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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:12/14/2018
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 おはようございます。
私からは補正予算に上がっております第134号議案「平成30年度静岡県一般会計補正予算」のうち、遠州灘海浜公園篠原地区野球場計画について一問一答方式でお伺いします。
 まず最初に、12日に一般質問で伺わせていただきましたが、知事の答弁によりますと2万2000人の収容規模にかかわらず、言い方を変えれば基本構想はあるけれども白紙で県民の皆様方に広く意見を聞くと、私は認識したと説明させていただきましたけれども、その認識でいいかどうか、平野交通基盤部長にお答えをお願いします。

○平野交通基盤部長
 12月12日に知事が6番委員の再質問でお答えしたとおり、知事は基本構想の2万2000人が一つの議論のいわば指標になると思っていますと言っております。それをもとに浜松市民の方が中心になって、また県全体を見ましてみんなで議論をして決めていくとおっしゃっていますので、そういうことだと認識をしております。

○竹内委員
 ありがとうございます。
見方を変えて公園緑地課にお聞きしたいんですけれども、静岡市の草薙球場は昭和何年かにできて改修を重ねていると思いますけれど、でき上がったのはいつなのかお答えいただければと思います。

○森見公園緑地課長
 草薙球場につきましては、記憶の限りでは昭和5年ごろ、もともとは静岡鉄道がつくりましてそれを県に譲渡し、たしか昭和48年に今の形になって、その後平成26年ごろに耐震補強、それから外野席の改修をしております。

○竹内委員
 ありがとうございます。
簡単に言うと、一度つくると50年は確実にもつという認識でよろしいでしょうか、お答えください。

○森見公園緑地課長
 通常鉄筋コンクリートでつくりますので、途中で基準が変わったりすれば耐震補強なり必要に応じて草薙球場も外野席を芝生から座席に変えたりしていますが、基本的な構造に何かなければそれなりの期間はもつものと考えております。

○竹内委員
 それでは、今からの議論は50年先を見据えてお話をしていかないと話が合わなくなると思っておりますのでよろしくお願いします。

 最初に、議案で出された内容についてお聞きしたいと思います。
平成28年に、我々議会は当初予算案の公園基本計画策定費を減額修正させていただきました。今回改めて8000万円が上程されてますが、平成28年と比較して項目の違い、あるいはそれぞれの項目の内容及び金額に変更が見受けられるのかどうか、お答えいただければと思います。

○森見公園緑地課長
 平成28年2月に予算として要求させていただいて減額されましたときに比べて、800万円ほど金額がふえております。
 その内訳としましては、物価の上昇に加えて地質調査と官民連携導入可能性調査を追加させていただいたものです。

○竹内委員
 ありがとうございます。
地質調査に関して、ボーリング調査は前回1カ所と記憶しております。今回何カ所、どのぐらいの位置に行うのかお尋ねします。

○森見公園緑地課長
 6番委員御質問のとおり、平成28年にはボーリング調査を1カ所やらせていただきました。
今回は、野球場予定地として今浜松市が調査しています8.9ヘクタールの中に、地質の傾き状況をもう少し把握したいということで2本計上しております。

○竹内委員
 2年前にも質問していますが、遠州灘海浜公園篠原地区の予定地の野球場設置場所以外には産業廃棄物が埋設していると聞いているんですけれども、その調査も今回行うのか。

あわせて、交通処理検討に関しては減額していると事前の資料でいただいていますけれども、その理由も含めてお答えください。

○森見公園緑地課長
 産業廃棄物の埋め立て事業中のところにつきましては、まだ詰めており状況が変わってくるということで今回は入れておりません。また野球場をそこにつくることは考えてないので、ボーリング調査をその場所でやることは考えておりません。

 それと、交通処理につきましては浜松市が調査する中で一部分については浜松市でやっていただいたものですから、その部分については除外して計上させていただいております。

○竹内委員
 野球場の規模、あるいは形態は白紙なんですけれども結構大切な問題だと思っています。今回入っていなければ異を申し上げませんけれども、50年先を見据えるとやっぱりちょっと不安なところもありますから、ぜひとも計画自体が少し見通しが立った段階だとするならば、やる必要があるのかなと思ってます。これは要望とします。

 次に、委員会説明資料83ページを見させていただくと今後の基本計画の進め方があります。ここでいう野球場の規模、形態等複数のタイプの検討のところに県議会へ説明とありますけれども、具体的にはおおよそどのぐらいのスケジュール感を持ってますか、お答えください。

○森見公園緑地課長
 今のところ8月ごろにある程度取りまとめて、9月議会のころに御報告ができればいいなと考えております。

○竹内委員
 約7カ月、8カ月をかけて規模、形態等々を検討していくと認識をさせていただきましたが、12日の本会議の難波副知事の答弁の中に計画策定の早い段階から野球関係者、県民の皆様にヒアリングやアンケート調査等により御意見を伺うと答弁をされてます。
 そこでお尋ねしたいと思いますが、今白紙の段階で人にものを聞くときに、自分たちとしてはこう考えてるけどこれに対してはどうですかと聞くんだったらわかるんですけども、どういう形態、規模にすればいいですかねと聞くのは余りにも無責任ではないかと思っています。
 そこでまず、難波副知事のところに市民団体の皆様方が1万6432名の署名を持って中型あるいは小型のクローバー型の野球場にしてほしいという意見が出ています。その意見に対してどのような所感を持っているのか。あるいは森見公園緑地課長は市民団体の方々に浜松まで出向いてヒアリングをしたと聞いています。どのような感想を持っているのかまずはお答えください。

○森見公園緑地課長
 市民団体の方々に直接お会いしてお話を聞きました。そのときに野球に長年携わってきた方が中心となっておりまして、すごくいろいろ考えてらっしゃる、知識をお持ちだということを感じたところでございます。
 クローバー型野球場の案につきましては、まだ検討はしておりませんがそれも一つの案としまして、ただ公園に野球場をつくるに当たっては運動施設1個をもって公園とすることはできなくて運動施設率50%以内とか基準があるものですから、そのあたりも加味しながら検討していきたいと考えております。

○竹内委員
 最後の言葉が非常に気になるんですけれども、今までの本会議あるいは事前に我々議会と当局側と話をしていくと、後づけというか言いわけというんですかね、今回どうしても補正予算を通したいがために譲るべきところは譲っていただいて、言葉はどうにでもとれるもんですから意見を聞くっていってもそれが反映されないのなら聞くことは誰でもできるわけです。
私は、今の公園自体の運動施設のパーセンテージっていうのは非常にこれから全てに影響が出てくるように感じました。またこれに関しては別の機会に御説明を受けたいと思います。

ヒアリングに関してお尋ねしたいんですけど、来年の8月ないしは9月ぐらいに結論を出すに当たって、どのぐらいの規模でどういった方々に、どのぐらいの期間でアンケートをするのか、改めてお尋ねしたいと思います。

○森見公園緑地課長
 具体的な方策は、私どもの中でもまだ案ということで考えております。
 ただ、予算をお認めいただけましたら委託契約を結んで調査についてもコンサルタントのお知恵をいただきながらやっていこうと思っていますが、例えば野球関係者としましては少年から還暦までの軟式野球とか、少年から一般までの硬式野球の各団体が広く加盟されている野球協議会などを中心に、直接伺ってヒアリングをすることを考えております。
 また、一般の県民の方々につきましては多くの方が集まるところにパネル展示とかをして、今こういう計画がありますという中で直接担当者が一対一でどのようにお考えですかと聞く方法があるものですから、それをやっていきたいと思っています。
 ただ、期間につきましては目標は9月と申しましたが、やっていく中でもっと時間が延びていくこともあり得るとは考えております。

○竹内委員
 アンケートに関してはコンサルタント等々に委託してということなんですけど、今回基本計画策定事業費として8000万円が上がってますけど、まず県民にとってどんな施設がいいのか御確認をとるためのコンサルタントの委託が一番先じゃないんですか。コンサルタントにお願いするんだったら費用がかかりますが、それはこの補正の中に入っていないわけですよね。そのお金はいつの段階で議会に議案上程されるのか教えてください。

○森見公園緑地課長
 委員会説明資料11ページで訂正が1点あるんですが、目的のところで防砂機能というところが防災機能の誤りでございます。訂正させていただきます。
 ここの中で、公園基本計画の内容に公園基本計画策定、地質調査とかありますが、この公園基本計画策定がそのための費用なもんですから、そこへ委託するための費用も中に入っております。

○竹内委員
 改めて確認します。
私、浜松市で生まれ育っていますけれども、浜松市の四ツ池公園内にある浜松市営球場について、浜松市から四ツ池の再編整備に関して浜松市営球場を1種公認の陸上競技場にしたいという要望が実際に出ているかどうか、どういう内容だったのか、改めてお尋ねしたいと思います。

○森見公園緑地課長
 浜松市議会からの要望書につきましては、県営野球場の篠原地区への整備をいただくよう要望します、次のステップである基本計画策定の早期着手をお願いしますということです。あと市長からは野球場など公園整備の早期事業化をということで、四ツ池を改修する計画があることは私も承知しておりますが、四ツ池の改修に関して何か要望をいただいた記憶はございません。

