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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年2月企画文化観光委員会
次期総合計画案の説明 【 当局側説明 】 発言日: 02/21/2018 会派名:


○佐藤静岡県理事(政策担当)
 皆さんおはようございます。
 新ビジョンにつきまして、11月8日に各会派から御提言をいただき、12月県議会において御提言を踏まえた計画案を御説明申し上げ、本会議及び常任委員会で御議論いただきました。また12月5日からパブリックコメントを実施するとともに、1月30日に第3回総合計画審議会を開催し、県民の皆様や審議会委員から御意見をいただいたところであります。
 県議会を初め、多くの皆様からの貴重な御意見を踏まえ取りまとめたものが、静岡県の新ビジョン富国有徳の美しい“ふじのくに”の人づくり・富づくり案でございます。
 本日御審議いただき、閉会日に予定されております議長からの御提言を計画案に反映し、年度内に成案を得てまいりたいと考えておりますので、皆様方の御協力をお願い申し上げます。
 それでは、新ビジョンの全体概要について御説明いたします。
 初めに、基本構想についてであります。
 1ページをお開きください。
 第1章新ビジョンの位置づけについてであります。
 新ビジョンは、おおむね10年程度を展望し、県の目指す姿や取り組みの方向等を示す基本構想と当初4年間に取り組む具体的な施策を取りまとめた基本計画で構成いたします。
 4ページをお開きください。
 第2章時代潮流についてであります。
 今後10年程度を見据えた本県の展望を描くためには、本県を取り巻く社会経済環境の変化をしっかりと把握しておく必要があることから、世界的な動向と日本、静岡県の動向について記載してあります。
 12ページをお開きください。
 第3章本県が直面する課題についてであります。
 新ビジョンの作成及び推進に当たり考慮すべき本県が直面する主な課題を整理し、人口減少、人口流出への対応や力強い経済産業の実現、災害への万全の対応などの課題を克服して、県民の豊かな暮らしを実現することを目指してまいります。
 16ページをお開きください。
 第4章新ビジョンの基本方針についてであります。
 1基本理念は、富国有徳の美しい“ふじのくに”づくり、静岡県をドリームズ カム トゥルー イン ジャパンの拠点にであります。
 富士山の姿から導き出される富国有徳という理念を継承し、誰もが努力をすれば人生の夢を実現し、幸せを実感できる地域づくりを進めてまいります。
 18ページをお開きください。
 2目指す姿についてであります。
 県民幸福度の最大化を目指し、その理想の姿を県民一人一人のライフステージの視点で「生まれてよし 老いてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」、「住んでよし 訪れてよし」としております。また19ページには理想の姿の具体的なイメージを掲げております。
 続きまして、20ページをお開きください。
 3基本理念の具体化の方向についてであります。
 基本理念を具体化するための4つの方向として、安全・安心な地域づくりを最優先に未来を担う有徳の人づくり、豊かな暮らしの実現、魅力の発信と交流の拡大に取り組んでまいります。
 24ページをお開きください。
 第5章政策体系と行政経営についてであります。
 基本理念を具体化するための4つの方向のもと、8つの政策を掲げるとともに、政策の実効性を高める行政経営を位置づけております。なお政策5につきまして、12月議会では豊かさをつくる産業の展開としておりましたが、計画の名称であります富づくりとの整合を図るため、富をつくる産業の展開に修正してあります。
 続きまして、30ページをお開きください。
 第6章地域づくりの基本方向についてであります。
 1基本的な考え方として、(1)個性ある場の力を生かした地域づくりなど4つの基本方針に基づき、世界に誇れる特色ある魅力を備えた地域づくりを進めてまいります。
 31ページをお開きください。
 2地域区分では、一定の人口規模を備え、自然的、社会的条件から一体感のある地域形成が期待できる伊豆半島地域、東部地域、中部地域、西部地域の4つの地域区分としております。
 一方で、圏域はさまざまな機能に応じて重層的に存在し、さらに社会経済情勢等により変動していることから、地域区分は厳密に区切られるものとは捉えず、ボーダーレスな視点から広域的な施策を展開してまいります。
 続きまして、33ページをお開きください。
 4地域の目指す姿では、4つの地域圏ごとに現状と課題を明示し、それを踏まえた上で目指す姿を記載しております。
 続きまして、基本計画について御説明申し上げます。
 基本計画は、政策体系、政策の実効性を高める行政経営、地域の目指す姿で構成しております。
 41ページをお開きください。
 政策1命を守る安全な地域づくりでは、1−1危機管理体制の強化など3つの政策の柱があり、(1)危機事案対応能力の強化など11の施策で構成しております。
 42ページをお開きください。
 政策の柱ごとに、現状と課題を整理した上で目標及び成果指標を設定しており、毎年度成果指標を活用しながら、目標達成に向けた施策の効果について評価してまいります。
 44ページをお開きください。
 施策ごとに、@災害対策本部体制の強化など主な取り組みを記載するとともに、活動指標を設定し、毎年度主な取り組みの進捗状況を確認してまいります。
 なお、基本計画につきましては12月県議会の各常任委員会でいただいた御意見等を踏まえ、主な取り組みの追加や成果指標の目標値の変更などの修正を行っております。
 また、工程表につきましては、今後4年間の具体的な内容をわかりやすく示すとともに、可能な限り年度単位で記載する、内容が本文と重複するものは削除するなどの修正を行っております。
 続きまして、271ページをお開きください。
 政策の実効性を高める行政経営についてであります。
 新ビジョンに掲げる8つの政策の実効性を高めるため、現場に立脚した施策の構築推進に取り組むとともに、生産性の高い持続可能な行財政運営を進めてまいります。
 272ページをお開きください。
 行政経営につきましても、8つの政策と同様に現状と課題を整理した上で目標や成果指標を設定し、毎年度進捗評価を行ってまいります。
 280ページをお開きください。
 地域の目指す姿についてであります。
 4つの地域圏ごとに、目指す姿の具体像を明示し、その実現に向けた主な施策の基本方向や主な取り組みを記載するとともに、進捗をはかるための成果指標を設定しております。
 なお、305ページからの指標一覧において各指標の説明や出典などを記載しているほか、339ページからは用語解説を掲載し、わかりやすくなるよう努めております。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

