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委員会会議録

質問文書

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平成24年11月内陸フロンティア振興特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中澤 通訓 議員
質疑・質問日:11/28/2012
会派名:富士の会


○中澤(通)委員
 どうもお疲れ様です。今さらっと言われましたが、随分長い歴史があって、それぞれの人たちが御苦労されて、今日、いわば花が咲き始めたという実績だと思います。私も長い間、多少なりとも関与させていただいて、うまくできたなというように感心しております。知事も非常に関心を持って、何度となくあの場所に行き、皆さん方も話を進めて、これからトイレなどもいいものになっていくのではないかと思います。
 最初は原・新丹谷のグリーンニューディール検討会ということでしたが、今度は庵原オレンジフロンティア推進協議会という名称に変えて、規模を地域全体という形にしていますね。庵原はもともとそういう地域の連帯が非常にうまくいっている地域ですから、非常にいいのですが、先ほどのアンケートの結果では、清水の知名度が低く、次郎長、サッカー、ちびまる子ちゃんという結果になってしまったのは残念ですが、これはこれとして、その中でまた庵原という固有名詞をつけると、私も清水の人間ですから、地域の人たちにはわかるのですが、外の人に対して、清水がそのレベルの知名度なのに、そこで庵原となると、統一性というのは非常に少なくなりますよね。ですから、地域の思い入れはわかりますが、もうちょっと統一性をつくる努力、地域の人たちに認識していただくことも、あえて苦言というわけではないですが、考えたらどうかと思っています。

 それと、JAの方々は農産物で地域を活性化しようとしていますが、外から見ると、由比のサクラエビ、あちこちにありますがシラス、そういったものと、せっかくならばセットでできることはないのかなと思います。
 清水の河岸の市に、今度マグロ館という新しい施設ができましたけども、あそこでは土日に農家の有志の方が農産物を仮設テントで売っていますし、漁業との連携をうまくセッティングができないのかなと思います。それは新しいJAの拠点施設をつくる中で解決もできるでしょうし、体験をしたいという人たちに、一度に両方を体験できるようにすると、相乗効果がありますよね。せっかく今、緒についているところですから、お互いに時間をかければ、そういうこともできるのかなと思いますけども、そのあたりの考え方をお尋ねします。

 また、オーナー制度はこれからもっと広げられるということで、今の100人ぐらいの会員から、広がっていけば、かなりおもしろいと思うのですが、どのような状況なのか聞かせてください。

○望月潔氏
 ありがとうございます。清水が埋没しないようにと、庵原で取り組んでいますが、実際にはいろいろなもので清水を前面に出していこうということは承知しています。メインのかんきつに関しては、清水柑橘協同選果場と言っていますし、今度、手に入れる庵原のある場所についても、JAしみずの清水のいわゆる何とか施設であります。そういった意味で、清水をもっともっと前面に出します。清水のミカンを起爆剤にして、ほかの清水の農産物を売っていこうという構想です。

 それから、水産業や林業とも連携することは当然考えています。由比のサクラエビも、はとバスが来るぐらいの知名度があるので、連携をしながらと思っています。
 かつてシーツーリズムということが行われました。海釣り公園のところでワカメの種をやって、魚を取ってもらったというのがあるのです。連携すれば、そんな体験もできるし、三保・駒越の地引網だってうまくいけば20〜30分で行けるので、海のところに人が来てくるようになり、活性化するでしょう。そういうことも構想の中に入れながら、売り込んでいこうと思います。

 オーナー制については、今言いましたように、ミカンだけでなくて、いろいろな農産物で可能ですが、ノウハウを手に入れなければいけないということで、ことし担当した北條室長が大変苦労しました。実際にやってみると、オーナーの方がやはりなかなか大変だということがわかったものですから、農協で事務局機能としてどういうことを行うのか整理をして、だんだん広げていこうと考えています。
 ただ、ことしは基盤整備地でも実施しましたが、本来、基盤整備地は生産に特化したいというのが本音です。その周辺地域であればオーナー制などもいろいろできますし、ほかの農村でもできますので、そんな構想もこれから描いて取り組んでいきますので、そういった御意見をいただくと非常にありがたいです。

○中澤(通)委員
 雇用というものを考えると、結局、オーナーは生産者です。オーナーがお客さんの世話をすると、当然、生産部分が留守になります。うまく時間をコントロールできればいいのですが、時期的に言うと、生産にかかっていかなければならない時期にお客さんが来るので、いわゆるプロの時間を取られますよね。
 各オーナーとお客さんとの契約ではないでしょうから、JAが窓口であれば、JAがコントロールをして、各農園に行ってもらい、それぞれで雇用されたパートの人がその人たちとの応対のノウハウを持っていれば、お客さんにいいサービスができる。そういう形をとらないと、今のままだと本当に、オーナーは忙しくて、時間だけロスして過重労働になる可能性があるでしょう。今は緒についたところですが、雇用の面を考えると、むしろそういう人たちの雇用の場としていくと、いい形になっていくのではないかなと思います。オーナーによっては非常にサービス精神旺盛な人もいるでしょうが、農家の人もやはりいろいろありますから、そういう形もとれないのかなと私は思っていますので、1つのアイデアとして出させていただきます。

 内陸フロンティアに関しては各地区でいろいろな取り組みがあり、庵原は先行していますが、地元とすればあくまでも、これまで畑地の総合化を行ってきたところですから、農業を主体として有効に使いたいという考え方が基本でいいですね。
(参考人うなずく)
 わかりました。

○杉山克明氏
 先ほどいただいた、水産との交流という御意見はもっともだと思っています。我々も今、いわゆる水産、漁連とか、農協を含めて、協同組合間で、いろいろな商品開発を行っています。ことし、サバコロッケという新しい商品をつくって売ったということもありますので、今後はいろいろと、水産と農業と連携して商品を開発して、PRと言いますか、販売につなげていく形もとっていかないといけないのかなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。

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