○竹内委員
 これは大事なことなんですけど、私は市からの要望書の中に四ツ池の再編整備云々というのが文書の一番下段に書いてあったのを承知しています。
 なおかつ、平成29年1月の建設委員会で我が会派の相坂議員が委員長のときに浜松市営野球場の視察に行き、当時の公園緑地課長も同席した上で再編整備に関して市長が発言しているのを県職員も聞いているはずなんです。具体的な内容はこれから議論されると思いますけど、なぜ今その話をしたかというと、アンケートをとるときに聞き方一つで答えは変わってきます。
 今度、浜松市で住民投票が行われます。設問の順番を変えたりするだけで回答は変わってきてしまいます。
 そこでお尋ねしたいんですけど、少なくとも浜松市民にとって野球場があったほうがいいですか、ないほうがいいですかと問えばあったほうがいいに決まってるんです。ほぼほぼそう答えられると思いますよ。
 ただ、その設問の仕方を浜松市中区にある四ツ池の野球場が将来なくなるかもしれないとか、なかなか書きにくいとは思いますけど、文書以外にそういうことを前提に加えると答えは変わってくると思いますけど、その点いかがですか。

○森見公園緑地課長
 私は、県内の県営公園の配置状況を考慮した上で篠原地区には野球場がふさわしいとしたことと、浜松市が管理します四ツ池の野球場とは直接はリンクしないと思うんですけど、ただ利用される方にとっては、6番委員おっしゃるとおりその情報によって考え方、どういう規模の野球場っていう意見が変わる可能性はあると思います。

○竹内委員
 そうすると、知事は個人的には2万2000人規模のプロ野球の試合が開催できる球場がいいんじゃないかと言っていますけど、そのとおりでき上がると浜松市内にはプロ野球の試合ができる野球場が西区篠原地区と中区四ツ池公園内にできることになりますけど、それでよろしいですか。

○森見公園緑地課長
 言われることは確かにそのとおりですけど、まだ私の私案段階ではございますが、何万人の野球場がいいですかという聞き方ではなくて、篠原に野球場を計画しており、その野球場ではどういうことをしたいですかという聞き方から入る形で、単に何万人の規模の野球場がいいですじゃなくて、どういう施設があったら皆さん使っていただけますかというアンケートの仕方をしていきたいと思っております。

○竹内委員
 アンケートとヒアリングって趣旨が違うと思っていますので、特に野球関係者、先ほど森見公園緑地課長がおっしゃられた野球協議会の皆様方には四ツ池の再編整備もこれから議論されることを前提にしてヒアリングを行っていただきたいんですけど、その点に対してどういうお考えですか。

○森見公園緑地課長
 四ツ池については、現在浜松市で再編について検討されていることを情報提供した上でやるようにいたします。

○竹内委員
 ありがとうございます。
なかなか一般県民の皆様方や野球に興味がない、あるいは伊豆や東部の方のように篠原地区から遠くに住んでらっしゃる方々に記述式でアンケートに答えてもらうことは、回収率が下がったりもすると思うんですよ。よく考えて行っていきたいですし、できればそのアンケートをつくるのにコンサルタントも含めて我々の意見も入れてほしいんですけれども、その点いかがですか。

○森見公園緑地課長
 県西部地区を担う野球場を考えているもんですから、浜松市を中心に先ほど言いましたオープンハウスという形でパネル展示して、人の集まるところに行って、いかがですかと聞くようにはしますが、そのアンケートについて県議に報告をというならそのようにいたします。

○竹内委員
 報告じゃないんです。一緒に検討していきたいんですけれども、その点はいかがですかという意味です。

○森見公園緑地課長
 御相談して進めるようにいたします。

○竹内委員
 もう1回確認します。
そのアンケートは、お互いに検討し合ったものを大体いつからいつまで、どのぐらいの量があったらいいかというのがあったら教えてください。

○森見公園緑地課長
 この12月議会で予算を認めていただけましたらすぐに契約の準備へ入って、大体3カ月かかると思っています。そうすると実際に着手できるのは4月と考えていまして、そこから御相談して早くて5月、6月ぐらいからで、数につきましてもコンサルタントと相談しながら、どっちかというとこういう意見がたくさんありましたということではなくて、こうしたいっていう種類を拾うアンケート、意見収集としたいと考えていますんで、そこらあたりも含めてまた御相談させていただきたいと思います。

○竹内委員
 ありがとうございます。
もう1回言いますけれど、ないほうがいいかあったほうがいいかといったら、利用施設がふえるわけですからあったほうがいいに決まっています。
 だから前提となるのが、浜松市あるいは浜松市議会の方にも直接言われたことがありますけど、県がつくってくれるんだから浜松市は賛成したほうがいいよと。私、そういう問題じゃないよって市議会の自民党系の方にも言います。税金ですから、50年先を見据えたときにこの球場が本当につくってよかったねと言われるためには、急がば回れではないんですけど、今こそ知恵と汗とさまざまな意見を集約するためには、こうでなければならないという最初の発言はほんと気をつけなければいけないですよね。私には私の意見がありますよ。知事には知事の意見があるはずです。だけどもそのさまざまな意見を広く、そしてしっかり捉えていかないと50年先まで残るであろう野球場というのは、50年先の方々が平成の我々に何でこういうことになったんだって疑問視されるようなことがあってはいけないと思いますので、慎重かつさまざまな意見をアンケートをともにつくっていくというお約束をしていただきましたので、以上で質問を終わらせていただきます。

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