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委員会会議録

質問文書

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平成22年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鳥澤 富雄 議員
質疑・質問日:09/30/2010
会派名:民主党・無所属クラブ


○鳥澤委員
 初めに、ふじのくに3776友好訪中事業についてお伺いいたします。
 要旨は公式訪問団を派遣するということですから、私はもう賛成です。原則賛成。領土問題を抱える隣国との付き合いというのはなかなか厄介なところがあるわけですから、私も日ロ協会の評議員などしておりますし、下田市は米国、ロシアとの関係も、開国のまちでございますので、北方領土を返さない限りは経済交流も他の交流もしないというわけにはいきません。お互いにやっぱり経済の進展をしなきゃなりませんし、政治、経済、文化芸術分野などで積極的に民間外交も含めてやってかなきゃならないと思います。
ただ、今回の尖閣諸島の問題をめぐりましては、私も民主党の党員の一員でありますけれども、やはり逮捕したら逮捕したときにその見通しをつけて、腹をくくってしっかりとしないと、結局国民の目から見れば中途半端なように映って、何だったのか、それだったら小泉さんがかつてやったような方向だってあったんじゃないかとか、いろいろあったと思います。これはもう1人の国民としてじくじたる思いは全く同じでございます。
 その上で、本県の場合は道州制をとっていませんけれども、地方政府、言ってみれば外国から見れば静岡県の政府ですし、その知事が川勝知事、そしてこれまでこの第3回の公式訪問するまでに積み上げてきて、そして3776がようやくこれで成功するというところに来ているわけです。これはやはり地方の政府と、向こうは浙江省ですから、地方の政府が積み上げてきたこの外交交流、友好交流、親善の実を上げるということは、これは積み上げていかなきゃならない、こういうことだと思いますので当然私賛成するわけです。
 その上に立って、主要事業の中でアからウまでありますね。浙江省幹部との会談、それから調印の立ち会い、それから首脳会談、これはもう調整中とあります。11日といいますと、もう指呼の間に来ております。言ってみれば外交の問題ですからなかなか予測もつかない点もあると思いますけども、現在この調整に当たっているレベルの本県の役人はどういうレベルの人がこの調整に当たっているのか。そして、今後この定例会が終わった後を含めまして、どういうレベルの方が中国側、浙江省と交渉をして、この調整を実りあることにしていくのかと、そのことについてお伺いをいたしたいと思います。
 熱烈歓迎をしてくれるということですから、これは言葉の意味が違っても我々だって中国から来れば熱烈に歓迎をすると。我々が行けば向こうは熱烈に歓迎してくれるわけですから。しかし、今回の熱烈の歓迎という意味が、真に熱烈歓迎になるかならないかというのは、このアからウまでの幹部との会談、それから交流協定の調印をできるかできないか、それから県と省の交流としての首脳会談が実現するかしないか。これによって真に熱烈に歓迎してくれたのかどうなのかという実が問われるわけですから、万々一のことがないように、これ仮定のことは申し上げられませんけども、万々一のことがないように全力を挙げて努力をしていただきたい。その努力の方策について部長からも、担当の方からもお伺いをしたいと思います。

 それから、2番目の質問ですけども事業仕分けの中で、ナンバー7からナンバー11ですね、7、9、10、11、これにつきまして、これはナンバー7は「民間」にという声の方が3名、それから「要改善」が2名ということでございます。ナンバー9の場合は「不要」が1名、「要改善」が4、ナンバー10が「不要」が1で「民間」が1と、「要改善」が2と、それからナンバー11が「不要」が1で、「要改善」が4とこういうふうになっております。そこで、先ほど部長はこの事業仕分けの結果については真摯に受けとめると、こういう御答弁がありました。これ真摯に受けとめるという内容ですけれども、前回の仕分け事業などで批判をされた点につきましては、結果として総事業費の中の予算が名称や科目が違って、それを言ってみれば横にスライドしただけではなかったかとか、いろいろ巧みにそれを冠だけ違って中身が同じやったじゃないかというような懸念もあった事業もありました。
 そこで部長のいう真摯に受けとめるということについては、この7、9、10、11と非常にこの局にとりましては大事な事業ですよね。だから、これを具体的な施策として、来年度予算なんかも編成過程でございますから、ここはひとつやっぱりわかりやすく真摯に受けとめていただいて、こういうふうにしましたというふうにしっかりとやっていただきたい。
 いやしくも、この何かわからないような、意味不明のような、足して2で割るようなということじゃなくてやってもらいたい。仕分け人からこういう意見があったけれども、県は、あるいは毅然としてやっぱり御意見は御意見として承りましたと、しかしここはやらせていただきますというようなことにするのか、いずれにしてもめり張りのきいた内容にしていただきたい、これをどういうふうに考えるか質問しておきます。

