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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年2月定例会総務委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 03/08/2021 会派名:


○佐藤政策推進担当部長
 皆さんおはようございます。政策推進担当部長の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の総務委員会説明資料の1ページをお開きください。
 令和3年度当初予算の概要です。
 議案書では、一般会計は予算1ページから予算21ページまで、特別会計及び企業会計は予算23ページから予算95ページまでになります。
 令和3年度は、富国有徳の美しい“ふじのくにづくり”帰りなんいざふるさとふじのくにへを基本理念にウイズコロナ、アフターコロナ時代の先導的な地域づくり、人づくり・富づくりの総仕上げ、生産性が高く持続可能な行財政運営の3つの方針の下、当初予算を編成いたしました。
 予算の規模は、一般会計は1兆3094億円、特別会計は11会計で7987億9400万円、企業会計は5会計で809億1100万円、総額2兆1891億500万円です。
 この額は、令和2年度当初予算と比較して81億4000万円、0.4%の増となっております。
 特別会計及び企業会計の会計別の予算額は記載のとおりです。
 2ページをお開きください。
 一般会計の歳出総額は1兆3094億円で令和2年度当初予算と比較して302億円、2.4%の増となっております。
 義務的経費が6295億7500万円、対前年度比0.1%の減。税収関連法定経費が2194億2500万円、対前年度比2.1%の減。投資的経費が1841億6000万円、対前年度比8.7%の減。その他の経費が2762億4000万円、対前年度比23.8%の増です。内訳は記載のとおりです。
 なお、継続費は社会健康医学研究推進事業費の1件、債務負担行為は道路事業工事契約ほか72件です。
 3ページを御覧ください。
 歳入の状況は、一般財源等は9688億2800万円、対前年度比0.0%の増。特定財源は3405億7200万円、対前年度比9.6%の増です。
 県税は、新型コロナウイルス感染症の影響による企業収益の悪化や消費の低迷により法人二税、地方消費税の減収が見込まれることなどから、8.2%減の4470億円を計上いたしました。
 4ページをお開きください。
 一般会計の県債残高見込額です。
 通常債の令和2年度末残高見込額は、1兆6558億4900万円です。
 令和3年度末残高見込額は、1兆6414億4800万円で令和2年度末に比べ144億100万円の減となります。
 また、臨時財政対策債及び病院債を加えた合計は、令和2年度末で2兆8654億500万円です。
 令和3年度末は2兆9155億5000万円で令和2年度末に比べ501億4500万円の増となります。
 5ページを御覧ください。
 基金残高見込額です。
 令和3年度は、県債管理基金に満期一括償還方式による県債の元金償還金を積み立てるなど、基金全体で1409億5400万円を積み立てる一方、県債の償還や財源不足に活用するため1355億500万円を取り崩します。その結果令和3年度末の残高見込額は、6773億2900万円となります。
 また、令和3年度末における財源調整のため活用できる基金の額は、財政課所管基金のうち53億1600万円となります。
 6ページをお開きください。
 令和2年度2月補正予算のうち今回審査分の概要です。
 議案において、一般会計は予算補19ページから35ページまで、特別会計は予算補37ページから予算補79ページ及び85ページから95ページ、企業会計は予算補97ページから115ページ及び121ページから124ページまでになります。
 今回御審査頂く2月補正のうち一般会計はB欄に記載のとおり578億2000万円の減額です。
 2月補正の先議分を含めた一般会計の現計予算額はE欄1兆4234億400万円となり、令和元年度2月現計予算額に比べ16.1%の増となります。
 特別会計は56億8700万円の増額、企業会計は42億2500万円を減額いたします。
 会計別の補正額は記載のとおりです。
 繰越明許費は変更が23事業、追加が9事業の計32事業で補正額は合計で471億9400万円です。
 債務負担行為は治山事業工事契約など2件の追加です。
 7ページを御覧ください。
 一般会計の歳出の状況は、義務的経費は年間所要額を精査した結果115億6600万円減額いたします。
 税収の減収に伴う地方消費税交付金や地方消費税精算金等の減などにより税収関連法定経費を132億3800万円減額するほか、事業費の確定に伴い投資的経費を48億7900万円、その他の経費を281億3700万円それぞれ減額いたします。
 歳入は県税が206億円の減額、税収補塡債が219億200万円の増額、国庫支出金が362億1700万円の減額などです。
 8ページをお開きください。
 知事直轄組織関係の議案です。
 今回提出しております総務課及び政策推進局関係の令和3年度関係の案件は、令和3年度一般会計予算など予算2件、別号議案1件、計3件です。
 第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」は、総務課の予算額は19億1500万円で令和2年度と比較して4億5000万円、30.7%の増となっております。
 政策推進局の予算額は、1895億5700万円で令和2年度と比較して28億2300万円、1.5%の増となっております。
 9ページに参りまして、表にありますとおり組織改編に伴い経営管理部よりICT推進局が所管する事業を23億4100万円移管することにより、組織改編後の知事直轄組織全体の予算額は1945億1200万円となります。
 10ページをお開きください。
 債務負担行為は、地方債証券の共同発行によって生ずる連帯債務及び予算編成システム再構築・保守管理に係る委託契約の計2件です。
 なお、政策推進局の令和3年度当初予算の主要事業の概要につきましては、別添資料により御参照願います。
 特別会計予算議案は、第2号議案「令和3年度静岡県公債管理特別会計予算」であり4463億7100万円を計上いたします。
 別号議案は、第24号議案「静岡県社会環境基盤整備資金条例を廃止する条例」で、事務事業の見直しに伴い静岡県社会環境基盤整備資金を廃止するものです。
 12ページをお開きください。
 令和2年度関係は、第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」など予算2件です。
 第43号議案の知事直轄組織関係の補正額は16億8200万円の増額です。
 第44号議案「令和2年度静岡県公債管理特別会計補正予算」は12億6400万円の減額です。
 議案の詳細につきましては、後ほど関係局長から御説明を申し上げます。
 次に、所管事務について御説明申し上げます。
 13ページを御覧ください。
 令和3年度知事直轄組織組織体制についてです。
 1のとおりデジタル関連施策の推進に当たり、分野や組織の垣根を越えて全庁で対応していく必要があるため、現在事務を所掌している経営管理部ICT推進局を知事直轄組織に移管しデジタル戦略局を新設します。
 2のとおりデジタル戦略の責任者としてデジタル戦略担当部長を設置し、県のデジタル戦略に係る総合調整を行います。
 3のとおりデジタル戦略担当部長がCIOである出野副知事の下、各部局に設置するデジタル推進官を統括し事業を推進する各部局と連携体制を構築してまいります。
 また、今般のコロナ禍において行政や社会全体のデジタル化の必要性が再認識されていることから、最先端のテクノロジーに精通した民間や大学などの人材を活用できるよう新たに複数分野の外部有識者によるデジタル戦略顧問団を設置いたします。
 14ページをお開きください。
 新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金についてです。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い厳しい状況下にある医療従事者を支援するなどの経費に充当するための基金を5月に設置し、県民の皆様や法人、団体の皆様から寄附金を募っております。
 2月末時点の寄附の申出状況は1のとおり3億9027万8000円です。
 基金の使途は、2のとおり6つの事業に対し計3億8821万1000円の充当を見込んでおります。
 新型コロナウイルス感染症につきましては、今後も予断を許さない状況が続くことが考えられるため、各所属と連携を図りながら引き続き寄附金募集を継続してまいります。
 16ページをお開きください。
 企業版ふるさと納税、企業と県内自治体マッチング会についでです。
 企業版ふるさと納税の制度周知に努めた結果本年度実績は8件、約1200万円を見込んでおります。今後県外企業へ様々な手法によるさらなる働きかけが必要です。また県内市町や民間企業へは、制度周知や官民連携を促進するためのきっかけづくりや情報発信が課題となっております。
 そこで、制度概要や活用のポイントなど企業版ふるさと納税を活用するためのセミナーと、県内外の企業と県及び市町を結びつけるための個別相談会を組み合わせた企業版ふるさと納税、企業と県内自治体マッチング会をオンラインにて開催いたします。
 内閣府以外で県単独によるマッチング会は全国初の取組ということもあり、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の協力を得て3月23日の開催に向けて準備を進めております。
 引き続き、企業版ふるさと納税の積極的な活用により財源の確保と企業と連携した地方創生の取組を推進してまいります。
 17ページを御覧ください。
