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委員会会議録

質問文書

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平成21年10月新型インフルエンザ対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 護 議員
質疑・質問日:10/27/2009
会派名:平成21


○岡本(護)委員
 先生、先ほどの御説明で、マスクの効用を御説明いただきました。つい最近、新聞報道ですが、白金でマスクの開発をという記事がありまして、これ、中身を見ておりますと、静大農学部の露無教授と、それから京都大学の小山准教授の共同開発で、マスクを、このマスクの布に白金、ナノコロイドを塗ってすれば、菌が死滅するということで、実用化するということなんですね。これはもう、かなりマスクとしては効用があるんでしょうが、さらにほかにも、そういうことならば、例えばどこか部屋へまくとか、そういうふうにすれば、菌は一気にやっつけられるんじゃないかと、こう思うんですが、どうなんでしょうか。

○大槻公一氏
 恐らく、もうそういう効果を実験的に確かめておられると思います。ですから、それはそれで、いいことではないかと思っています。ただ、これは、私の全くの個人的な意見ですけれども、白金のような希少鉱物をそういうところに使われるのは、ちょっともったいないのではないかと考えてます。
 私、鳥取大学に勤務しておりましたときに、地元の、国立大学が法人化するということで、とにかく地元産業育成に協力してやってほしいということで、ドロマイトという、これは数億年前のサンゴ、これが化石になったものですけれども、それに熱を加えて、水を加えて、ナノサイズに粉砕したもの、それをマスクにつけたものも、今、実は私ども、実際に販売してます。ただ、私、それに協力したのは、そのドロマイトというのが、ほとんど無尽蔵にあるということで、そういうものだったらいいのではないかと。それと、大昔のサンゴというもので、使い終えた後も自然に帰すときに、公害のもとにはならないということで、やはりそういうのがふさわしいのではないかと考えてます。
 それから、今、白金が出ましたが、実際には、私たち、もう1つ、銅イオンですね。銅を使ったものも、開発してやっております。ですから、恐らくそういう無機物で抗菌、あるいは抗ウイルス作用のあるものは、かなりあるのではないかということを考えてます。
 ですから、先ほどの消毒薬ではないですけれども、適材適所でうまく使い分けをしていけば、それぞれ、相当、期待できるのではないかと。やはりタミフル、あるいはワクチン等、決して十分量ではありませんので、やはりいろいろな形でウイルスに感染しないような、そういうものを、我々、備えるということは、非常に重要なことだと考えてます。

お問い合わせ

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