○増井地域外交監
 おはようございます。
 私からは、知事直轄組織地域外交局が担当する施策体系4−3のうち、(1)多文化共生社会の形成、8−2のうち(1)地域外交の推進及び(2)世界のさまざまな国・地域との多様な交流について御説明いたします。
 156ページをお開きください。
 4−3誰もが理解し合える共生社会の実現についてであります。
 中ほどの目標にありますように、異なる文化や生活習慣についての総合理解を深め、外国人県民も安心して生活を送り、活躍できる環境を整備してまいります。
 158ページをお開きください。
 4−3のうち、(1)多文化共生社会の形成につきましては、@のとおり異文化理解講座の開催のほか、災害時の支援体制の整備により、外国人県民も安心して暮らせる環境整備に取り組んでまいります。
 また、Aのとおり多言語対応や易しい日本語の普及、医療通訳者の養成、紹介などにより、外国人県民の生活環境全般を充実させてまいります。
 さらに、159ページにまいりまして、Bのとおり外国語教育などに従事する外国人青年の招致支援、外国人労働者の雇用適正化について企業等の理解を得る取り組みなどにより、外国人県民も活躍できる場を提供してまいります。
 加えて、Cのとおり市町等と連携した不就学実態調査、経済団体等と協力した日本語習得や地域での居場所づくりの支援などにより、外国人の子供の教育環境を充実させてまいります。
 254ページをお開きください。
 8−2地域外交の深化と通商の実践についてであります。
 中ほどの目標のところにありますように、世界のさまざまな国・地域と実のある外交を展開し本県の存在感を高めるとともに、教育、文化、経済等のさまざまな分野で交流人口の拡大に取り組んでまいります。また国際協力ボランティアへの県民の参加を促し、世界で活躍する人材を育成してまいります。
 256ページをお開きください。
 (1)地域外交の推進につきましては、@のとおり教育、文化などの交流を通じた有徳の人・地域づくりの推進とともに、経済関係者の受け入れ等による経済交流の拡大、企業の海外展開等への支援による通商の促進などにより、人をつくり富をつくり平和を築く地域外交を展開してまいります。
 また、AのとおりJICAボランティアのほか、海外での日本語教育のアシスタントを行う日本語パートナーズ事業などに多くの県民の参加を促すことにより、国際協力を推進してまいります。
 257ページをごらんください。
 (2)世界のさまざまな国・地域との多様な交流につきましては、まず@のとおり中国との交流では、浙江省との食・健康・長寿・スポーツ等の新たな分野の交流推進のほか、北京での政府関係機関等との関係強化や本県の魅力発信により、知名度向上や交流人口の拡大に取り組んでまいります。
 次に、Aのとおり韓国との交流では、忠清南道等との交流人口拡大、誘客施策強化による航空路線拡充、朝鮮通信使等の文化資源を生かした魅力発信などを進めてまいります。
 258ページをお開きください。
 Bのとおり、モンゴルとの交流では、ドルノゴビ県とは交流人材育成や技術交流推進、セレンゲ県とは農産品などの通商拡大を図ってまいります。モンゴル国全体とは、人的交流や企業間交流などにより通商を促進してまいります。またウランバートル市行政区等と県内自治体間の交流拡大を支援してまいります。
 次に、Cのとおり台湾との交流では旅客数のインバランス解消のためのサイクリングや教育旅行での訪台促進、防災や青少年に係る協定に基づく相互交流促進や台北便増便のための誘客強化に取り組んでまいります。
 次に、Dのとおり東南アジア、インドとの交流では、タイ等の政府機関等との主に経済分野での関係強化、259ページにまいりましてインドネシア、西ジャワ州との覚書に基づく人材育成や経済分野での協力推進のほか、その他の東南アジア諸国及びインドにおいてもメリットのある交流の検討を進めてまいります。
 次に、Eのとおり米国との交流では、米国関係各州との地域レベルの連携強化や県産品の輸出拡大、県内企業の進出展開支援を行ってまいります。
 最後に、Fのとおりその他地域との交流では、イタリアとはスポーツ・観光分野を軸とした地域間交流の裾野拡大、ブラジルとは県人会等との人的交流のほか、広告産業分野での学術、ビジネス両面での関係の進化を進め、その他相互のメリットが期待できる国・地域についても施策展開を図ってまいります。
 私からの説明は以上であります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。

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