 “ふじのくに”のフロンティアを拓く取組の推進についてです。
 なお、別添資料として“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組令和2年度評価書(案)を取りまとめましたので御参照願います。
 こちら2にあるとおり令和4年度までにふじのくにフロンティア推進区域の全事業完了を目標としておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえて実施した事業計画の再点検及び再設計の結果解除が1区域、未完了が10区域となることが判明しました。
 このため、推進区域の取組期間を本取組の構想期間の最終年度である令和9年度まで延長することとし、第2期計画期間内での目標値の見直しを実施いたします。
 3令和2年度評価(1)推進区域の早期完了につきましては、35市町74区域のうち6割を超える48区域で事業が完了いたします。また11区域で事業の一部が完了し、完了区域と合わせると59区域で効果が発現いたします。3つの評価指標は、いずれも計画どおり実施が見込まれるB評価です。
 (2)地域間の共生・対流の創出につきましては、広域的な圏域づくりの先導的モデルとなるふじのくにフロンティア推進エリアの形成を推進しており、本年度6推進エリア13市町を認定いたしました。推進エリア認定市町数は累計で15となり、前倒しで実施が見込まれるA評価です。
 4今後の展開にあるとおり、推進区域の早期完了を図るため引き続き関係部局と連携して支援を実施いたします。
 また、推進エリアの形成促進に向け本議会でお諮りしております具体の取組を加速化させるための新たな助成制度を活用し支援を強化してまいります。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○篠原知事戦略監
 おはようございます。知事戦略監の篠原です。よろしくお願いいたします。
 今回提出しております知事戦略局関係の議案及び所管事項について御説明申し上げます。
 お手元の総務委員会説明資料の8ページをお開きください。
 令和3年度関係の議案につきましては、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」1件であります。
 知事戦略局の予算は3億3100万円で令和2年度と比較して1200万円、3.5%の減となっております。
 なお、知事戦略局の令和3年度当初予算の主要事業の概要につきましては、別添資料により御参照願います。
 議案の詳細につきましては、令和2年度関係も含めて後ほど知事戦略局長から御説明申し上げます。
 次に、知事戦略局の所管事項について御説明いたします。
 説明資料の15ページをお開きください。
 令和3年度の広聴・広報の展開についてであります。
 1概要に記載のとおり、全職員の広聴広報に当たっての心構えとして、届く広聴、届く広報を掲げてまいります。
 届く広聴については2(1)に記載のとおり県民の皆様の声を行政に伝えやすい環境を整備するため、県庁東館2階県民サービスセンターをリニューアルいたします。
 届く広報については(2)に記載のとおり県民サービスセンターにオープンスタジオを設け動画によるライブ配信を実施いたします。
 また、県ホームページやユーチューブに「ふじのくにメディアチャンネル」を設け、県民の興味に合わせた多彩な動画を公開してまいります。
 さらに、県民だよりといった紙媒体とデジタル媒体を連動させ発信力の強化を図ってまいります。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○長谷川地域外交担当部長
 おはようございます。地域外交担当部長の長谷川でございます。よろしくお願いいたします。
 今回提出しております地域外交局関係の議案及び所管事項につきまして御説明申し上げます。
 お手元の総務委員会説明資料の8ページをお開きください。
 令和3年度関係の議案につきましては、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」1件であります。
 地域外交局の予算は3億6800万円で令和2年度と比較して2500万円、6.4%の減となっております。
 なお、地域外交局の令和3年度当初予算の主要事業の概要につきましては、別添資料により御参照願います。
 18ページをお開きください。
 地域外交の展開について1令和2年度の主な取組についてであります。
 新型コロナウイルスの感染拡大により当初予定していた海外との対面による交流事業の多くは、中止や延期を余儀なくされております。
 しかしながら、海外駐在員事務所を中心とする対面による活動とオンラインの活用を組み合わせた取組が効果的であったことから、引き続き対面とオンラインを併用したツイン外交を推進いたしました。
 韓国では将来の日韓関係を担う青少年の交流が重要であると考え、これまでも青少年の相互訪問や意見交換を実施してまいりましたが、現在両国の往来ができないため日本国内でも人気のK−POPをテーマに本県と忠清南道の青少年が思いを語るオンライン交流会を開催いたしました。
 台湾では県立静岡東高校と県立榛原高校が、台湾の高校とオンラインを活用して英語でSDGsに関する研究成果の発表を行い、地域外交局は両校間の連絡調整等の支援を行いました。
 特に、県立静岡東高校はこれまで5年にわたり台湾の台北市立内湖高級中等学校と相互訪問することで親交を深めてきましたが、相互訪問が中止となったためオンラインで交流いたしました。
 コロナ禍により海外との相互往来ができない中でも、このような行事を通して交流の明かりを絶やさないことで日韓、日台の青少年が国際理解を深めることができました。
 また、シンガポールでは同国に駐在員事務所を構える北海道、石川県と連携し日本酒を販売するプロジェクトを1月中旬から2月中旬まで実施いたしました。同国のレストランで3道県の利き酒セットを販売してもらうことで日本酒の拡大につなげました。
 各国・地域との交流の維持、深化を図るため、対面とオンラインを併用したツイン外交により今後も取組を進めてまいります。
 次に、19ページを御覧ください。
 2令和3年度主要事業についてであります。
 コロナ禍においても効果的であるツイン外交を推進するとともに、対面交流の核となる海外駐在員事務所を積極的に活用してまいります。
 また、今後も本県の活力を維持するため海外の人材や外国企業を取り込むための事業を実施してまいります。環境整備に向けた課題を明らかにするため、外国人留学生を対象としたモニタリング事業を実施いたします。
 あわせて、パスポート更新等のサービスを県内で行えるようにする出張領事館の誘致により、外国人材にとって魅力的な地域づくりを推進するほか、国内の自治体と連携し海外向けPRを共同で実施するなど他県と協力した地域外交を展開することとしております。
 こうした海外の活力の取り込みに向けた事業の実施を通じて、世界から選ばれるふじのくにの実現を目指してまいります。
 続きまして、地域外交局関係の議案の詳細につきまして御説明いたします。
 初めに、令和3年度関係についてであります。
 お手元の議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書8ページをお開きください。
 第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第10目地域外交費3億6769万円であります。
 (1)地域外交推進費2億6544万円のうちア地域外交展開事業費4864万8000円は、重点国・地域を中心に相互にメリットのある地域外交を展開し、併せて海外からの活力取り込みを推進する経費であります。
 イ国際総合推進費766万5000円は、本県の技術力などを生かした国際協力を行う経費であります。
 ウ海外駐在員事務所運営費1億4941万7000円は中国、韓国、台湾、東南アジアの駐在員事務所の運営を行う経費であります。
 エ地域外交人材育成・経済交流強化事業費3731万2000円は、交流の相手国・地域における本県とのかけ橋となる人材を育成しながら実効性のある地域外交を行うための経費であります。
 次に、令和2年度関係についてであります。
 議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書49ページをお開きください。
 第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第8目地域外交費4560万5000円の減額であります。
 議案説明書50ページをお開きください。
 (1)地域外交推進費3771万円の減額は、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う補正であります。
 (2)東京事務所運営費599万1000円の減額は、事業費の確定に伴う補正であります。
 (3)大阪事務所運営費190万4000円の減額は、事業費の確定に伴う補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○増田出納局長
 おはようございます。出納局長の増田でございます。よろしくお願いいたします。
 出納局関係の議案及び主な所管事務について御説明申し上げます。
 お手元の総務委員会説明資料の37ページをお開きください。
 出納局関係議案の概要についてであります。
 提出議案は、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」、第12号議案「令和3年度静岡県物品調達事務等特別会計予算」、第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」、第55号議案「令和2年度静岡県物品調達事務等特別会計補正予算」の4件であります。
 予算案のうち一般会計につきましては、2(1)に記載のとおり令和3年度当初予算額は、合計18億5209万3000円、対前年度比90.1%となっております。
 また、令和2年度補正予算につきましては、3574万3000円を減額し補正後の最終予算額は、20億1121万2000円となっております。
 (2)物品調達事務等特別会計につきましては、令和3年度当初予算額は23億3000万円で対前年度比81.7%となっております。
 また、令和2年度補正予算につきましては、7億9236万円を減額し補正後の最終予算額は20億6064万円となっております。
 議案の詳細につきましては、後ほど次長兼会計課長から御説明いたします。
 続きまして、主な所管事務について御説明いたします。
 38ページをお開きください。
 会計事務及び物品事務指導検査についてであります。
 出納局では会計及び物品事務の適正な執行を図るため、全ての所属を対象に指導検査を実施しております。2月末時点における検査の実施状況と文書指示の状況は、2及び3に記載のとおりであり文書指示の件数は会計事務18件、物品事務1件となっております。
 今後とも指導検査や研修会、相談窓口での助言等を行い出納事務の適正執行の確保を図ってまいります。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○前島監査委員事務局長
 おはようございます。監査委員事務局長の前島でございます。よろしくお願いいたします。
 今回提出しております監査委員事務局関係の議案及び所管事務につきまして御説明申し上げます。
 お手元の総務委員会説明資料の41ページをお開きください。
 監査委員事務局関係の議案の概要についてであります。
 今回提出しております議案は、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」及び第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」の2件でございます。
 議案の詳細につきましては、後ほど次長から御説明申し上げます。
 私からは所管事務につきまして御説明いたします。
 42ページをお開きください。
 令和2年度監査等の実施状況でございます。
 まず、1定期監査等の実施状況についてです。
 前回の当委員会での報告以降、11月2日から1月26日までに実施した監査について御報告いたします。
 (1)計画及び結果の表の太枠で囲ってある部分に記載のとおり定期監査として出先74か所、随時監査として6か所、臨時監査として1か所、財政的援助団体等への監査10か所の計91か所に対して監査を行い、最下段の合計欄右端に記載のとおり9件の監査結果を決定したところであります。
 なお、下段の括弧書きの数字は令和2年度の累計であります。
 43ページを御覧ください。
 (2)監査結果の概要です。
 ア内訳といたしましては、表の合計欄に記載のとおり法令等違反事項に該当する最も重い指摘が1件、指摘より軽微であるが改善が求められる注意が8件であります。
 また、監査結果の内容は次ページに別紙指摘事項等の概要として記載してあります。
 これらの監査結果につきましては、3月3日に該当する機関の所属長等に対し私から伝達し改善を促し3か月以内に改善に向けた措置状況の報告を求めるとともに、監査結果の内容について県公報に登載することとしております。
 以上で私からの説明は終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○高木知事戦略局理事兼総務課長
 知事直轄組織理事兼総務課長の高木でございます。よろしくお願いします。
 続きまして、知事直轄組織総務課関係の議案につきまして御説明いたします。
 初めに、令和3年度関係についてであります。
 お手元の議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書3ページをお開きください。
 議案説明書で説明いたします。
 第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」であります。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第1目知事直轄組織総務費であります。
 (1)職員給与費19億1463万6000円は、特別職及び知事直轄組織職員の人件費であります。
 次に、第2目知事直轄組織管理費であります。
 (1)基金積立金70万7000円は、知事直轄組織が所管する基金への積立てを行う経費であります。
 次に、第24号議案「静岡県社会環境基盤整備資金条例を廃止する条例」についてであります。
 議案の別19ページ及び令和3年度関係議案説明書307ページ、あわせて総務委員会説明資料11ページをお開きください。
 説明資料の1概要のとおり令和3年度当初予算編成通知に基づき事務事業を見直した結果、静岡県社会環境基盤整備資金を廃止することといたしました。
