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委員会会議録

質問文書

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平成22年7月就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:07/28/2010
会派名:自民改革会議


○小楠委員
 すいません。今、6番、3番委員からも議論のあった県立学校の海外修学旅行に関連してだけ質問しますけれども、中澤課長のほうから課題が発表されたわけですけれども、実はそれは事前にわかっていたことですよね。修学旅行の時期が集中する、機材が小さいとか等について、私の議会での記憶では、そういう問題点に対しては航空会社に対して機材の大型化を要請するとか、あるいはチャーター便を要請するという説明をずっとしてきたというふうに思います。現実に昨年、この公立、私立の修学旅行に対して、航空会社が機材の大型化、あるいはチャーター便の就航等の要請にこたえてくれたのかどうか。あるいはことし、もう既に予定もここに出てますので、これらのことについてもしてくれる航空会社があるのかどうか、教えてください。

○松井空港利用政策課長
 21年度の実績で申し上げますと、沖縄の修学旅行を希望される方が12月の時期に集中しまして、通常、全日空さんは120席の機材を運航してございます。それだと当然乗り切れない学校が出るということでございまして、全日空さんと協議いたしまして、12月の集中する時期に7便ですか、167人のタイプのものに切りかえて、実際に修学旅行へ行っていただきました。そういう取り組みがあります。21年度、チャーター便につきましては、県内の高校では残念ながら実績がなかったんですが、神奈川県の高校が、台湾へチャーター便を使って飛んでいただいたという実績もございます。それで、22年度につきましても、全日空側に大型化の要請をしたところなんですが、実は全日空の機材というのは、沖縄−静岡間を飛ぶ機材が今度は静岡−札幌を飛ぶという形になりまして、沖縄路線はお客さんが入るんですが、その機材を使った冬場の札幌便の搭乗実績が非常に残念ながら、我々も努力したんですが、数字が上がらないということで、今年度はちょっとその12月の時期の機材の大型化というのはちょっと断念せざるを得なかったということでございます。ただ、23年度に向けましては、全日空さんがボーイング787が大分おくれていたのが、導入される見通しもあるということ、そうなりますと、機材のやりくりが比較的できやすくなるということでございますので、23年度についてはまた改めて要望していきたいと考えてございます。
 それから、チャーター便の利用については、通常の定期便と比べますとやはりチャーターということで、料金が少し高くなってしまうという、そうしたハードルがございまして、ただチャーター便についてもそうした取り組みは今後も続けていきたいと、そんなふうに考えてございます。

○小楠委員
 全日空さんが要請にこたえてくれたというのは、非常にありがたい話だなとは思うんですが、それでも小さいですね。私も学校関係者の1人として、去年たまたま委員会の視察とうちの学校の修学旅行が一緒になりましたけれども、大騒ぎせずに迷惑かけずに済んだなと思って、ほっと胸をなでおろしましたが、それでも静岡発羽田帰り、逆のパターンで羽田発静岡帰りというふうなことで、2グループに、うちみたいな小さな学校でも2グループになると。大規模校なんかでは到底対応できないことも明らかですよね。そういう中で全日空さんが、23年度以降、新しい機材が入ることでやりくりできるということは期待をしたいんだけれども、それについても実際には運航できるのは札幌便と沖縄便だけなわけで、FDAさんについては残念ながらエンブライル以外を入れる予定は多分ないでしょうから、そうするとこのエンブライルというのは、もう本当数十人単位の、30人、40人の定時制高校とか、そういうところしか使えないということになると、修学旅行はごく限られた学校しか行けないというふうに考えざるを得ないでしょう。
 去年の修学旅行については、修学旅行というのは、皆さんもおわかりかもしれませんけれども、1年以上前に大体決まるんですね。それに向けて非常に熱心に、当時の空港部の皆さん、営業努力をされてます。
 今年度の修学旅行、つまりそれについての営業が去年、余り熱心にあったというのを私、耳にしてないんだけれども、ことしの実績なんかを踏まえた上で、修学旅行についてはこの先、力を入れていくべきなのか、あるいは現状を維持するぐらいが精いっぱいなのか、どういうふうに考えているのか、お聞きします。

○若梅国際・交流局長
 教育旅行の推進につきましては、先ほど課長のほうからも説明いたしましたが、利用促進協議会の中の委員会の中で、取り組みの要請をお願いしてございます。その中で特に、今までの公立学校等、機材の問題ですとか課題がたくさんございます。その部分につきましては、支援等によりまして、補助金等の支援で支援を行っていくということが一つと、あと、例えば専修学校とか、各種学校等につきまして、今まで余りそういう形での取り組みをしてなかったものですから、要請のほうをお願いしまして、例えば大規模でないグループの、学校の規模等が小さいものですから、小規模の機材でも使っていただけるようなお話もいただいておりますので、そこら辺への取り組みも強化しながら、実績を上げていきたいなというふうに考えております。

○小楠委員
 1年間やってみて、静岡空港の抱えている課題、そういう中で機材が小さいと。知事も全日空へは、沖縄へコンテナが乗れるような機材をお願いしたいということを直接おっしゃってらっしゃいますので、そういう課題がある中で、専修学校等へも営業しているということで、努力をしていかれることが今の局長のお話でよくわかりました。できることなら静岡空港を使って、子供たちを外へ出したい、あるいは使いたいと思いますけれども、なかなか現実問題難しいというのも現実なもんですから、全体で静岡空港の利用者がふえてこないと、機材大きくならないですよね。全庁挙げた取り組みを期待して終わります。

○赤堀委員長
 ありがとうございました。
 ここでしばらく休憩といたします。再開は13時00分とします。御苦労さまでした。よろしくお願いします。

( 休 憩 )

○赤堀委員長
 休憩前に引き続き、委員会を開催いたします。
 質問等を継続いたします。
 では、発言願います。

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