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委員会会議録

委員会補足文書

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平成26年12月定例会企画くらし環境委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/16/2014 会派名:


○池谷くらし・環境部長
 おはようございます。くらし・環境部長の池谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、今議会に提出しておりますくらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして、御説明申し上げます。
 委員会説明資料の1ページをごらんください。
 初めに、議案関係についてであります。
 今回提出しております案件は、平成26年度一般会計補正予算、平成26年度県営住宅事業特別会計補正予算及び別号議案2件の計4件でございます。
 1の第164号議案「平成26年度静岡県一般会計補正予算」は、くらし・環境部職員の給与改定に伴う補正であり、補正予算額は、3633万7000円であります。
 なお、議案説明書等の該当ページは、記載のとおりでございます。
 2の債務負担行為は、静岡県男女共同参画センター「あざれあ」の直流電源装置の修繕工事契約について、契約期間が複数年にわたるため、債務負担行為を設定するものであります。
 2ページをお開きください。
 2の第165号議案「平成26年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」は、特別会計に係る職員の給与改定に伴う補正であり、358万8000円の増額に伴い、予備費を減額するものであります。
 次に、3ページをごらんください。
 3の第197号議案「県営住宅明渡し等請求事件の提訴について」は、県営住宅家賃の長期滞納者及び不法占有者に対して、住宅の明け渡し等の訴えを提起することについて議決を求めるものであります。
 続いて、4ページをお開きください。
 4の第198号議案「県営住宅家賃の支払いに関する和解について」は、県営住宅家賃の長期滞納者を相手方として、家賃の支払いに関し和解することについて議決を求めるものであります。
 続きまして、所管事項の主要事項につきまして御説明申し上げます。
 資料の5ページをごらんください。
 ふじのくにNPO活動基金事業の取り組みについてであります。
 多様な主体が協働して社会を支える仕組みを構築するため、平成23年度から5年間の時限事業として、寄附金等を原資としたふじのくにNPO活動基金を創設いたしました。本年度10月末までにNPOの活動支援として85件、総額で3515万円を助成しております。また本年9月には当基金の活動を引き継ぐものとして一般財団法人ふじのくに未来財団が民間主体で設立され、来年4月には公益財団法人へ移行する予定であり、今後は、同財団の活動を支援してまいりたいと考えております。
 続きまして、6ページをお開きください。
 東富士演習場使用協定の改定についてであります。
 第十次東富士演習場使用協定の期間が平成27年3月31日をもって満了することから、去る11月上旬、今回の協定更新に際し、国及び地元から県に対し立会人としての協力依頼がございました。今後、現使用協定の終結及び第十一次使用協定の締結に向け、県として円満かつ適切に改定されるよう両者の調整に努めてまいります。
 7ページをごらんください。
 子どもの体験型防犯講座の実施についてであります。
 子供に対する不審者からの声かけ事案は増加傾向にあり、子供が犯罪に巻き込まれる危険性が高いことから、平成25年度から子供が自分の身を守る方法を体験しながら学ぶ子どもの体験型防犯講座、通称「あぶトレ!」を開催しております。今後も県教育委員会や市町と連携し、この講座のさらなる普及に努めてまいります。
 続きまして、9ページをごらんください。
 企業に対する女性活躍促進の取り組みについてであります。
 県内企業での女性の活躍、特に管理職を拡大するため、一般社団法人静岡県経営者協会と連携して女性の活躍推進のアンケートを実施するほか、企業の代表者等を対象とした女性活躍推進シンポジウムの開催、男女共同参画社会づくり宣言事業所への訪問調査による女性の活躍促進の働きかけなどを実施してまいります。
 次に、10ページをごらんください。
 快適な暮らし空間の実現についてであります。
 三島市の優良田園住宅の建設や三島市光ヶ丘団地における既存住宅の流通促進のためのモデル事業、小山町や沼津市の住宅分譲など、市町、民間事業者などと連携しふじのくに暮らし空間n倍増プロジェクトを展開し、経済活性化や人口減少対策に住宅政策からも積極的に対応してまいります。
