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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年9月定例会企画空港委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 10/07/2008 会派名:


○岩ア空港部長
 空港部長の岩アでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 空港部関係の提出案件及び報告事項につきまして、議案、議案説明書、それからお手元に提出いたしました企画空港委員会説明資料により御説明いたします。
 まず、委員会説明資料の表紙に記載してございます目次をごらんください。
 今回提出いたしました議案は、平成20年度一般会計補正予算及び別号議案2件の、合わせまして計3件でございます。
委員会説明資料の1ページをお開きください。
初めに、第107号議案「平成20年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。お手数でございますが議案のほうが9ページ。それから議案説明書は12ページ。あわせてお開きください。
 空港部の補正予算額は、第10款災害対策費のうち、第5項空港施設災害復旧費の4億円の増額であります。これは空港西側に位置します調節池ののり面において平成20年6月の豪雨の影響により地すべりが発生したため、災害復旧工事を行うものであります。
 災害の位置及び状況につきましては、説明資料の2ページ、また災害復旧の平面図及び断面図につきましては説明資料の3ページに掲載しましたので、御確認いただければと存じます。
 委員会説明資料の1ページにお戻りください。3の債務負担行為補正についてであります。あわせて議案の10ページ、議案説明書は16ページをお開きください。 
 これは、本年2月議会におきまして、債務負担行為の議決をいただいた空港関連道路整備事業工事契約につきまして、新幹線橋梁上部工に使用いたします鋼材価格の高騰に対応するため、表に記載のとおり限度額を3億5000万円から4億円に変更するものであります。
 委員会説明資料の4ページをお開きください。今回の補正予算案件でございます空港施設災害復旧費と空港関連道路整備事業工事契約の工事箇所を掲載いたしましたので、御確認いただければと思います。
 次に、委員会説明資料5ページをごらんください。第115号議案「静岡空港の設置、管理及び使用料に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。お手数ですが議案のほうは39ページ、議案説明書は27ページでございます。
 富士山静岡空港に県が航空機給油施設を設置することに伴いまして、この施設の使用手続や使用料の額に関する規定等を追加するほか、航空法の改正に伴う所要の改正を行うものでございます。
 なお、給油施設の管理業務につきましては、今後所定の審査を行った上で、さきの6月県議会定例会で空港基本施設等の指定管理者として指定の議決をいただきました富士山静岡空港株式会社にゆだねることとしております。
 委員会資料の6ページをお開きください。次に、第124号議案「県営土地改良事業に対する市町等の負担額について」であります。議案のほうは67ページ、議案説明書は39ページをあわせてお開きください。
 空港部関係は、議案の68ページ、それから議案説明書40ページの空港関連大規模農地開発事業と位置づけられているものでございます。
 これは、切山大旗地区におきます農地開発事業につきまして、静岡県営土地改良事業分担金等徴収条例第3条の規定に基づきまして、牧之原市の負担額を210万円と定めるものであります。
 次に、報告事項であります。委員会資料の7ページをお開きください。
静岡空港管理事務所の設置であります。平成21年3月の開港に向けまして、富士山静岡空港の管理運営業務を着実かつ的確に行うため、去る10月1日に空港部の出先機関として静岡空港管理事務所を新たに設置いたしました。この静岡空港管理事務所は、総務課、施設課の2課、合わせて17人体制といたしましたが、当面は所長以下4人を専任として配置をいたしまして、空港部本庁及び静岡空港建設事務所の職員13人が兼務という形で業務に当たっていくこととしております。
 委員会資料8ページをお開きください。富士山静岡空港の整備推進であります。
 2の空港本体及び周辺施設の整備進捗状況につきましては、平成21年8月末までに滑走路・誘導路舗装工事と航空灯火工事等の基本施設が完成しますとともに、空港用消防自動車も納入されたところであります。
 また、資料には記載してございませんけれども、空港の西側の周囲部に存在する制限表面を超える物件でございますが、現在も引き続きその所有者に対しまして、当該物件の除去をお願いしているところであります。さらに並行いたしまして、仮に当該物件の除去をしていただけない場合におきましても、さまざまな角度から航空機運航上の安全性を確保するための対応策について検討しているところであります。今後速やかに対応策を決定した上で、必要に応じて所要の処置を講ずるとともに、完成検査手続などを含めまして開港に支障がないよう全力で取り組んでまいります。
 なお、対応策が決定し次第、県議会議員の皆様を初め、県民の皆様に対して御説明、御報告申し上げることとしております。
 次に、添付いたしました富士山静岡空港飛行検査のお知らせというものをごらんください。
 国が整備いたしました無線施設などの航空保安施設の完成に伴いまして、その機能を検査するため、国において10月中旬から飛行検査を約2カ月間実施することとしております。その資料に関しまして、地元1市1町に配付し周知を図らせていただいたところであります。
 委員会資料の見開きの9ページ、お開きください。空港のターミナル地区の施設整備計画はおおむね固まりましたので、御説明いたします。
 中央に位置します旅客ターミナルビルにつきましては、富士山静岡空港株式会社が来年1月末の竣工を目指して建築工事を進めており、9月末現在の進捗率は75%というふうになっております。
 旅客ターミナルビルの東側の庁舎・管制塔、電源局舎、消防庁舎につきましては建築工事は既に完成をしており、10月1日には国の静岡空港出張所も開所の運びとなっております。