 それから、次に富士山静岡空港につきまして、空港経営の問題でございます。
 先ほど、君塚部長代理は着陸料の減免についてもコストの削減対策の1つとして検討していくという答弁がありました。それで、空港の経営収支を見た場合に非常に単純でして、なかなか収益が上がるということはないですよね。上げるとすれば着陸料。しかし、この着陸料を下げるということになると、ますます空港収支が悪化して、さらに赤字が拡大していく、ほかに何か見つけない限りなっていく。しかし、国際的に空港を取り巻く環境からいけば、我が国の着陸料は高い。したがって、運営する民間企業の航空会社もこれを下げてほしいという要望がある。これには答えてやりたい。しかし、下げれば今度は空港収支が悪化をしていく。こういうジレンマがあると思うんですよね。だから、君塚部長代理の頭の中では、一体この下げることは下げることでいいんですが、どういうふうにして収支を補いながら赤字の垂れ流しを防いで、県民の批判にさらされることのないようにつじつまを合わせていくのか。この点をお聞きしたい。
 その次に2点目です。それで、私はかねがね上下一体方式を思い切って今のうちに採用したらどうかと、抜本的に。批判のあることは承知です。しかし、これは意見ですから、意見の違いは違いとして認めながら、私はそういう意見です。ですから、その中の1つとしてやはりターミナルビルだとか、この下と上と空港本体のところと一体経営をと。売店とかこれからいろいろつくるわけですよね、何とか楽座とかいろいろできるわけですから。そして、ここのところと2,000台の駐車場があるんですから、その内の駐車料はいただいたらどうかと、こう言っとるわけです。そうしますと、いや、駐車料金が無料だから来るんだと。だから、そんなことどこで科学的にそういう計算をしたのか何か聞いたためしがない。ですから、ここのところはいい例じゃありませんけども、伊豆半島じゅうの観光地で駐車場はやっぱりいいことないですよ。決していいことじゃないけれども、ごみを置かれて、そして秩序が悪くてしようがないから環境を守るためにも駐車料金をいただいている。それでも、夏だけは満杯だ。ですから、飛行機を利用されて乗るお客さんとそれから一方では見学者を見ると、見学者の数は随分――数字は一々申し上げませんけども――多いですよね。だから、ここの方々に御理解をいただいて、環境の維持だとか、そしてさらにそこらを充実をして、県民に還元をするという意味で料金を少し取らせていただけませんかということを言う人がいても私は悪いことじゃないと思うんですよ。
 だから、そういう点で「それはちまちましたことじゃないか」と言われるかもしれないけど、私はちまちましたこと、その一粒一粒を1円1銭を積み上げていく。その皆さんの努力を県民が見ている。そして、その精神的なことが「ああやっぱりそこで精神的にそういうこともやっているんだな」ということが、やがてやっぱり理解をしてくれるんです。そしてやがて赤字をだんだんだんだん徐々によくして、改善して黒字にしてくる。それを私は一つの種まきだと思うから、私は私でそういう主張を述べました。だから、そこのところについて君塚部長代理あたり、これ空港の整備となりますと所管がまたがったりしますけども、どういう概念をお持ちになっていて、着陸料減免をしようとしているのか、このことについてお伺いをいたしておきます。

 それから、中身を見ましても改善をしなきゃならないというのは幾つかありますが、特にこれも余り自慢することじゃないですけど、静岡空港を使って外国のお客さんで伊豆半島、伊豆東海岸へ来てくれる人、どのぐらいいますかと。私は観光協会、大体伊東から私の地元の賀茂郡、下田港に聞くんですね。それから、町の観光課とか市にも。そうすると、統計を取ってないというより、取るほどのこともない。微々たるものでほとんどそういう例はコンマ以下なんですね。それを東部に当てはめると東部もそうだと。よくデータを皆さんからいただきますと、やはり国内のお客さんが中部に偏っていると。そして意外だと思うのは、西部が意外に使ってないんですよね、西が。だから、西と東にどうやってこの施策についてPRをしていくかというのも大事じゃないかと。
 今度は外国からのお客さんを見ると、伊豆半島は先ほど申し上げたような状況ですから、これが静岡県に宿泊してくれるのではなくて、隣の山梨県とか、神奈川県とか、東京都とか、そちらの方向へ行ってしまう。だから、何も静岡空港だからあれをせよ、かかえよというわけじゃないですよ。だけども、もう少しここのところは工夫があってしかるべきで、そうすると、静岡空港のありがたみとか、富士山静岡空港ができたおかげで伊豆にも東部にもお客さんが来てくれたなと、こういう感じになっていくとも思うんですからね。そんなこの観光のインバウンドの点でこれからどういう方策を重点に――この観光のいろいろな方針がありますよね――そこへ盛りながらやられていくのか、あたかも来年度予算の編成時期でございますから、ぜひその辺を私は力を入れていただきたいと、そういうように思います。

 それから、最後ですけど、交通基本法につきまして、若干関連する質問をさせてもらいたいと思うんですけども、交通基本法を国会の中で政府が用意をいたしました。ところが、衆議院の解散によりましてこれが廃案になったんですね。それで、これはやはり交通基本法につきましては、もう国際的には我々もよく視察に連れていかせてもらっておりますドイツのフライブルグにおきましても、フランスなどはもう交通基本法を定めているわけですから、我が国ももういよいよ交通基本法を定める時代が来たたと思うんですね。
 そういう点で状況だけちょっとお伺いをしておきますけれども、本県の地域公共交通の現状というのは、非常に私も関係がありますから厳しいと思っています。公共交通からマイカーへという流れ。それから、交通事業所の厳しい経営状況など、いろいろあります。そういう点で、身体障害者であるとか高齢者であるとか、こういう交通弱者に対しても対策を立てなきゃなりません。こういったことに対しまして、どういう認識を持っておられるのか。やがて、これは交通基本法がぜひ私も成立してほしいと思っていますので、できてくると思うんです。
 それと、今度は都道府県でやはりこの交通政策の基本法を受けて、県独自でそれを持たなきゃならない。そういうことについて、準備をされたことがあるかどうか。されているかどうか。そして、本県を取り巻く公共交通の現状については、どういう御認識を持っておられるのか。そのことについて質問をいたしておきます、とりあえず。

○出野文化・観光部長
 事業仕分けについて、お答えいたします。
 12件の事業仕分けを受けたということで、それぞれこのトータルとは別に個別にいろんな意見が出ました。こういった意見を取り入れながら、それぞれの事業の目的を達成するためにはどういう方法がいいか、それを含めて来年度予算に向けて検討しながら、いわゆる名前を変えただけの事業ですりかわるというようなことがないように努力して、部全体として考えて、場合によっては今の事業のままがいいという結論があるかもしれませんけども、そういった状況も含めながら検討してまいりたいというふうに考えています。

○岩城国際課長
 3776の第3回公式訪問団の主要事業について調整中ということで今上げております。
 現在、窓口としては県の国際課――私のところと、それから浙江省は外事弁公室アジア処というところがあります。直接的には、私とそれからアジア処の所長とやりとりをして、出席者であるとか持ち方であるとかという交渉を今やっております。こちらのほうからは、当然省長に出ていただきたいと、知事が行って実のある会談をするために省長に出ていただきたいということで伝えておりますし、その方向で浙江省も努力していただいているというふうに聞いております。
 ただ、国内の事情がいろいろあるということなもんですから、浙江省としても大分苦慮されているという話は聞いております。県としても委員の御指摘のとおり実のある交流ということを目標としておりますので、高いレベルの方に出ていただけるように、それから実のある事業になりますようにということで今後ともぎりぎりまで、あるいは向こうへ行ってからということにもなりかねないんですけれど、強い気持ちで調整を進めていきたいというふうに考えております。

