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委員会会議録
質問文書
令和５年12月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 松井 優介 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/14/2023 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○松井委員
先ほど７番委員からお話があったとおり、2009年頃に国家公務員の天下りが非常に横行し、それを取り締まるために、まず国がそういった要請を出し、それに県が倣ってこのような制度になっていると思うんです。
まず最初に確認させていただきたいんですが、副知事職は先ほどおっしゃった県が出資する団体に当たるんですか。
○遠藤人事課長
副知事は特別職でございまして、本県が要請している出資団体等には該当しません。
○松井委員
つまり、退職金は本来であれば支給されるものだし、もらわないように要請するものでもないとのことでよろしいですか。
○遠藤人事課長
今８番委員がおっしゃったとおり、退職金の辞退を要請するものではなく、本人から請求があればお支払いできる制度となっております。
○松井委員
ありがとうございます。
いろいろと調べてみたんですけど、知事が初当選されたのは2009年で、そこから現在に至るまで延べ約10人、今の森副知事も含めて12名の副知事がいらっしゃるかと思います。分かる範囲でプロフィールを調べてみたんですが、ほとんどが国家公務員と県のＯＢで構成されていると思います。
その中で退職金を受け取らない判断をされた方は全員県のＯＢですが、もともと国家公務員の天下りを国が是正するためにそういった要望を出した。ただ今おっしゃったとおり副知事職は本来退職金は受け取るものなので、そもそも国家公務員から副知事になった人に要請もできないし、県職員のＯＢでなった人に対しても要請はできないし、もともとは支給されるべきものなんですよね。最後にそれだけ確認させてください。
11名の中で、ほかに退職金を受け取らなかった方はいないですよね。
○遠藤人事課長
退職金を辞退されたのは大須賀元副知事、土屋元副知事、吉林元副知事の３人です。ただし、国から派遣されて副知事になり、その後国に帰任されて国家公務員となった職員については、本県からは退職手当は支給しておりません。
○松井委員
もう一回確認です。
国から派遣されて副知事になった方には払われていないとのことですか。
○遠藤人事課長
国から派遣されて本県で副知事となり、そのまま国に帰任されて再度国家公務員となった方には、その後国家公務員としての退職金が支払われますので、本県からはお支払いしていません。その分、副知事だった期間をその方の勤務期間として通算してカウントし、国に帰っていただくことになっております。
○松井委員
川勝知事が初当選されてから、11人の中にそういった方はいらっしゃるんですか。
○遠藤人事課長
例えば、国交省から派遣されていた森山副知事や、財務省から派遣されていた高副知事は副知事をお辞めになった後に国家公務員となっておりますので、本県からはお支払いしておりません。
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