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委員会会議録

質問文書

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平成26年12月定例会企画くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田内 浩之 議員
質疑・質問日:12/15/2014
会派名:ふじのくに県議団


○田内委員
 分割質問方式で、大枠で2点質問させていただきます。
 まずは、説明資料の8ページに関連してくると思いますけれども、エネルギー政策について質問させていただきたいと思います。
 9月定例会の常任委員会でも質問させていただきました。エネルギー政策が企画広報部、省エネ対策がくらし・環境部と分かれております。9月定例会の常任委員会のとき、くらし・環境部からは分かれていることに対して統合したほうがいいと思いますという見解を委員会の場でいただきました。議会事務局で他県の状況も調べていただいたのですけれど、分かれているところと一緒になっているところと半々とまではいかなくても、他県もいろいろな状況となっております。
 私としては、一緒にしたほうが今後のエネルギー政策という意味で動きやすいのかなと思いますけれども、企画広報部としては現状のままでいきたいというお話を事前にいただいております。現状のままでいいという見解はわかりましたので、その理由をお話いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

○高畑エネルギー政策課長
 エネルギーに関する施策につきましては、複数の部局で実施しておりますけれども、環境政策ですとか産業政策ですとか関係部局の政策を横断的に推進する組織といたしまして、平成24年度に企画広報部にエネルギー政策課を設置したところでございます。
 組織の見直しに当たりましては、施策目的を明確にするということで、企画広報部はエネルギー政策の総括と新エネルギーの導入促進、くらし・環境部は省エネルギーの推進、経済産業部はエネルギー産業の創出、支援の面からエネルギー政策を積極的に推進していこうとしたところでございます。
 各部局の連携、調整をさらに強化いたしまして、エネルギー政策に関するさまざまな課題に的確かつ一体的に進めていきたいと思っております。以上でございます。

○田内委員
 要望とさせていただきます。
 各部局に分かれて連携して進めるということで、連携を強化して進めていただければと思いますけれども、エネルギー政策に関する部局を一つにすることも来年度、再来年度の検討課題としていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 2点目の質問をさせていただきたいと思います。
 水素エネルギーについて質問させていただきたいと思います。
 総合計画後期アクションプラン評価書案の53ページにもありましたけれども、重点取り組みの1つにエネルギーの地産地消がございます。後期アクションプランにある取り組みの方向にも、水素エネルギー等の利活用とはっきり書いてあります。ですので、2点質問させていただきますけども、まず1点目といたしましては、水素エネルギーの利活用に対する具体的な県の施策についてお話いただければと思います。

 2点目ですけれども、水素の中で今一番注目が大きいのが燃料電池車だと思います。先日もトヨタからMIRAIという車が発売されましたけれども、水素ステーションの建設計画が現状、静岡県の中にはないということでございます。
 これに関して、私のところにトヨタから御要望をいただいております。建設に対する取り組みの状況と建設に対する助成制度の検討状況を御説明いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

○高畑エネルギー政策課長
 最初に、水素エネルギーの利活用に関する具体的な施策についてでございます。
 現在は、燃料電池自動車ですとか水素の利用に関する情報の提供ということで、民間事業者の皆様に取り組みを促すための取り組みをしているところでございます。
 具体的には、車両販売ですとか製造事業者、市町等に呼びかけまして、ふじのくにFCV普及促進協議会を設置いたしまして、燃料電池自動車の普及、水素ステーションの設置に向けて官民で協働して課題の整理、普及や整備の可能性の検討などを進めているところでございます。
 また、経済産業部の取り組みになりますけれども、県内中小企業の次世代自動車分野における新たな部品の開発を支援するため、燃料電池自動車の開発動向を紹介するセミナーなどの開催なども行っております。ほかに新エネ、省エネ設備の導入に取り組む中小企業向けの制度融資では燃料電池も対象設備として、導入を促進しているというところでございます。

 続きまして、水素ステーションの状況でございますけれども、現在は先ほど申しました普及促進協議会に参加のエネルギー事業者などの皆様と水素ステーション設置に関する意見交換などを重ねていますけれども、現状では県内での具体的な設置計画は確認できていないということでございます。
 今後、FCVの市場導入や普及の状況なども踏まえながら、普及促進協議会を通じて整備の可能性の検討などを行いまして、民間事業者の皆様の取り組みを促進してまいりたいと考えております。
 建設に対する助成制度でございますけれども、民間事業者の具体的な動きですとか規制の見直しなどによる低コスト化の動向なども踏まえて、市町とも連携しながら県としての支援策について今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

○田内委員
 1点、再質問させていただきたいと思います。
 水素ステーションの建設についてです。
 民間企業に建設の働きかけをしているというお話がありましたけれども、もう少し具体的に御説明いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

○高畑エネルギー政策課長
 県内エネルギー事業者につきましては、県が設置した官民で組織している普及促進協議会に参画いただいておりますので、そういう場ですとかそういう場以外でも個別にお話をさせていただいている状況でございます。
 普及促進協議会に参加していただいていない首都圏ですとか中京圏で設置しているエネルギー事業者にも意見交換させていただいて働きかけをしている状況にございます。

○田内委員
 要望とさせていただきますけれども、事前にレクチャーしていただいたとき、まだ声をかけていないエネルギー事業者もあると伺っております。私の住む湖西市では、隣の豊橋市を主として営業している企業も活動しております。そういったところにも足しげく通っていただいて、設置についてお声がけしていただければと思います。
 もう1点要望ですけれども、東京、名古屋、大阪、福岡でも水素ステーションの建設計画等が挙がってきています。大動脈の東名、新東名が通る静岡県だけあいている状態です。湖西市も含めて静岡県全体はトヨタ、ホンダから非常に恩恵を受けている県であると思います。東京都など補助金を出すことを決めているような状況でございます。建設に対しての補助金について静岡県だけが抜けているということではトヨタ、ホンダに対して静岡県の意気込みがなかなか伝わりにくい状況であると思います。ぜひ補助制度について前向きに検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp