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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年9月定例会企画空港委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 10/03/2007 会派名:


○岩ア空港部長
 空港部長の岩アでございます。よろしくお願いいたします。
 空港部関係の提出案件及び報告事項につきまして、議案、それから議案説明書、それからお手元に提出しております企画空港委員会説明資料により御説明をいたします。
 委員会説明資料の表紙をごらんください。
 今回、提出いたしました案件は、平成19年度一般会計補正予算及び別号議案1件の計2件でございます。
 説明資料の1ページをお開きください。
 初めに、第127号議案「平成19年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 お手数ですが、あわせまして、議案の10ページ、それから議案説明書の14ページをあわせお開きいただければと思います。
 空港部の補正予算案件は、債務負担行為の補正であり、空港関連道路整備事業工事委託契約につきまして、表に記載のとおり変更の議決を求めるものであります。
 説明資料の2ページをお開きください。
 空港関連道路整備事業工事委託契約に関しまして、工事箇所をお示ししております。
 今回の債務負担行為の補正は、空港のアクセス道路となる3ルートのうち、榛原・吉田インターチェンジルートにおける新幹線橋梁工事について、地すべり対策の見直しが必要となったことから、期間等を変更するものであります。これにより、開港時までの完成を予定しておりましたこのルートの全区間の供用開始は平成23年度となりますことから、それまでの間は、現県道及び既に供用開始している一部区間を御利用いただくこととなります。
 恐れ入りますが、説明資料の1ページにお戻りください。
 次に、第141号議案「県営土地改良事業に対する市町の負担額について」であります。議案の方は91ページ、それから議案説明書の32ページをお開きください。
 空港部関係では、議案につきましては92ページの方に記載されています。それから議案説明書の方は33ページ、空港関連大規模農地開発事業、これが該当いたします。
 これは、切山大旗地区における農地開発事業について、静岡県営土地改良事業分担金等徴収条例第2条の規定に基づき、島田市の負担額を25万2000円、牧之原市の負担額を445万8000円と定めるものでございます。
 以上が提出案件でございます。
 引き続きまして、空港部の所管事項と主要事業の状況について御報告いたします。
 説明資料の3ページをお開きください。
 富士山静岡空港の整備推進であります。
 資料の1の(3)飛行場施設の概要のうち、駐車場につきましては、従来、国の駐車場補助基準などを勘案して920台を整備することとしておりましたが、自家用車でのアクセスの利便性の向上を図るため、改めて必要台数の見直し作業を行いますとともに、ターミナルビル付近における用地確保についても検討してまいりました。
 その結果、おおむね2,000台を確保することが適当かつ可能であると判断し、従来の920台での説明と同様、無料駐車場として整備していくこととしております。
 資料の4ページに駐車場の整備計画案をお示ししてございますけれども、整備箇所については、AからDの4カ所で台数を確保していく予定でございます。
 資料の3ページ、3の本体造成工事の進捗状況につきましては、順調に工事が進捗しており、全体2600万立方メートルの造成工事は年度内に完了する見通しであります。
 資料の5ページをお開きください。
 富士山静岡空港のエアポートセールスの推進であります。
 今年度は路線就航の決定に向けて大変重要な時期にあたりますことから、これまでに就航意欲や高い関心を示していただいている航空会社を中心に、積極的にエアポートセールスに取り組んでいるところでございます。
 4月以降、韓国、台湾及び中国の航空会社や関係機関などに対して、知事並びに副知事によるトップセールスを実施してまいりましたが、いずれも富士山静岡空港に高い関心を示していただいておりますことから、今後もこれらの国、地域の航空会社を中心にエアポートセールスを行い、より多くの路線・便数の確保に向け全力で取り組んでまいります。
 中国につきましては、10月の浙江省との友好提携25周年記念事業として、1,300人を上回る規模の静岡県代表団を派遣する機会を活用いたしまして、本県からの航空需要の大きさを示すとともに、航空会社等に対するエアポートセールスを行い、国際定期便の就航を積極的に働きかけてまいります。
 また、タイや台湾、香港につきましては、本年12月の「ジャパン・タイフェスティバル」や「台北国際トラベルフェア」への出展の機会を活用して、航空会社等への働きかけや現地旅行エージェントへのきめ細かな観光情報の提供などの具体的な取り組みを進めてまいります。
 6ページをお開きください。
 韓国につきましては、8月8日に、かねてから就航意欲を表明しておりましたアシアナ航空から、開港時から1日1便のソウル路線の就航表明をいただいたところでありますが、さらに来年開催予定の静岡県ソウル事務所の開所レセプションの機会にエアポートセールスを行い、需要拡大に取り組んでまいります。
 国内線につきましては、全日空から新千歳、那覇に各1日1便という具体的な就航方針の表明をいただいたところですが、富士山静岡空港のより多くの路線・便数を確保するため、県と協定を締結している日本航空との協議を一層加速させ、その達成に向けて全力で取り組んでまいります。
 また、各分野での交流拡大による需要開拓を図るため、5月末の北海道に続き、去る9月中旬には福岡県へ庁内関係部局と連携して交流団を派遣し、富士山静岡空港をPRしてまいりました。
 次に7ページをお開きください。
 富士山静岡空港の利用促進であります。
 路線・便数の確保には、エアポートセールスとあわせまして、県民一丸となった需要拡大への取り組みが重要でありますことから、富士山静岡空港就航促進協議会と協働して、航空需要の拡大に努めております。
 具体的な取り組みとしては、1の(1)アウトバウンドの促進では、航空会社等と連携して、県内の旅行エージェントを対象とする需要拡大セミナーや、チャーター便運行に関するワーキングを台湾などの就航要請先について開催したところであり、今後もそのほかの就航要請先について、計画的に開催をしてまいります。
 (2)のインバウンドの促進では、富士山静岡空港を活用した新しい旅行商品の造成を促進するため、路線就航が確実となった韓国の旅行エージェントなどを招聘するファムトリップを実施いたします。
 また、日本航空グループとの連携により開発した札幌、福岡から中部国際空港を利用して本県を訪れる旅行商品の販売を開始いたしました。具体的な商品内容につきましては、お手元にパンフレットをお付けしております「中部スペシャル静岡」といたしまして、本年10月から来年3月までの間で販売されることとなっております。
 8ページをお開きください。
 2の教育旅行促進事業では、教職員を対象にした空港見学会などを、それから3の広報事業では、児童生徒を対象とした作文コンクールなどを実施し、富士山静岡空港の利活用について関心を高めていただくこととしております。
 また、空港への理解を深めて空港を身近に感じていただくことにより、利用促進につながりますよう、現地見学会等を実施しているところでありますけれども、開港が近づくにつれ、これらの見学者数も増加してきており、今後とも県民への理解増進、利用促進が図られるよう取り組んでまいります。
 9ページをごらんください。
 富士山静岡空港へのユニバーサルデザイン導入研究会の設置であります。
 富士山静岡空港へのユニバーサルデザインの導入につきましては、これまで県民の皆様や各種団体からさまざまな要望をいただいており、他空港の状況も参考にして、バリアフリー新法に基づいた旅客ターミナルビルや駐車場の整備に取り組んでまいりました。
 施設整備にあたり、よりきめ細かな観点からのユニバーサルデザインにも配慮した空港づくりを進める必要がありますことから、学識経験者や障害のある方、高齢者等の団体の代表者で構成する当該研究会を設置いたし、それぞれの立場から検討していただくことといたしました。
 今後は、研究会からの要望、提案も踏まえ、だれもが使いやすい旅客ターミナルビルや駐車場、アクセス道路等の整備に努めてまいります。
 10ページをお開きください。
 富士山静岡空港の航空機騒音協定の締結であります。
 去る8月2日、富士山静岡空港の航空機騒音による障害の防止を図り、住民の生活環境を保全することを目的とした「航空機騒音対策事業に係る協定書」を県と島田市、牧之原市、吉田町の2市1町及び地元空港対策協議会等の間で締結いたしました。
 協定の主な内容といたしましては、住宅防音工事を初めとする5つの補償対策、環境監視計画策定に係る地元協議及び運用時間等の変更等に係る地元協議であります。
 今後は、本協定書に基づき地元の皆様と十分に協議した上で、対策を着実に進めてまいります。
 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。

○須藤委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより、質疑等に入ります。
 なお所管事務調査もあわせて行います。
 では発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp