• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:12/14/2015
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式でお願いします。
 勉強不足だから初歩的な質問から始まりますけども、設計をプロポーザル方式で坂茂建築設計に決めたんですけども、基本設計と実施設計をして工事が始まると今度は工事監理がありますわね。そうすると、この中には工事監理料も含まれていると思ってよろしいですか。

○坂西文化局技監
 ただいま契約しております当初の1億800万円については、工事監理費は含まれておりません。工事監理費については、今後また契約していく形になります。

○桜井委員
 そうしますと、今度の増額補正といいますか、債務負担行為とは別に、また改めて工事監理費は上程することになるんですか。

○坂西文化局技監
 今回お願いしている3億円の増額は全て含まれております。工事監理費を含んだ形で今回お願いしております。

○桜井委員
 要するに工事監理料も含んでいるのですか、今度の中に。

○落合世界遺産センター整備課長
 変更前の建築工事の27億8700万円ですけども、建築工事と機械設備、それと衛生関係の工事、あとは先ほど言った工事監理費の部分が入っておりまして、トータルで27億8700万円になります。

○桜井委員
 一番は、逆さ富士の設計で、これが工事関係者から言わせると相当なリスクがあるということで、設計会社が27億円でも不調に終わったということでびっくりしていると言うんですけども、専門のプロが積算して、設計会社が太鼓判を押して入札不調に終わったということなんですけども、この逆さ富士の本体部分は24億円、あと残り3億円が外構工事と先ほど聞いたんですけども、やっぱり3億円の上乗せ分は本体工事だけですか。要するに外構工事も多少入っているのですか。

○落合世界遺産センター整備課長
 プロポーザルで出したときには建築のみ24億円、それで外構工事を足しますと27億8700万円程度になりますので、そういった形で今回の3億円については建築工事になります。

○桜井委員
 ということは、先ほどいろいろ委員の皆さんから質問したときにお答えがあったのは、労務費が上がった、建築資材費が上がったと言われていますけども、外構工事は労務費も資材費も全然上がらないのですか。

○坂西文化局技監
 外構工事も今後発注していくことになるんですけれども、当然その時期に見合った金額で入れてる形になりますので、おさまらないところはおさまるようにやっていく形です。
 ですから、全体の物価上昇分を全部見込んだ上で総額3億円でできるんじゃないかということで提示しておりまして、トータルで考えているということです。

○桜井委員
 要するに、大ざっぱでこれくらいだろうという大まかな数字の3億円を上乗せしたと理解するんですけども、私は経験上言うんですけども、何か物をつくるときには建設課とか建設部の職員の中に専門のプロがいて、その人が積算して、大体これくらいじゃないかねということから始まるんですよ。だけど、この前の国立競技場は文部科学省に任せて、国土交通省が一切タッチしないもんだから、あんないいかげんな2300億円だか3000億円が今度は1600億円以内になったんですけども、国土交通省が絡まないもんだからああいういいかげんな数字になったということですけども、文化・観光部にはそういう部署はないでしょう。ない場合は、こういう大きい物をつくるときに、交通基盤部に技術管理課がありますよね。ここが土木建設、建築設備、この設計調査委託の積算基準に関することをやるんだ。そういうところへは相談したのですか。しながらこういう事業を始めようとしたのですか。

○坂西文化局技監
 私もそうなんですけれども、建築工事の技術職が2名、文化・観光部に工事のために配属されておりますし、この工事の内容については、営繕部局とも十分相談しながら進めております。特に設備については、設備課の職員が兼務になっておりまして、その設備課の職員が内容を全部チェックしておりますし、技術管理課についても物価上昇等について十分相談させていただいた上で今回の積算につなげております。

○桜井委員
 いろいろお話を聞いて、先ほども質問があった逆さ富士が映る水盤は、外構工事に入っているのか。それとも建築本体に入っているのか。

○坂西文化局技監
 水盤については、外構工事の部分になります。

○桜井委員
 この丹青社、さっきの工事の面積が狭くなれば当然それも見直さなきゃいかんということですけども、今度は坂茂建築設計が予算の範囲内で設計をやっていくよ、工事監理もやっていくよということらしいですけども、再来年の4月に消費税が上がるが、これがもしおくれたらまた2%上乗せしないといかんね。だから焦っているね。額が大きいんだから、30億円の2%だから6000万円ですからね。だから、そういう形で尻が迫られているから何でもいい、とにかく大ざっぱに3億円上乗せちゃえばいいという単純な短絡的な考えでやっている感じがさっきからいろいろ質問すると、しないでもないんだ。
 だから、その点をしっかり精査しないとね。
 いろいろゼネコンの方も知っていますけども、私が心配するのは、逆さ富士はリスクが大きいんだよ。下から上がってくるならこんな楽なものはないが、こういう下が狭い状況で支えるのですから、リスクの大きいやつはもうかる仕事でもやりたがらない。これが仮に債務負担行為で認められても、また入札が不調に終わったら、これは最悪の事態になると思いますよ、最悪の事態に。富士山世界遺産センターがまた認められなくなる可能性もないことはない。
 だから、そのためには真剣にやらないとね。大ざっぱでこれだけならいいだろうといって入札不調に終わったら――私はどうも入札不調に終わるような感じがしないでもないですけども、それはゼネコンに頑張ってもらわないかんようになるかもしれんけども――そういうことになると、皆さんの責任と同時に、余りにも逆さ富士を執念深くやっちゃうと、これはトップまでの責任問題に私はなると思いますよ。そういうことも考えながらやらないと大変な問題になると思います。西田文化・観光部長以下が辞表を出すぐらいの腹をくくってやらないとだめだと私は思いますけど。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp