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委員会会議録

質問文書

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平成24年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:07/04/2012
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 私は、大きく5項目ですが、質問させていただきます。
 まず、組織体制と所管事務について伺います。午前中に6番委員が質問されておりましたけれども、ふじのくに大使館とふじのくに領事館について、実は私も全く同じ疑問を持っておりましたところ、先ほど答弁がございましたので、これについてはいいんですが、2ページ、3ページに書いております所管事務の概要についてお聞きしたいと思います。それぞれふじのくに大使館、東京事務所とふじのくに領事館、大阪事務所の所管事務という記載があるんですけれども、私もこの内容をよくわかっていなかったものですから、この資料を見まして、所管事務で若干違いがあるところについてお聞きしたいと思います。
 ふじのくに大使館の東京事務所と大阪事務所で若干違うところがありまして、例えば、東京事務所の5番の国及び関係機関との連絡調整に関することというのが大阪事務所には入っていない点と、逆に大阪事務所の5番の観光案内等の観光振興に関することというのが東京事務所のほうには入っていませんでした。東京事務所と大阪事務所、もちろん首都圏と関西圏ということで、担当地域が違うということは当たり前のことなんですが、それ以外に何か役割分担の違いなどを踏まえて、この所管事務の違いについて御説明をいただきたいと思います。

 2点目は、10ページの県民の日事業についてでございます。
 8月21日の県民の日というのが、どれだけ県民の皆様に広く認知されているのかなということを疑問を感じております。実際に、私の周りでは、県民の日が8月21日だということを知らない方が非常に多くいらっしゃいました。県としては現在、8月21日の県民の日というのがどれだけ認知されているかということをどう認識されているのでしょうか。また、平成8年に制定ということですので、16年たつわけですけれども、これまで県民の日に対しての認知度、意識というか、そういったものが上がっているのか、16年たつけれども、余り変わらないのか、そういったところの推移がもしわかれば、教えていただきたいと思います。
 また(2)の各種イベントというところに、平成23年度の実績でさまざまな事業を行ったということが書いてあるんですけども、大体でいいんですけども、こういった事業を通してどれくらいの方がこのイベントに参加されたのか、参考までにお聞かせいただきたいと思います。

 3点目は、次のページの11ページの知事広聴の開催についてでございます。
 こちらも先ほど、6番委員のほうからもありましたけれども、私も昨年、地元の清水区で開催された知事広聴に参加をさせていただきました。そのときは、先ほど6番委員の地元で開催された後だったので、改善されたのかもしれませんが、発言者の方と知事との意見交換というのは、有意義にされていたなという印象を私は記憶しております。気になるのは、その後、その意見がどう反映されているのかということであります。そこで、これまでの22市町で開催されたこの知事広聴の中で、17回開催した中で、目的のところにもありますとおりに、地域の実情や新しい取り組みなどを把握し、県民の声を反映した県民本位の県政の推進をするという目的に沿って、これまでの具体的な成果について、教えていただきたいと思います。
 また、この事業については、全体計画というのがあるんでしょうか。例えば、知事の任期中に全地区に行って開催するとか、そういった全体的な計画があるのかというところもあわせて御説明お願いします。

 4点目は17ページの静岡県雇用創造アクションプランの推進についてお聞きします。
 アクションプランの目標の現在の状況で、アクションプランの策定時から既に1万4000人改善されているということであります。今後、3万人の雇用創造の目標に向けての推進の中では、さまざまな課題が出てくると思うんですけれども、この3番のところに進捗管理ということで書いてありますが、目標達成に向けて今後の取り組みについて、もう少し詳しくお聞きしたいものですから、御説明をお願いします。

 最後、5点目は24ページの光ファイバ網整備促進事業についてなんですけれども、平成24年度の事業実施予定市町、磐田市と島田市ということで記載されておりますけれども、事業概要の56ページを見ますと、この実施予定市町に掛川市が入っています。今回いただいたこの説明資料の中では、掛川市は入っていませんで、磐田市と島田市ということになっております。この選定された経緯と言いますか、選定理由について御説明いただきたいと思います。お願いします。

○滝浪総務課長
 所管事務の概要で、事務分掌の違いについてであります。
 東京事務所に掲載してあります国及び関係機関等との連絡調整については、国の各本省、国の外郭団体また国会議員会館等が東京にありますので、県では各本省から毎日のように通知が出ておりますので、そういったものを取りに行ったり、いろんな連絡調整を行っております。大阪事務所にも国の出先機関はありますが、これは地域の管轄になりますので、本県の大阪事務所自体は関係ありませんので、連絡調整事務はございません。
 また、大阪事務所に掲載してあります観光案内所の観光振興に関することは、現在入居している大阪事務所の中に観光協会が一緒に入所しておりまして、事務所を訪れる一般の人も多くありますので、静岡県の観光案内を一緒に行っております。こうしたことから、特出ししてここに掲載してあります。
 東京では、県の観光協会が有楽町に事務所を構えておりまして、そこで観光の案内を行っておりますので、ここには掲載してございません。ただ、東京事務所におきましても、観光広報の事務は行っておりますので、これは3の県行政の首都圏及び海外への広報に関することを含めておりますので、ここの中に入れ込んでおります。以上でございます。

○山口知事戦略局長
 県民の日の事業の周知についてお答えします。
 県民の日は、平成8年度に制定されまして、この周知、認知度につきましては、平成9年度から広報課で調べているところでございます。ちなみに、平成9年度の調査におきましては、25%の者が認知しておりまして、次の調査であります平成14年度につきましては30%、また直近の調査としまして、平成21年度は46%と徐々に認知度は上がってきております。しかしまだ50%以上もいっておりませんので、企画広報部といたしましては、今より一層周知されるように、いろんなことをやっているところでございます。
 具体的に申し上げますと、県民だよりを使いまして、県民の日の周知を図ったり、ふじっぴーというゆるキャラもございますので、それをマスコットとしまして、県民の日のポスター等をつくりまして周知等を図っております。県民の日も恐らくこういった周知もありまして、皆様方には根づいてきた取り組みになっていると思います。なお、県民の日の事業の参加ですが、すべての事業の参加というデータはございませんが、県主体の事業ですと、平成23年度昨年ですが、8万1313人の方がこの事業に参加していただきました。今年度につきましては、昨年度より多くの人数8万2000人を目標にしたいと考えているところでございます。

 続きまして、知事広聴の関係でございます。知事広聴のどのような施策が具体化になったのかということでございますが、知事広聴は、まず平成23年度、昨年度における知事広聴においてのいろいろな発言の具体化の施策としましては、まず一つございますのが、これは昨年度11月に行いました知事広聴、裾野市、清水町、長泉町を対象とした知事広聴でございます。そちらのほうで東部地区には発達障害児の相談をするところがないというような意見がございまして、これにつきましては、今年度24年4月から東部総合庁舎に相談室を設けまして、相談体制を強化したところでございます。また、食の文化におきまして、今いろんな食等をつくって皆さんに提供していますが、もっと多くの方に来ていただきたいと、そういうような御意見もございました。こちらのほうにつきましては、もう既に行ってございますが、平成24年度からは食の都の仕事人の生産者や県民が連携した地域の食文化と農を結ぶ会、そういったものを県内7カ所で予定することにしまして、より静岡県のすばらしい農芸品、農産物を地産地消にかかわらず、多くの方に楽しんでもらうようなそういった仕組みを反映させたところでございます。
 また、知事広聴の全体の計画についてでございますが、知事広聴は委員御指摘のとおり、今まで2カ年で22市町に対して行っているところでございます。現在まだ13市町におきまして、知事広聴を実施してございません。今年度は8回を予定しておりますが、この8回を使いまして、13市町すべてをやっていきたいと考えております。知事の日程等もなかなか難しいところがございますので、この日程につきましては、十分調整しまして、なるべく早い時期に、できましたら年内にでもすべての市町を回れるような、そういう形で知事広聴を進めていきたいと考えておるところでございます。以上です。

○佐藤企画課長
 雇用創造アクションプランの進捗管理についてお答えいたします。
 進捗評価につきましては、県内の完全失業者を中心にとらえまして、有効求人倍率、そして就業者数等にも注意して総合的に評価をしてまいります。それとあわせまして、個別の取り組みというのがございます。そちらは、雇用の創出、人材の供給と大きく分けまして、戦略展開をしております。雇用の創出につきましては、急激な経済情勢の変化に対応できる力強く底力のある労働市場の基礎を築くために、例えば、新産業分野の成長ですとか人材の供給という点では、仕事をしたいだれもが就業できる環境の実現を目指して、雇用のマッチング促進等々、こういうものを施策展開の方向として、27の数値目標をそれぞれ評価をしていきたいと思っております。
 これらの基礎評価を通しまして、ある程度の評価をした後、アクションプランを実効性のあるもの、そして、雇用の推進というのは県民一丸となって進める必要がございますので、産業界、労働界、福祉・医療界、教育界、それから国、市町、県からなる静岡県雇用創造県民会議の場にかけまして、評価についての御意見をいただくとともに、今後の取り組み等についても御意見をいただきたいと思います。
 こちらについては、8月1日に本部、県下一本でやりたいと思っておりますが、それ以外にも4地域政策局ごとに地域会議を設けまして、地域ごとの御意見についてもここで伺いたいと思っております。それを面会順に評価、そして御意見をいただいた中で今後の施策の展開に反映をさせていきたいというふうに考えております。
 なお、このプランの進捗状況につきましては、毎年度こういう形で把握をさせていただきまして、公表したいとに考えております。以上でございます。

○海野情報政策課長
 光ファイバ推進事業についてお答えいたします。
 光ファイバ推進事業の実施予定市町につきまして、平成24年度の事業概要のほうには掛川市が掲載されておりますが、今回の委員会説明資料については、掛川市が掲載されていないという点についてお答えします。
 この光ファイバ網整備推進事業につきましては、こちらは民間事業者が情報通信基盤を整備する場合に県と市が補助をすることで条件不利地域の情報通信格差を解消していくということを趣旨として設けた補助制度でございます。
 この事業を実施するに当たりましては、県と市町は当然でございますが、整備をしていただける民間の事業者、これを含めた三者が合意した上でなければ事業が実施できません。掛川市の北東部の一部のエリアにつきましては、県と市については事業実施の意向がございますが、事業者についての調整がいまだ終わっておりません。今回の委員会説明資料については、直近の状況を載せてございますので、まだ調整がとれていないということで掲載をしていないということでございます。以上でございます。

○盛月委員
 どうもありがとうございました。何点か要望と1つだけ再質問をさせていただきます。
 まず要望ですけれども、知事広聴の件ですけれども、県民、市民の皆さんが直接知事と意見交換ができるというのは、本当に貴重な機会だと思います。もちろん私ども議員が県民の皆様の声をしっかりと県政に届けるということはございますけれども、知事と直接意見をぶつけられるというのは、とても早道だと思いますので、ぜひこれからもたくさん成果が上がるように、取り組んでいただきたいと思います。

 質問が1点です。県民の日の事業についてです。先ほど御答弁いただきまして、県民の認知度がどんどん上がってきているという結果を聞きまして、少し安心しましたけれども、まだまだ半分以上の方が県民の日について知らないという状況でございますので、まだまだ工夫が必要で、もっと広く県民の日をよく知っていただくために努力が必要かと思います。
 県民の日は8月21日ということで、夏休みの期間ですので、もちろん県内で県民が県民の日を知ることもまず大事ですけれども、県外の方とか、海外の人にもこの県民の日というのはアピールしていったほうがいいと私は思います。夏休みの期間なので、夏休みの旅行先を静岡県を選ぶという人がたくさんふえたらいいなというふうに思っています。ことしは無理だと思いますけれども、来年、県民の日は何とか月間みたいな形にして、県民の日にちなんで観光客、県外、海外から来た方に何かメリットがあるような、そういった企画もされたらどうかなと思うんですけれども、その点についてもしお考えがあれば、御所見をいただきたいと思います。以上です。

○山口知事戦略局長
 まず知事広聴を応援していただきまして、どうもありがとうございます。確かに知事広聴をまだやっていない市町、先ほど言いましたようにございますが、そちらの市町からはぜひ知事と直接いろんな要望等、意見交換等をやりたいという御意見がございました。そちらにつきましては、御希望にこたえるべく、しっかり取り組んでいき、またこの市町の方々の要望をしっかり反映できるような、そういった意味ある知事広聴にしたいと考えているところでございます。

 また、県民の日のことですが、先ほど申しましたように、まだ半数の方が十分認知していないという現実がございます。それらにつきましては、謙虚に受けとめまして、例えば、この県民の日を大きく立ち上げた県民広報を出します。また、先ほど言いましたように、このいろいろなゆるキャラとか、テレビ、ラジオ、そういったものも使いまして、県民の日の周知を図っていきたいと考えております。それから、今、委員から御指摘がありました県外の人、海外の人、そういった方々にもしっかり伝わるような、そういったこの県民の日をより周知するというような工夫につきましても、今後しっかり取り組んでいきたいと考えております。以上です。

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