○君塚文化・観光部部長代理
 御質問のうち、着陸料と収支の関係ということでございますけれども、今エアラインが置かれている状況は非常に厳しいと考えてございまして、着陸料を下げるということは委員御指摘のとおり収支にも影響するわけでございますけれども、逆に正直今の路線を維持するということを考えれば、やはり着陸料等のそういったコストが高い状態ではエアラインが場合によっては路線の便数を減らす、撤退という方向になることを考えれば、やはり現状維持というだけでも収支を維持すると。さらには、そういった低コストの空港になれば、新たな路線の誘致もできるということも考えてございまして、そういったトータルの視点から収支の改善にもつながると思っております。また空港収支ももちろん改善すべきでございますけれども、同様に経済波及効果というものもやはり空港はかなり大きいので、本年度そういった調査も進めているところでございまして、そういったところも一体として県民の皆様に理解していただければということで考えてございます。
 また、委員御指摘の上下一体方式、あるいは駐車場の有料化との問題については、空港局の管理部門とのいろいろな話になったわけでございますけれども、これもやはり県民の皆様の御意見なり、今の駐車場を無料化したことの効果というものもあると思っておりますので、その辺も十分に勘案しながら、管理部門と相談の上考えていきたいと思っております。

○加藤観光振興課長
 空港のうち、インバウンドについてでございますけれども、最初に重点市場の韓国、中国、台湾でございますが、やはり国によって嗜好が違います。特に、韓国につきましては2泊3日、3泊4日という短い滞在の形が多くございまして、しかも個人客が多いということで、どうしても空港に今の便で来ますと、中部に1泊、それからやはり今大都会でのショッピングというのはどうしても外せないということで、そちらに流れる傾向は現在我々もつかんでおります。
 そういう中でこれからどうしていくかということでございますけれども、やはり我々は、連泊を静岡県内でして、静岡インアウトというのが目標でございますが、現在のところそういう嗜好の中でやっていく上では、どうしても羽田、それから中部セントレア、関西空港等との連携をとって、お互いの一方通行でインアウトしていく方法が一番よいのではないかということで、現在そういう形で各県と連携をとってやっております。
 その中でも、特に石川県の小松空港、それから静岡空港の便というのは今非常に好調でございまして、中国におきましては、「杜拉拉」のテレビ化と相まって、だんだん多くなってまいりますので、こういうものを基本的に据えながら、今後静岡県で連泊をする、そういう商品に変えていきたい。羽田空港拡張もございますので、この辺を視野に入れながら、あるいは中部国際空港、茨城空港、あるいは山形、福島空港と連携を取りながらやっていきたいというふうに考えております。以上です。

○塚本交通政策課長
 交通基本法に関連いたしまして、本県の地域公共交通の現状と、特に交通弱者への対策、それから都道府県における計画策定、それに対応する本県の状況と、そういった質問であったかと思います。
 まず、本県の地域公共交通の現状でございますけれども、やはりバス路線等の利用が非常に厳しい中で、経営が非常に厳しい状況にありまして、毎年バスの退出等も非常に続いております。道路運送法の改正で、退出というのは自由化になっているわけですけれども、やはり一方的な退出は調整をしていかなければいけないということで、静岡県生活交通確保対策協議会という組織を設けまして、国、県、市町村、それから事業者も含めて毎年そういった退出の要望に対しては議論をして、調整あるいは補助とか支援とか、そういったことでもって地域の路線を守るという協議を行っております。
 交通基本法ですけれども、今私どもが把握している状況では、国のほうで今まで研究会を開催しておりましたけれども、今度それが審議会ということで正式に格上げされて、来年度法案として上程をされるという動きであるというふうに伺っております。
 それで、その中で、その法案を伺いますとやはりまず国で基本計画をつくり、都道府県が合わせて交通計画を策定し、市町村においては市町村の計画をつくることができると、そういった仕組みであろうというふうに伺っております。
 それで、本県の場合は、交通に関して、それと趣旨が合うのかどうかちょっとはっきりわかりませんけれども、従来から総合計画の分野別計画の中で総合交通計画を策定しておりまして、現在その総合計画の改定に合わせて交通計画もいま改定の作業を進めているという状況にございます。これが国の想定する計画と合致するかどうかは、これは法案が煮詰まる中でまたそこの調整を検討したいと思っております。あとこれに合わせて実効性を担保していくための補助制度、これも国が来年度予算の中で今までの補助体系をかなり大幅に見直していくということで概算要求ができておりますが、ただ内容が具体的には示されておりませんので、そういった具体的な補助スキーム等も把握する中で、県も適切に対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○鳥澤委員
 事業仕分けにつきましては、具体的に来年度予算にどう反映されるか見てみたいと思っております。

 着陸料につきましては、君塚部長代理からお話がございまして非常になかなか難しいものがあると思いますが、これ所管が違いますけど民間の企業会計を取り入れた空港の収支を、秋までには出したいと新聞に出ていましたから、それらを見ながら総合的にいきたいと思いますけど、しかし、建設コスト、元利合計を合わせて、30年間で償還をするというものがこれに加わってくるわけです。そうしますとこの静岡空港が、それはもうとにかく並々ならぬ決意で取り組まないと企業会計から見た会計では、なかなか厳しいものがあると思います。大変だとは思いますけど知事とそういう工夫を出して、いろいろ私が申し上げたようなこともぜひ御検討もいただきながら、押しつけているわけじゃありませんから、意図するところは酌んでいただいて、どこかで収支を幾らかでも改善できるような方向で頑張っていただきたいと思っています。

 それから、ちょっと後先になりましたが、ふじのくに3776ですが、そうしますと国際課長、現実には浙江省の要人と折衝して、きょうもやっておられるんでしょうけど、新しく赴任した新しい所長さん――上海の方が折衝しているということでいいわけですね。そうしますと、そのほか、これは今のコンピュータ時代ですから、いろいろメールの交換、電話の交換もやっておられるでしょうけど、今回は議会もありますから、答弁者として御出席をされるということはやむを得ないと思いますが、私はここのところは、熱烈歓迎をするということで、そして今これ県民もある意味では注視をしているわけですので、実際に交流の実を最大成すべきことを成してならいいんですけど、ただ電話連絡やメールの交換や何かで現地を指導して、しかも言葉悪いですけど新しい所長さんじゃないですか、赴任してわずか数カ月の方ですよね。このまま交渉して、これらの調整というのは、私は大変なことだと思うんですよね。だからある意味では、この議会でも終わったら、国際課長あたりが飛んで行って全力を挙げてやってもらうとか、やっぱりやらないと大変だと思うんです。相手の目を見て、そして粘り強く交渉、地位が所長だから何だからと言っている意味ではありませんよ。それはやっぱり全権を委任して、ここんとこまでこうしてくれ、ああしてくれということでやるにしても、やっぱり荷が重たいと思うんですよ。よほどのことでフォローしてあげないと。ちなみに、きょう若田部さんは来てないようですけど、中国のほうへ行っているんでしょうか。いずれにしても、ぜひそんな点で、私の申し上げたいことの意図を酌んでいただいて、しっかりとやっていただかないとこれはやはり重要な重みを持つ交流になると思いますんで、そのことをぜひひとつ肝に銘じておいていただきたい、こういうふうに思います。

 それから、交通対策につきましては、まだこれから姿が見えてくることですので、ぜひ公共交通を取り巻く現状については、お話がありましたとおりよく認識をいただいておりますんで、そのときまた議論をさせていただきたいと思っております。

○岩城国際課長
 私の先ほどの答弁、言葉足らずのところがあったかもしれないです。
 窓口は、県の国際課は私のところと、浙江省外事弁公室のアジア処と直接やりとりをしております。上海におります駐在員は、ほかの行事のアポイント取りとか、ある部分はかかわっておりますけれど、今回の3776の公式訪問団のこういう事業実施については、今回非常に重要な案件なものですから、直接国際課と浙江省の外事弁公室とやりとりをしております。
 それから、今委員からお話が出ました若田部がこの3月まで中国駐在員を勤めておりまして、現地の状況にも明るいと、それから向こうの人脈も非常に持っているということなもんですから、私と若田部と2人で交渉に当たるというようなことで、そういうことで向こうの事情に強い者がやるということで、今全力を挙げて進めているというそういう状況です。以上です。

○石橋委員長
 それでは、ここでしばらく休憩します。
 再開は、15時といたします。

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