 11ページをごらんください。
 静岡県耐震改修促進計画の推進についてであります。
 木造住宅の耐震補強への助成実績の累計は、本年10月末現在で1万8304戸となり、平成27年度末までの目標2万戸の91.5%の達成率となっております。
 また、法改正により耐震診断が義務化された大規模建築物に対しましては、市町とともに対象建築物の所有者と幾度となくお会いして、早急に耐震化に取り組むよう働きかけた結果、耐震診断の実施についてはおおむね了解していただいており、準備が整った施設から順次実施していただいております。
 13ページをお開きください。
 県営住宅総合再生整備事業の推進についてであります。
 平成26年度主要事業のうち、民間住宅団地の借り上げについては、今年度新たに45戸程度を計画しておりますが、10月31日までの募集期間に5者76戸の応募があり、12月中に事業者の承認をしたいと考えております。
 続きまして、環境局関係でございます。
 14ページをお開きください。
 ふじのくに地球温暖化対策実行計画の見直しについてであります。
 11月21日に開催した静岡県地球温暖化防止県民会議におきまして、ふじのくに地球温暖化対策実行計画の改定案の検討を行いました。
 詳細な内容は、別途配付いたしました資料のとおりでありますが、2020年度の温室効果ガス排出量を2005年度と比べて20%削減する目標を掲げ、この目標の達成に向けて、4つの方針に従って取り組むことといたしました。
 今後は、パブリックコメントを実施して県民の意見を伺いながら、今年度中に改定実行計画を決定する予定でございます。
 次に、15ページをごらんください。
 富士山の環境保全対策についてであります。
 富士山スカイライン等で16種、約9,000個体の生態系に悪影響を及ぼす可能性がある要注意外来生物を確認いたしました。
 今後、外来植物の県間移動も危惧されることから、山梨県と連携した外来植物対策を進めてまいります。
 また、設置後約10年を経過した山小屋トイレの現状調査を行った結果、特に老朽化に起因すると思われる能力低下は見られませんでした。
 引き続き、維持管理手法の改善のための調査など、山小屋トイレの適切な維持管理に努めてまいります。
 16ページをお開きください。
 静岡県災害廃棄物処理計画の策定についてであります。
 第4次地震被害想定では、東日本大震災を上回る膨大な量の災害廃棄物が発生すると見込まれるため、市町や関係団体、有識者等の意見を聞きながら、このたび静岡県災害廃棄物処理計画の原案を取りまとめました。
 原案の内容は、別途配付しました資料のとおりでありますが、今後、パブリックコメントを経て、3月までに策定する予定であります。また災害廃棄物処理の実務を担う市町に対しましては、県計画との整合をとって市町計画を策定するよう働きかけてまいります。
 17ページをごらんください。
 静岡県産業廃棄物の適正な処理に関する条例施行規則の一部改正についてであります。
 産業廃棄物処理業の実施に関しすぐれた能力及び実績を有する優良認定業者に処理を委託する場合は、産業廃棄物処理施設の状況の実地確認や県外から産業廃棄物を搬入する際の県との事前協議を不要とする条例施行規則の改正を行います。
 18ページをお開きください。
 バイオマス発電等における静岡県環境影響評価条例施行規則の一部改正についてであります。
 バイオマス燃料を使用した工場、発電所等の建設につきましては、環境と調和した持続可能な社会の形成やカーボンニュートラルのバイオマスエネルギーの利活用を進めるため、アセスの対象要件を緩和するものであります。
 なお、改正施行規則は、平成27年1月1日から施行する予定です。
 19ページをごらんください。
 中央新幹線事業における環境影響評価等の手続についてであります。
 東海旅客鉄道株式会社から静岡県環境影響評価条例に基づき提出された事後調査計画書に対し、静岡県環境影響評価審査会の答申や地元の静岡市長意見も踏まえ、大井川の流量の減少などの懸念される事項を把握するのに十分な調査を行うことなどを内容とする知事意見を12月2日に述べました。
 今後は、知事意見に基づいて、確実な調査の実施と調査に基づく環境保全措置の実施を求めてまいります。
 続きまして、総合計画の評価についてでございます。
 恐れ入りますが、緑のファイルでございますけれども、後期アクションプラン評価書案をごらんください。
 私からは、重点取り組み、“ふじのくに”づくりの戦略体系、地域づくりの基本方向のうち、くらし・環境部が関係する主な施策の今後の方針等について御説明いたします。
 緑のファイルの30ページをお開きください。
 1の大規模地震への万全の備えのうち、防災基盤の強化についてであります。
 今後の方針をごらんください。
 国の動向を踏まえ耐震改修促進計画の見直しを行い新たな目標を設定するなど、住宅、建築物の耐震化を促進してまいります。
 続きまして、35ページをごらんください。
 2の内陸のフロンティアを拓く取り組みのうち、新しいライフスタイルの実現の場の創出についてであります。
 今後の方針でございます。
 生活と自然が調和する快適な暮らし空間を実現するため、ふじのくに暮らし空間n倍増プロジェクトを推進し、家・庭一体の住まいづくりの考え方を取り入れた優良な民間住宅団地開発等を促進するとともに、空き家等の既存住宅の有効活用などに取り組んでまいります。
 続きまして、39ページをごらんください。
 3の人口減少社会への挑戦のうち、就業環境の整備についてであります。
 今後の方針のところでございます。
 女性が就業を継続していくための環境整備や、女性の職域拡大、役職者への積極的登用などを促進し、女性が活躍する社会の実現に取り組んでまいります。
 続きまして、42ページでございます。
 4の富士山を活かした地域の魅力づくりのうち、富士山の適切な保存管理についてであります。
 今後の方針でございます。
 富士山の自然環境を保全するため、多様な主体との協働による環境負荷の軽減や生物多様性の確保、来訪者のマナー等の啓発に積極的に取り組むとともに、不法投棄対策の強化について市町等と連携して積極的に取り組んでまいります。
 続きまして、53ページでございます。
 7のエネルギーの地産地消についてであります。
 今後の方針でございます。
 先ほど御説明いたしましたように、現在、ふじのくに地球温暖化対策実行計画の見直しを進めており、今後は地球温暖化防止の取り組みを強化してまいります。
 次に、“ふじのくに”づくりの戦略体系でございますが、こちらについて簡単に御説明いたします。
 ちょっと飛びますけれども、265ページをごらんください。
 「和」を尊重する暮らしの形成についてのうち、5の今後の方針にありますように、良好な生活環境と水循環を確保するため、水質や大気の監視体制の充実強化や、県民が水資源の大切さの理解を深めるよう啓発してまいります。
 また、体系的な消費者教育を行うとともに、より質の高い相談体制の整備等により、安全で安心できる心豊かな消費生活の推進を図ってまいります。
 続きまして、266ページの下から2つ目のパラグラフでございます。
 人と自然が共生した多様な生態系を次世代に継承するため、生物多様性地域戦略策定に向けた実態調査や、県民や企業の森づくり活動への参加を促進してまいります。
 さらに、NPO法人の基盤強化や多様な主体のネットワーク化、ユニバーサルデザインのさらなる普及等により、誰もが暮らしやすい社会の仕組みづくりを推進してまいります。
 続きまして、407ページをごらんください。
 4−2「安全」な生活と交通の確保についてでございます。
 この中の2の数値目標の推移のところでございます。
 1の官民協働による犯罪に強い社会づくりの数値目標である犯罪被害者支援に関する行政担当職員研修の受講者数については、現状値が目標値を既に上回って推移していることから、目標水準を年30人から50人に上方修正いたします。
 次に、409ページでございます。
 5の今後の方針をごらんください。
 ふじのくに防犯まちづくり行動計画等に基づき、防犯活動を担う組織、人材の養成、子供、女性、高齢者等の安全対策の充実を図るなど、犯罪に強い社会づくりを一層推進してまいります。
 また、高齢者の交通事故防止対策を最優先の課題として、自発光式反射材の着用や運転者への早目のライトオンの呼びかけ等を展開してまいります。
 最後に、地域づくりの基本方向についてでございます。
 461ページをごらんください。
 くらし・環境部関係でございますが、461ページ及び464ページの今後の方針に記載のとおり、ユネスコエコパークに登録された南アルプスの環境の保全のため、中部地域、志太榛原・中東遠地域において、国や山梨県、長野県、関係市町と連携して、南アルプスの高山植物や希少野生動植物の保護、保全に取り組んでまいります。
 以上で私からの説明を終わります。
 御審査のほど、よろしくお願いいたします。

○田(泰)委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより審議等に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 では、発言をお願いします。

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