 3令和2年度末基金残高のとおり本基金の令和2年度末基金残高は、3億746万7000円を見込んでおります。
 4予算関係のとおり年度末基金残高を全額一般会計に繰り入れ、5のとおり本条例は令和3年4月1日より施行いたします。
 次に、令和2年度関係についてであります。
 お手元の議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書47ページをお開きください。
 第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第1目知事直轄組織総務費であります。
 (1)職員給与費2717万2000円の減額は、特別職及び知事直轄組織職員の人件費の年間見込みの補正であります。
 次に、第2目知事直轄組織管理費であります。
 (1)基金積立金205万2000円の増額は、知事直轄組織が所管する基金の運用益の確定に伴う補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○鈴木知事戦略局長
 おはようございます。知事戦略局長の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 続きまして、知事戦略局関係の議案につきまして御説明いたします。
 初めに、令和3年度関係についてであります。
 お手元の議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書3ページをお開きください。
 議案説明書で説明させていただきます。
 第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第3目秘書費1764万5000円は、議案説明書4ページに参りまして秘書事務及び表彰事務等に要する経費であります。
 第4目知事戦略費1744万2000円は、知事の主要な施策の戦略的かつ円滑な実施及び全国知事会への参画等に要する経費であります。
 次に、第5目広聴広報費2億9625万1000円であります。
 (1)広報事業費2億6218万9000円のうちア重点広報推進費3830万8000円は、県の施策等について県内外に向けて効果的に広報を行うための経費であります。
 イ県民広報推進事業費1億9830万円は、県民だよりやLINEなどを活用し県政情報の発信を行うための経費であります。
 議案説明書5ページを御覧ください。
 (2)広聴事業費3406万2000円のうちイ県政情報提供事業費2290万5000円は、東館2階の県民サービスセンターの改修等により県民の皆様が意見などを伝えやすい環境を整備する経費であります。
 次に、令和2年度関係についてであります。
 議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書47ページをお開きください。
 令和2年度議案説明書で説明させていただきます。
 第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第3目秘書費121万円の減額は、議案説明書48ページに参りまして事業費の確定に伴う補正であります。
 第4目知事戦略費233万2000円の減額は、事業費の確定に伴う補正であります。
 次に、第5目広聴広報費574万6000円の減額は、事業費の確定に伴う補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○水口政策推進局長
 政策推進局長の水口です。よろしくお願いします。
 続きまして、政策推進局関係の議案につきまして御説明いたします。
 初めに、令和3年度関係についてであります。
 議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書5ページをお開きください。
 第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第6目政策推進費であります。
 (1)総合政策推進費3億916万4000円のうちエ“ふじのくに”のフロンティア推進事業費1億5120万円は、推進エリアの形成及び推進区域の早期完了に向けた取組を推進するための経費であります。
 キ多彩なライフスタイル情報発信強化事業費1800万円は、首都圏等から企業や人材を呼び込むためサテライトオフィス等の情報発信や誘致活動を行うための経費であります。
 議案説明書6ページをお開きください。
 続きまして、第7目財政管理費であります。
 (1)財政管理運営費1億4677万8000円は予算編成、予算執行管理など財政運営事務を行うための経費であります。
 次に、議案の予算8ページ及び議案説明書179ページを御覧ください。
 第13款公債費であります。
 第1項公債費1860億8400万円は、令和3年度における県債の元金償還金、利子、手数料等であります。
 続いて、議案の予算11ページ及び議案説明書185ページをお開きください。
 債務負担行為であります。
 1地方債証券の共同発行によって生ずる連帯債務は、令和3年度に全国37団体が共同発行する地方債1兆3750億円のうち本県発行分の300億円を除く1兆3450億円の元金に利子を加えた額について、地方財政法第5条の7に基づいて地方団体が連帯債務を負うものであります。
 2予算編成システム再構築・保守管理業務委託契約は、運用開始から約30年が経過した予算編成システムについて新たなシステムを構築するとともに、運用開始後の保守管理業務を委託するものであります。
 次に、議案の予算20ページ及び議案説明書210ページをお開きください。
 県債であります。
 主なものは、議案説明書210ページから211ページに記載の公共事業等債、金額については210ページ最上段のとおり415億800万円のほか、212ページに参りまして212ページから214ページに記載の一般単独事業債、金額につきましては212ページ下から6段目のとおり387億8700万円。
 続いて、217ページに参りまして上から2段目の臨時財政対策債1138億円であります。
 一般会計の合計は、217ページの上から3段目に記載のとおり2137億4300万円であり特別会計、企業会計を含めた合計は、最下段の再計欄に記載のとおり3995億6939万2000円であります。
 次に、議案の予算23ページ及び議案説明書219ページをお開きください。
 第2号議案「令和3年度静岡県公債管理特別会計予算」であります。
 第1款公債費第1項公債費4463億7100万円は県債の元金償還金、利子、手数料等であります。
 次に、令和2年度関係についてであります。
 議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書48ページをお開きください。
 第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 主なものについて御説明いたします。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費のうち第6目政策推進費であります。
 49ページに参りまして(1)総合政策推進費4717万円の減額は、事業費の確定及び国庫支出金の決定等に伴う補正であります。
 続きまして、第7目財政管理費であります。
 24億9593万8000円の増額のうち(3)基金積立金24億9795万1000円の増額は、財政課が所管する基金へ積み立てる経費の補正であります。
 次に、議案の予算補37ページ及び令和2年度関係議案説明書191ページをお開きください。
 第44号議案「令和2年度静岡県公債管理特別会計補正予算」であります。
 第1款公債費第1項公債費12億6429万3000円の減額は、県債利子等の補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○山本出納局次長兼会計課長
 出納局次長兼会計課長の山本です。よろしくお願いいたします。
 それでは、私からは出納局関係の議案について御説明いたします。
 初めに、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」についてであります。
 お手元の議案の予算5ページ、令和3年度関係議案説明書の23ページをお開きください。
 説明は全て議案説明書により行います。
 第4款経営管理費のうち第5項出納費18億5209万3000円であります。
 第1目出納総務費9億6313万3000円は、出納局職員の人件費であります。
 第2目会計費5億554万8000円のうち主なものにつきましては、24ページに参りまして(1)会計運営事務費1185万円は県費の審査事務、資金管理事務及び会計事務指導検査等に要する経費であります。
 (2)証紙売りさばき管理費1億9324万2000円は、収入証紙の売りさばきに伴う手数料等であります。
 (4)財務会計システム運用事業費2億1780万円は、財務会計システムの運用に要する経費であります。
 第3目集中事務費3億8341万2000円のうち(1)集中事務管理運営費2億5451万2000円は、総務事務センターの運営、物品の取得及び管理、本庁公用車の集中管理等に要する経費であります。
 (2)総合庁舎自動車管理費7490万円は、各総合庁舎の公用車の集中管理に要する経費であります。
 次に、第12号議案「令和3年度静岡県物品調達事務等特別会計予算」についてであります。
 議案の予算69ページ、令和3年度関係議案説明書245ページをお開きください。
 第1款集中管理費第1項集中管理費23億3000万円は、本庁及び各総合庁舎における物品の一括購入経費、本庁公用車の管理経費等であります。
 なお、財源は各所属の一般会計からの振替等による諸収入であります。
 以上が令和3年度関係であります。
 続きまして、令和2年度関係について御説明いたします。
