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委員会会議録

委員会補足文書

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平成28年12月定例会企画くらし環境委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/15/2016 会派名:


○木くらし・環境部長
 おはようございます。
 それでは、今議会に提出しておりますくらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして、御説明申し上げます。
 初めに、議案関係でございます。
 委員会説明資料の1ページをお開きください。
 第136号議案「平成28年度静岡県一般会計補正予算」くらし・環境部関係は、8142万4000円の増額であり、今年度予算の累計額は89億5311万8000円となります。分析別・財源別内訳は、2の表のとおりでございます。
 債務負担行為は3の表のとおり、静岡県立森林公園森の家施設などの管理運営に係る協定について設定するものでございます。
 繰越明許費は4の表のとおり、自然ふれあい施設再整備事業について、年度内に完了することが困難と予測されるため、議決を求めるものでございます。
 なお、議案説明書等の該当ページは記載のとおりでございます。
 2ページをお開きください。
 補正予算事業につきましては、一覧表のとおり、職員給与費など3件でございます。
 3ページをごらんください。
 補正予算事業のうち消費者行政強化促進事業費につきましては、国の交付金を活用して消費生活相談員や消費者教育の講師などの人材育成事業、消費者被害防止のための啓発事業を実施するものであります。
 4ページをお開きください。
 海岸漂着物等対策事業費助成は、海岸の良好な景観と環境の保全を図るため、市町が行う海岸漂着物等の回収処理及び発生抑制に係る事業に対して助成するものであります。
 5ページをごらんください。
 第137号議案「平成28年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」につきましては、特別会計に係る職員給与改定に伴う補正であり、310万5000円の増額に伴い予備費を減額するものであります。
 6ページをお開きください。
 第160号議案「公の施設の指定管理者の指定について」は、静岡県立森林公園森の家施設など3施設の指定管理につきまして、表に記載のとおり指定するものでございます。
 7ページをごらんください。
 第166号議案、県営住宅明け渡し等請求事件の提訴については、県営住宅家賃の長期滞納者及び不法占有者に対して、住宅の明け渡し等の訴えを提起することについて議決を求めるものであります。
 8ページをお開きください。
 第167号議案「県営住宅家賃の支払いに関する和解について」は、県営住宅家賃の長期滞納者を相手方といたしまして、家賃の支払いに関し和解すること等について議決を求めるものであります。
 続きまして、所管事項につきまして主要なものを御説明申し上げます。
 9ページをごらんください。
 移住・定住の促進についてであります。
 今年度はこれまでに、静岡・山梨県合同の移住相談会などを7回、東京都の移住相談センターでセミナーなどを6回開催いたしました。また移住希望者を対象とした広域移住体験ツアーを市町と連携して実施し、先輩移住者との懇談や生活環境の見学等を行ったところであります。
 これらの取り組みの結果、上半期の相談件数は2,233件、移住者は189人となっています。市町別の内訳は、次の10ページのとおりでございます。
 今後も引き続き、庁内各部局や市町等と連携し、静岡県ならではの魅力を発信し、本県への住みかえを促進してまいります。
 11ページをごらんください。
 ふじのくに交通安全県民フェアについてであります。
 去る10月29日、30日に、ツインメッセ静岡におきまして、第10回ふじのくに交通安全県民フェアを開催いたしました。2日間で3万人の入場者があり、交通安全の最先端技術等を見て、触って、体験していただきました。
 この交通安全県民フェアにつきましては、今回が10回目の節目、一区切りでもありますことから、今年度をもって終了する方向で現在検討しているところでございます。
 12ページをお開きください。
 静岡県女性活躍推進計画の策定についてであります。
 本県の女性の職業生活における活躍を推進するため、基本的方向と具体的な施策を明らかにすることを目的に、女性活躍推進法に基づく県の推進計画を今年度中に策定してまいります。
 別冊といたしまして、静岡県の女性の職業生活における活躍の推進に関する計画案を添付させていただきましたのでごらんいただきたいと思います。
 13ページをごらんください。
 ふじのくに女性活躍応援会議の活動についてであります。
 本年3月に発足したふじのくに女性活躍応援会議の活動を活発化し、参加会員と連携した取り組みを進めることで、あらゆる分野で女性が一層活躍できる環境の整備に取り組んでまいります。
 14ページをお開きください。
 豊かな暮らし空間創生事業についてであります。
 豊かな暮らし空間創生認定住宅地といたしまして、島田市、小山町、三島市で分譲を開始しているほか、現在造成工事中の御殿場市印野地区につきましては、去る11月30日に第4号となる認定を行ったところであります。また(2)の表にありますように、沼津市などで新たな計画が進行中でございます。
 今後も引き続き、豊かな暮らし空間創生に資する住宅地整備に対し市町と連携して助成するなど、ゆとりある住まいづくりを推進してまいります。
 15ページをごらんください。
 空き家等対策についてであります。
