共的なことを結構放送しなきゃいかん。なぜ地域ごとにFM局をつくったかといったら、新潟県の中越地震で山古志村が、どこにどういうものがあるよ、ここに水があるよと、その地域のコミュニティーFMが情報として物すごく大事。地震があれば電源は切れちゃうからテレビは見られない。ラジオは携帯ラジオならいいけれども、なかなか地域に合ったような放送はしない。ですから地域コミュニティーは住民にとって物すごく大事。
 この毎月1回というのは12局が毎月1回なのか、回り回って1回なのか。それからこの5分というのをもっともっと充実したほうがいいのではないか。何も静岡FMとかK−MIXがどうこうじゃないですけれども、地域外交でいろんなことを、市町のことを考えるんだったら、各コミュニティーFMは財政難で苦労しているんですから、市町からいろいろな助成金をもらっていてもなかなか大変みたいですので、その点もやはり地域に密着した静岡県のいろいろな広報をお知らせするには、コミュニティーFM局をもっともっと大事にするのが必要じゃないかと思いますけれど、いかがでしょうか。

○杉山広聴広報課長
 コミュニティーFMにつきましては、月1回になりますけれども、県内の12局にお願いして伊豆から西の浜松市まで、一応全てにおきましてお願いしているところです。曜日も月曜日であったり木曜日であったり土曜日であったりとか満遍なく分けながら、時間帯も8時半の朝の放送であったりとかお昼の時間帯であったりとか夕方の時間帯であったりとか、それぞれ視聴される人たちにうまく時間が合うような形で放送させていただいております。
 6番委員がおっしゃったとおり、コミュニティーFMは重要なメディアになりますので、引き続き県政についてしっかり放送してもらいたいと思っております。

○桜井委員
 次に、事業概要24ページの地域外交展開事業費。
 中国にはたしか上海に海外駐在員事務所が設けてあると思いますけれども、今度は北京との交流。北京との交流だけじゃないですけれども、予算は2900万円。北京についてはこれから力を入れて、いずれは海外駐在員事務所を設ける考えでやろうとしてるのかについてお答え願いたいと思います。

○土村地域外交課長
 北京につきましては、中国の首都であるということで、中国全土への影響力が非常に高いことから、今回北京との関係強化事業費を計上してございますけれども、北京に海外駐在員事務所を設置することについては、今のところ考えておりません。

○桜井委員
 次に、事業概要27ページの浙江省友好提携35周年記念事業費。
 記念品交換は600万円ですけれども、内容を見ると浙江省からの記念品設置と本県からの記念品贈呈と。記念品設置にどれぐらいかかるか知らんけれども、こんなに多額なものを置くんですか。それとも記念品はそんなにかからんよと、設置にかかるんだよと、これについて教えてください。

○土村地域外交課長
 今回、記念品交換として計上しておる記念品につきましては、いずれも設置が必要な経費ではございません。物をお互いに送って交換する形でございますので、設置にかかる費用はない状況でございます。

○桜井委員
 ということは、ほとんど600万円が記念品になるということですか。

○土村地域外交課長
 予算計上では600万円が記念品で、秋の交流に向けて贈る記念品については内容を精査しておるところでございます。

○桜井委員
 次に、事業概要29ページの多文化共生推進事業費。
 FMラジオ、インターネットラジオを活用した英語、ポルトガル語による行政情報等々と書いてありますけれども、こちらはブラジルの移民といいますか、日系ブラジル人のためにポルトガル語の放送をすると思っておりますけれども、メキシコはスペイン語圏で、南米はブラジル以外でポルトガル語を使っているポルトガル語圏とスペイン語圏があると思うんですけれど、スペイン語圏の国も日本へ働きに来てるか、こちらへ移民しているとかの場合、ポルトガル語の放送だけでいいのかなと思っているもんですから、それでいいんだよと言えばそれでよし。スペイン語圏の国からも静岡県に来ているから、スペイン語も必要じゃないのかなと思っているんですけれども、それについてお答え願いたいと思います。

○山本多文化共生課長
 静岡県内の在留外国人数は、平成28年12月末現在で7万9000人となっております。そのうち最も多いのがブラジルでして2万6000人ほどとなっております。次にフィリピン人が1万4000人で県内におきましてブラジル人がかなり多いので、必然的に放送もポルトガル語を優先させていただいております。

○桜井委員
 スペイン語圏の人たちは、静岡県にどれくらいいるのはわからないの。

○山本多文化共生課長
 スペイン語圏の方について数字を集約してございませんので、数字につきましては後ほど委員長と相談して対応させてください。

○桜井委員
 スペイン語圏の方も多いようだったら、ポルトガル語だけでなくてスペイン語も必要じゃないかと私は思いますので、また一応検討していただきます。少なければ費用対効果を考えてと言っても、費用対効果って大した金額じゃないと思いますけれども、そういう形でお願いしたいと思います。

 次に、事業概要30ページのパスポート。
 旅券発給事務は市町で委託してやっているんですけれども、たしか10年物と5年物、単発もあるかもしれんけれども、10年物で一万五、六千円かかるのかな。5年で1万1000円ぐらいかかるのかな。
 私はパスポートをとったことがあるんですけれども、県証紙だとかいろんなお金がとられるんですけれども、2,000円の県証紙は当然県の収入になり、パスポートは外務省が管轄だから国へも入るのか。どういう配分になっているのかをお聞きしたいと思います。

○寺本多文化共生課旅券室長
 旅券の発行手数料は、10年旅券は1万6000円で、1万4000円を収入印紙、2,000円を県証紙で納付していただいています。5年旅券につきましては1万1000円で、そのうち9,000円を収入印紙、2,000円を県証紙で納付していただいております。各市町への権限移譲事務交付金の交付額は、静岡県権限移譲事務交付金交付要綱により、前々年度の取扱件数を算定の基礎として算出して、平成28年度につきましては県収入の約47%を交付しております。

○桜井委員
 パーセントで言われてもね。金額的に市町へ配分したのは、前年度で幾らぐらいかわかる。

○寺本多文化共生課旅券室長
 平成28年度の県の収入が約2億円、各市町への交付額が1億円弱になっております。

○桜井委員
 以上です。ありがとうございました。

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