 第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 議案の予算補23ページ、令和2年度関係議案説明書60ページをお開きください。
 議案説明書により御説明いたします。
 表の下段第4款経営管理費のうち第6項出納費3574万3000円の減額であります。
 第1目出納総務費は473万2000円の増額であり、職員人件費の年間見込額の補正であります。
 61ページに参りまして、第2目会計費3019万円の減額は、主に財務会計システムの運用経費の確定等に伴う補正であります。
 第3目集中事務費は1028万5000円の減額であります。その内容につきましては、次ページ62ページに参りまして公用車の集中管理に要する経費の確定等に伴う補正であります。
 次に、第55号議案「令和2年度静岡県物品調達事務等特別会計補正予算」についてであります。
 議案の予算補93ページ、令和2年度関係議案説明書215ページをお開きください。
 第1款集中管理費第1項集中管理費7億9236万円の減額は、本庁及び各総合庁舎における物品の一括購入経費、本庁公用車の管理経費等の減など年間所要見込みに基づき補正するものであります。
 以上で出納局関係の議案の説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○井上監査委員事務局次長兼総務課長
 監査委員事務局次長兼総務課長の井上でございます。よろしくお願いします。
 続きまして、監査委員事務局関係の議案について御説明いたします。
 初めに、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」についてであります。
 議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書26ページをお開きください。
 議案説明書により御説明いたします。
 監査委員事務局関係の予算は、第4款経営管理費第7項監査委員費のとおり2億6160万円であり前年度比で514万7000円、1.9%の減となります。
 このうち第1目委員費3486万7000円は、監査委員の人件費や定期監査、決算審査等に要する経費であります。
 また、第2目事務局費2億2673万3000円は、事務局職員の人件費や定期監査、決算審査等に要する経費、財務に関する予算監査業務を外部へ委託する経費であります。
 続きまして、第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書63ページをお開きください。
 議案説明書により御説明いたします。
 第4款経営管理費第8項監査委員費は、1190万円の減額であり、減額後の予算は2億5155万6000円となります。
 このうち第1目委員費551万7000円の減額は、監査委員の人件費の補正であります。
 第2目事務局費638万3000円の減額は、事務局職員の人件費の補正及び事業費の確定に伴う補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○水口政策推進局長
 予算議案のうち議会費について御説明いたします。
 初めに、第1号議案「令和3年度静岡県一般会計予算」であります。
 議案の予算5ページ及び令和3年度関係議案説明書1ページをお開きください。
 第1款議会費第1項議会費19億8310万4000円のうち第1目議会総務費14億1437万3000円は、県議会議員及び議会事務局職員の人件費であります。
 第2目事務局費5億6873万1000円は、2ページに参りまして県議会の運営及び活動に要する経費であります。
 続きまして、第43号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 議案の予算補23ページ及び令和2年度関係議案説明書45ページをお開きください。
 第1款議会費第1項議会費2067万円の減額のうち第1目議会総務費1673万6000円の減額は、県議会議員及び議会事務局職員の人件費の補正であります。
 第2目事務局費393万4000円の減額は、46ページに参りまして県議会の運営及び活動に要する経費の補正であります。
 議会関係の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

○野崎委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 ここで換気のためしばらく休憩します。
 再開は11時30分とします。

( 休 憩 )

○野崎委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 これより知事直轄組織、出納局、監査委員関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

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