 また、消防庁舎には、空港用消防自動車3台が配置されたところであります。
 消防庁舎の南側には、第115号議案で条例改正をお願いしております航空機給油施設の工事が進められており、さらにその南側には富士山静岡空港株式会社が航空機運航に係る地上支援車両のほか、一般の来場車両にも御利用いただけるガソリンスタンドを整備することとしております。
 次に、旅客ターミナルビルの西側の貨物ターミナル地区でございますけれども、開港当初においては、貨物上屋の敷地として使用する土地が貨物地区の一部のみとなりますことから、旅客ターミナルビルとの間の未利用地を当分の間、貸し切りバス、見学バスなどの臨時乗降場として活用することといたしました。
 さらに貨物上屋の北西――図面では左上になりますけれども――この場所にはリージョナル航空事業の開業準備を進めておりますフジドリームエアラインズの地上支援業務員の詰め所や資機材の倉庫等、旅客ターミナルビル本体内にスペースを確保できない機能を収容するために、富士山静岡空港株式会社が別棟を建築することとしております。
 そのほか、約2,000台の無料駐車場につきましても、平成21年1月末の完成に向けて整備を進めているところであります。
 次に、委員会資料の10ページをお開きください。
 富士山静岡空港のエアポートセールスの推進であります。開港時からより多くの路線・便数を確保するため、引き続き富士山静岡空港に就航意欲や高い関心を示していただいている航空会社に重点を置きながら、エアポートセールスに全力で取り組んでいるところであります。
 また、これまでの就航表明の状況ですが、国内線につきましては、去る8月28日、日本航空から札幌及び福岡路線の運航計画が発表され、また7月25日はフジドリームエアラインズから小松、熊本及び鹿児島路線の運航を含む事業計画が発表されたところであります。
 次に、委員会説明資料11ページをお開きください。
 国際線のうち中国につきましては、現在中国東方航空や中国南方航空などと具体的な路線・便数について協議を続けているところでございます。これによりまして何とか早期の定期便就航表明を目指してまいります。
 台湾につきましては、7月末に知事が航空会社等を訪問して就航要請を行い、また9月17日には、マンダリン航空の王会長が来静して富士山静岡空港を視察され、開港時からのチャーター便就航の意思を示していただいたところであります。
 今後とも、香港やタイなども含め、より多くの路線・便数が確保されるよう、航空会社への就航支援策も効果的に活用し、エアポートセールスに取り組んでまいります。
 次に、委員会説明資料12ページをごらんください。富士山静岡空港の利用促進であります。
路線・便数の確保に当たりましては、エアポートセールスとあわせまして県民一丸となった需要拡大の取り組みが重要でありますことから、富士山静岡空港就航促進協議会などと連携して、航空需要の拡大に努めているところであります。
 1番の(1)のアウトバウンド促進事業につきましては、9月に浜松市におきまして韓国観光客誘致セミナー&空港利活用支援事業活用説明会を、また静岡市においてJAL航空教室を開催するなど航空需要の喚起に努めたところであります。
 また、(2)のインバウンド促進事業では、年末にかけて台湾及び韓国の旅行エージェントを招聘し、富士山静岡空港を活用した静岡への新たな旅行商品の造成を促進することとしているほか、就航先及び就航要請先におけます本県の知名度向上を図るため、現地のテレビ、雑誌等による空港の取材に対する協力を行っております。
 2番の教育旅行促進事業では――説明資料の13ページの(2)にもございますけれども――8月20日から22日まで、福岡、佐賀、長崎へ中学・高校の修学旅行担当者などで構成されました教育旅行調査団を派遣し、教育旅行のコースや教育的効果の調査を行いますとともに、(3)にございますように、7月25日には工業高校の教員等111名を対象に空港現地見学ツアーを実施したところであります。
 3の広報事業でございますけれども、(3)にありますように、今年度は8月末までに一般公募による現地バス見学会を3回実施し、約1,600人の県民の御参加をいただきました。
 また、8月末までの展望台等におきます現地見学者数が約6万400人と前年同月実績の約2.5倍に上っており、県民を初めとした皆様の開港に寄せる関心の高まりを実感しているところでございます。
 今後とも県民への理解増進に努めますとともに、より多くの利用者の確保と拡大が図れるよう取り組んでまいります。
 次に、委員会資料の14ページをごらんください。スカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタ2008in静岡の開催であります。
 富士山静岡空港の開港を控え、県民の皆様の開港に寄せる期待は、空港現地見学者数に見られますように、ますます高まってきております。そこで、富士山静岡空港の開港記念行事の一環として、国土交通省の後援により、毎年全国各地で開かれている航空スポーツイベント――スカイ・レジャー・ジャパンと空港の完成が近づいていることを広くアピールし、空港の利用促進を図るための静岡エアポートフェスタを一体的に開催いたします。
 お手元に配付いたしましたチラシのとおり、当該イベントは滑走路やエプロン、消防庁舎等を活用し、アクロバット飛行の実演やヘリコプターの体験搭乗、就航先及び航空会社のPRブースの出展など、さまざまな催しを企画しております。
 県民の皆様に、開港後は立ち入ることが難しい空港施設の広さ、大きさを実感していただく絶好の機会となり、開港が近づいていることを県内外に強く訴えていきたいというふうに考えております。
 そのほか、一般県民向けの空港施設見学会や地元感謝デー、関係者をお招きしての空港施設内覧会など、開港に向けてさまざまな記念行事を実施し、県民の皆様の開港に対する一層の機運醸成を図ってまいりたいと考えております。
 以上で、私からの説明は終わらせていただきますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。

○豊岡委員長
これより質疑等に入ります。なお、所管事務調査もあわせて行います。
 それでは、発言をお願いいたします。

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