 空き家に関する多様な相談ニーズに対応するため、行政だけではなく不動産や税務、法律などの専門家によるワンストップ相談会を県内各地で開催いたしました。また全市町が参加いたします空き家等対策市町連絡会議では、行政代執行の実務や所有者が不明の空き家への対応に関する研修会の開催、特定空き家の判断基準の策定などを行いました。
 今後も引き続き、市町と連携し空き家対策の推進に取り組んでまいります。
 16ページをお開きください。
 静岡県耐震改修促進計画等の推進についてであります。
 今年度策定いたしました耐震改修促進計画に定める耐震化率の目標達成に向け、市町と連携して住宅・建築物の耐震化に取り組んでいるところであります。
 17ページをごらんください。
 9月補正予算により制度拡充いたしました木造住宅の耐震補強に対する助成については、全市町の意向を確認した結果、現在のところ18市町が平成29年1月から制度を拡充し、県と市町と合わせまして30万円の増額を行う予定となっております。
 また、南海トラフ巨大地震等に備えまして、建築基準法で定める耐震力を1.2倍に割り増す静岡県地震地域係数を義務化するために、県民、関係団体の意見聴取を十分に行い、御理解が得られれば、平成29年2月県議会に静岡県建築基準条例の一部改正案として提出したいと考えております。
 18ページをお開きください。
 耐震診断義務化対象建築物の耐震診断結果の公表についてでございます。
 平成25年の耐震改修促進法の改正によりまして、病院、ホテルなどの一定規模以上の大規模な建築物については、耐震診断の実施とその結果の報告が義務づけられております。また所管行政庁は報告された結果を公表することとされておりますことから、県内の所管行政庁6市と県と歩調を合わせまして、1月上旬をめどに公表してまいる予定でございます。
 19ページごらんください。
 次世代を担う人材育成のための環境教育についてであります。
 最近の世論調査によりますと、特に若い世代におきまして環境問題への関心や環境保全活動を実践している割合が低い傾向がありますことから、こども環境作文コンクールやこども環境大使の派遣、タウンミーティングなどさまざまな手法で次世代を担う若い層をターゲットとした環境教育を展開しております。
 参考といたしまして、別冊で環境学習フェスティバルを添付させていただきました。
 20ページをお開きください。
 鳥獣保護管理事業計画及び第二種特定鳥獣管理計画の策定についてであります。
 平成29年度から33年度までの県の鳥獣保護管理事業の指針となります第12次鳥獣保護管理事業計画と、ニホンジカ、カモシカ及びイノシシに関する第二種特定鳥獣管理計画につきまして、現在その策定作業を進めております。
 計画案の主な内容といたしまして、ニホンジカ等を捕獲強化するため、捕獲の許可期間と数量の上限の引き上げ、狩猟期間の延長などを行うこととしております。今後、環境審議会での審議と答申を受けまして、来年3月末までには決定してまいります。
 22ページをお開きください。
 海岸漂着物対策等事業費助成についてであります。
 海岸の良好な景観と環境の保全を図るため、海岸漂着物等の回収処理及び発生抑制に係る事業を行います14市町に対して助成をしております。
今回の補正予算は国の補正予算に呼応いたしまして、事業費の追加要望のある市町に対して助成を行うもので、4330万円を補正予算案としてお諮りしているところであります。
 以上が、議案及び所管事項につきましての説明でございます。
 次に、総合計画後期アクションプランの評価について御説明申し上げます。
 こちらのピンクの平成28年度静岡県総合計画後期アクションプラン評価書案をごらんいただきたいと思います。
 まず、96ページをお開き願いたいと思います。
 6多様な交流の拡大と深化をごらんいただきたいと思いますが、まず総括評価でございますけれども、ふじのくにに住みかえる推進本部を設置し首都圏プロモーションを行うなど、多様なライフスタイルに対応いたします移住・定住の促進は順調に進捗しております。
 次に、141ページをお開き願います。
 2の数値目標の達成状況をごらんいただきたいと思います。
 “ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター等の移住相談件数の達成度を踏まえまして、目標値を1,100件から4,800件に上方修正いたしました。
 また同様に、静岡県の多様なライフスタイルに魅力を感じる首都圏在住者の割合につきましても、目標値を58%から68%に上方修正いたしました。
 また、飛びまして179ページをごらんいただきたいと思います。
 3−2「和」を尊重する暮らしの形成についてであります。
 次の180ページの1快適な暮らし空間の実現をごらんいただきたいと思います。
 総括評価のところでございますが、魅力的な住まいづくりの推進、水循環の確保につきましては全般的に順調に進捗しておりますけれども、良好な生活環境の確保では一部の指標で基準値を下回っております。
 このため、今後の方針の2点目の中ポツの記載のとおり、複数年にわたり環境基準未達成の河川において原因究明や水質改善を進めてまいります。
 次に、その下でございますけれども2の安全で安心できる心豊かな消費生活の推進をごらんいただきます。
 安全な商品・サービスの提供による安心の確保、消費者被害の防止と救済はおおむね順調に進捗しておりますが、みずから学び自立する消費者の育成では一部の指標で基準値を下回っております。
 このため、今後の方針に記載のとおり、多様な主体と連携による消費者教育の推進に取り組むなど、消費者被害の防止と救済を図ってまいります。
 次に、3の地球を守る低炭素・循環型社会の構築をごらんください。
 温室効果ガスの排出削減、資源の循環利用の推進は全般的に順調に進捗しております。
 181ページの5自然と調和する美しい景観の創造と保全をごらんください。
 花と緑の潤いのある魅力的なまちづくりの推進は、全般的に順調に進捗しております。
 次に、その下の6自然との共生と次世代への継承をごらんください。
 自然環境の保全と復元、自然とのふれあいの推進はおおむね順調に進捗しておりますけれども、数値目標のうち、伊豆・富士ニホンジカの推定生息頭数は基準値を下回りました。
 このため、次の182ページの今後の方針に記載のとおり、第二種特定鳥獣管理計画に基づくニホンジカの個体数調整の強化に取り組んでまいります。
 その下の7誰もが暮らしやすい社会の仕組みづくりをごらんください。
 多様な主体による協働の促進、ユニバーサルデザインの推進はおおむね順調に進捗しておりますが、男女共同参画の推進では一部基準値を下回っております。このため今後の方針の4点目の中ポツに記載のとおり、男性、女性双方の意識改革を図るとともに、県民や職場の理解促進に努めてまいります。
 それから、当戦略に係ります数値目標の見直しについて御説明いたします。
 199ページをごらんください。
 2の数値目標の達成状況をごらんいただきたいと思います。
 資源の循環利用の推進の施策では、平成28年度を開始年度といたします第3次静岡県循環型社会形成計画を策定したことから、一般廃棄物排出量につきましては、目標値を1人当たり1日900グラム以下から859グラム以下に上方修正するとともに、産業廃棄物の処理に関する目標値については、排出量から最終処分率に変更いたしました。
 285ページをお開きください。
 4−2の「安全」な生活と交通の確保についてであります。
 次の286ページでございますけれども、1の官民協働による犯罪に強い社会づくりをごらんください。
 官民協働による犯罪に強い社会づくりは順調に進捗しておりますが、数値目標のうち、犯罪被害者支援に関する行政担当職員研修の受講者数は、おおむね目標水準を維持したものの基準値を下回っております。
 このため、今後の方針の2点目のポツにありますけれども、行政職員への受講促進の働きかけによりまして受講者数の増加を図り、犯罪被害者等の相談等に的確に対応できる体制整備を進めてまいります。
 次に、その下の2総合的な交通事故防止対策の推進をごらんください。
 総合的な交通事故防止対策の推進に係る安全な交通社会を目指す取り組みの推進は、順調に進捗しております。
 288ページをお開きいただきたいと思います。
 2数値目標の達成状況をごらんください。
 県民の身近で発生する乗り物盗等9罪種の認知件数の達成度を踏まえ、目標値を6,800件以下から5,400件以下に上方修正いたしました。
 総合計画後期アクションプランの評価につきましては、以上でございます。
 続きまして、今度は青色のファイルをごらんいただきたいと思います。
 総合戦略の評価について御説明申し上げます。
 7ページをお開き願います。
 戦略1「命」を守り、日本一「安全・安心」な県土を築くについてでございますが、重要業績評価指標――KPIの一番上の項目になりますけれども、多数の者が利用する大規模な建築物の耐震化率は民間建築物の耐震化にややおくれが見られることから、引き続き各所有者に対して耐震化を働きかけてまいります。
 次に、16ページをお開きください。
 戦略2誰もが活躍できる、安定した雇用を創出するについてであります。
 中段のやや下にございます、2−2女性や健康な高齢者が活躍する社会の実現をごらんください。
 KPIの行政及び企業における指導的地位に占める女性の割合は、民間企業におきましては順調に進捗しておりますけれども、行政においてはややおくれが見られることから、引き続き情報提供や助言等に努めてまいります。
 56ページをお開き願います。
 戦略3の“ふじのくに”ならではの魅力あるくらしを提供し、新しい人の流れをつくるについてであります。
 中段の3の1移住・定住の促進のところでございますが、KPIの住宅及び住環境に対して満足している人の割合は進捗におくれが見られますものの、豊かな暮らし空間の実現に取り組む市町数、空き家バンクの設置等空き家の活用に取り組む市町数、県及び市町の移住相談窓口等を利用した県外からの移住者数は順調に進捗をしております。
 次に、当戦略に係りますKPIの見直しについて御説明を申し上げます。
 61ページをお開きください。
 上段のKPIの達成状況をごらんいただきたいと思います。
 先ほど御説明しました後期アクションプランと同様に、移住相談件数の目標値を5,000件に上方修正いたしました。
 64ページをお開きください。
 後期アクションプランと同様に、静岡県の多様なライフスタイルに魅力を感じる首都圏在住者の割合の目標値を70%に、また静岡県ならではのライフスタイルを提案するホームページのアクセス件数の目標値を57万件に上方修正いたしました。
 109ページをごらんいただきたいと思います。
 戦略4の若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるについてでございますけれども、KPIの固定的性別役割分担意識にとらわれない男性の割合は、目標水準を維持し順調に進捗しております。
 総合戦略につきましては、以上でございます。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○田口委員長
 以上で、当局側の説明は終わりました。
 これより、質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 それでは、発言願います。

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