• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田口 章 議員
質疑・質問日:02/18/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田口委員
 それでは一問一答方式でお願いします。
 質問は指定管理制度についてですけれども、その前に1点だけ意見を申し上げたいと思います。
 今回の補正予算を見ておりまして、農林水産関係を中心にして国の第3次補正を積極的に活用されたと思っています。そういった意味で、常日頃から現場のニーズを酌み取っている点について県の担当者は本当にしっかりやっていると改めて思いました。
 ただこれは県の一般財源の負担は割と少ないけれども、国補正の財源は特例公債が18兆円、建設公債が3兆8000億円と相当大きな起債事業になっていますので、ぜひ事業の成果をしっかりフォローしていただけるようにお願いしたいと思います。
 指定管理関連事業費についてお尋ねしたいと思います。
 12月定例会でも指定管理のことで質問させてもらったんですけれども、今回補正対象となっている施設が3つです。例えば前回予算計上していた浜松内陸コンテナ基地やウォットは今回補正対象になっていません。
 そこで、対象施設と対象外施設の違いを教えてください。

○齋藤経理課長
 補正対象になっている施設とならない施設の違いですが、財政課から示されたルールに基づき影響額を算定し、影響があった場合に予算計上しています。
 具体的に申し上げますと、指定管理者それぞれの収入と支出を算定して、当初想定していた指定管理料を下回った場合にその額を補塡することとしています。

○田口委員
 個別に調べられているとのことなので、例えばウォットなどは来館者が少ないとその分収入が減りますけれども、これは経費がその分少なくて済んだため補正額に計上しなかったのでしょうか。

○齋藤経理課長
 確かにウォットについては収入が減少していますが、それ以上に、例えばイベントの開催などが中止になりチラシやパネルといった消耗品の支出の減少が大きかったものですから、今回は影響額がなく補正に計上しませんでした。

○田口委員
 確かに固定費と変動費があって変動費部分が多分削られたと思いますが、今の答弁を聞いているとウォットが営業努力でやっている部分で、それをしなかったから補助対象にならないのはどうかという気がしますが、一応財政課から示されたルールに基づいているとのことですね。あまり基準がずれたりすると、補塡に納得しないと思うので注意していただきたいと思います。

 今回は労政会館運営費が現計予算に比べて30%以上の補正額になっています。
 これは非常に大きな金額ですが、この点について少し御説明していただけますでしょうか。

○宮崎労働雇用政策課長
 労政会館の収支の状況についてお答えします。
 当初は58.1%の利用率を見込んでいましたが、今年度は最終的に36.2%まで落ち込むと見込みまして、先ほど説明がありましたとおり収支を計算した上で1000万円余の補塡になっております。
 実際に4月から7月までの労政会館の利用状況は、前年比20ポイントを超える落ち込みがあり、影響ががかなり大きかったことから今回の金額になったものでございます。

○田口委員
 利用率の目標に対してと、その前年に対してと2つのことをおっしゃられたけれども、労政会館は指定管理者が替わったと思うんですが、それで前年の実績に対して下がっているのと今年の目標に対して下がっているのでは指標のカウントの考え方が違うと思うけれども、その辺りもう1度説明してください。

○宮崎労働雇用政策課長
 年間収支の考え方ですが、58.1%という目標数値は過去4年の実績に基づいて算定し、指定管理者の努力も含めてお願いしているものです。
 実際に58.1%に対し前年の取組と比較して、今年の状況も将来予想をした上で今年度の利用見込みを36.2%としております。
 実はこの計画を立てるに当たっては、前年とその前の年も含めた実績を踏まえ立てており、傾向を見ていくに当たり前年比較を使って説明させていただきました。

○田口委員
 分かりました。
 計算するのは難しいと思うんですが、少しほかの委員会の所管施設も調べさせてもらったところ、庁内全体で少し計算の仕方が違っているところもあったみたいです。財政課の役割かもしれませんが、庁内で統一したほうがよかったのかなと思いましたので、その点をぜひ伝えていただければと思っています。
 最後に意見ですけれども、ウイズコロナ、アフターコロナで話をするときに、恐らく貸館業はこれまでみたいに利用がもう上がってこないんじゃないかなという気がします。そういったことを踏まえたときに、これからその事業者がどうするのか、あるいは労政会館そのものの運営をどうするのかは所管課としてしっかりと考えたほうがいいと思いましたので、その点についてはまた今後ぜひしっかり検討してください。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp