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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年12月定例会企画くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司(浜松市東区) 議員
質疑・質問日:12/15/2014
会派名:富士の会


○大石委員
 分割質問方式でお願いします。
 「ふじのくに多文化共生の手引き」という小冊子をいただきまして、この中に女性が頭を覆う着衣の一種というのですか、ヒジャブについて書いてあります。私が住んでいる地域の小学校の文化発表会に行ったら、ヒジャブをつけた女性が保護者でいたのですね。イスラム系の人がいるんだなと思い、子供たちは豚肉とか食べられないし、お祈りの時間とか断食などどうしているのかなと素直に思いました。せんだって、イスラムの女の子が水泳教室に通いたいと言ったら、要するに指定のユニホームをつけないとだめだと。だけど女の子はそのユニホームだけじゃ肌が出てしまうから衣類をつけたままジムに通いたいと言ったら、ほとんどのジムがだめだと言っているんですね。1つ救いがあって、着衣の上にユニホームを着ればいいということで、重ね着してジムに通っているという話です。
 また、日本人女性がイスラムの人と結婚してこちらに住んでいるわけですけれど、その方はイスラム教に改宗しているんですね。ヒジャブをつけたまま自動車の免許更新に行ったら、それを取れと言われたのです。そうしないと写真を撮ってくれないと言われたから取ったらしいですけれど、それがすごく自分を偽っているという感情を持ったという新聞投稿がありました。
 県内にもイスラムの人がいて、この方々がパスポート写真を撮るときに、例えばヒジャブをつけて撮影に来たら取れという指導をするのか、そこを教えていただけますか。

○縣多文化共生課旅券室長
 頭部を布などで覆った姿で写真を撮る場合、そういったものはICAO――国際民間航空機関で国際標準が決められています。ですから静岡県だけというわけではなくて、世界共通の標準で決められています。それによりますと頭部を覆うことは宗教上の理由である場合のみに認められます。ただ、顎の先それからフェイスラインは見えなくてはいけないので、目だけを出したようなかぶり方はいけなく、顔全体が見えるような形ならオーケーです。耳は特に隠れてもよいという基準があります。そういった形で対応しております。

○大石委員
 同じイスラムといっても、国によって隠す度合いが随分違うようです。イスラムの国から来た方のパスポートは今言ったようなルールで撮影されているのですか。

○縣多文化共生課旅券室長
 そのとおりです。

○大石委員
 はい、わかりました。
 次に、台湾事務所の開設1周年記念事業についてです。
 事務所の開設1周年記念事業というと、台北の偉い方を招いてレセプションをやるというイメージがありますけれど、そもそも、なぜこの開設1周年記念事業にマラソンを選んだのか。
 台北マラソンというのは、直近の参加者が12万人ぐらいいて確かに盛り上がるマラソンらしいですが、台湾はマラソン人口が多いのか。
 訪問団の構成メンバーのうち、各団体の参加費用の負担というのは基本的に個人負担でお願いしているのか。
 以上、なぜマラソンなのか、台湾はマラソン人口が多くて盛んなのか、訪問団の構成メンバーのうち団体の参加費用の負担割合はどうなっているか教えてください。

○八木地域外交課長
 まず、1点目のなぜマラソンなのかということでございますけれども、台湾との地域外交につきましては、観光誘客と民間交流の促進によります交流人口の拡大を主眼に置いております。その中でスポーツ交流に取り組んでおります。マラソン自体が日本でも台湾でも非常に人気が高いということがあり、県内市町も地域の魅力発信のツールということで現在積極的にマラソンに取り組んでいるということでマラソンを選びました。
 2点目の台湾のマラソン人口でございます。
 今手元にマラソン人口が何人という数字はございませんけれども、台湾政府が行った調査によりますと、台湾で運動している方のうち、約4分の1の方がランニング、要は走ることが好きだということで非常に人気が高いということを伺っております。
 3点目の費用の関係でございます。
 今回、県以外に静岡マラソン実行委員会の方ですとか、県内のマラソン関係者の方に御参加いただきますが、自費で参加いただいております。以上です。

○大石委員
 ありがとうございました。
 この前、本会議場で知事が大須賀副知事のエントリーの話をされていましたが、副知事がエントリーするのはフルマラソンなのかハーフマラソンなのか、何かファンマラソンの3キロというものがあったらしいですけれども、いずれなのか御存じですか。

○八木地域外交課長
 大須賀副知事のエントリーの準備を進めておりましたが、3キロのファンラン、いわゆる楽しみながら走るというコースを予定しております。

○大石委員
 大須賀副知事は手足が長くて好成績が期待できるという話でしたので期待しています。

 先ほど御説明があったサミット誘致についてです。
 昨日の衆議院議員選挙を受けて、11月20日に超党派で設立した18人の国会議員の会に何か変化があるのかということを伺います。

 それと、このスケジュールを見ると、来年の春ごろ開催地が内定ということです。本県に誘致される可能性は、担当課としてどのぐらいだと思っているのか、当面のライバルはどこなのかお伺いします。

○増田企画課長
 国会議員の会が先月設立されたわけですが、自民党の塩谷立先生を初め、各会派の代表の先生方が呼びかけ人となりまして、皆さんで党派を超えて一致団結して支援することを決議いただきまして、当日、首相官邸へも決議文を提出していただいたということでございます。昨日、選挙があったわけですが、郷土静岡県のためにみんなで協力して党派を超えて一致団結して取り組むという方針が決議されているものでございますので、そこに関しては特に変更はないと考えております。

 また、本県に来る可能性はどうかという質問でございますが、現在サミットには7つの地域、関係閣僚会合には9つの地域が手を挙げておりまして、それぞれ地域の特色を生かしたアピールをしているということでございます。本県は、先ほど言った国会議員の会も含めて、かなり先進的に国等に積極的に働きかけをしているものと認識しております。最終的には、安倍総理みずからが決断されると聞いておりますので、現時点では本県が選定されるかどうかわからないわけではございますが、本県は富士山を初めとする世界に誇る美しい自然も多くございます。また食やお茶、歴史、文化、温泉など日本の縮図とも言えるような数々の魅力もあること、また国土の中央に位置し、首都圏にも隣接する交通利便性ということで、他の候補地にまさる魅力を有していると私は確信しております。本県が選出されますよう、引き続き本県の魅力を国等に積極的にアピールするとともに、県民機運の醸成に全力で取り組んでいくことが重要であると考えているところでございます。以上でございます

○大石委員
 ありがとうございます。
 本県のように、県が市と組んで誘致活動をしているのはほかにはないと聞いていますので、ぜひ浜名湖でサミットができるようお願いしたいと思います。

 最後です。
 光ファイバ網整備事業の関係です。
 たしか2年くらい前に、光ファイバ網整備事業の関係で町長のリコールの問題に発展したと思います。それが川根本町だと思いますけれど、今回の整備事業に当たっては、住民の意見とか感情というのはどうなのか教えてもらえますか。以上です。

○近藤情報政策課長
 川根本町におきます光ファイバ網整備事業につきまして、川根本町に確認いたしましたところ、町民との懇談会を三十数回実施しまして、説明と意見交換を行ったということです。この結果、現在は町民の理解を得まして事業は順調に進められているとのことです。地域の生き残りをかけた事業でございますので、この光ファイバーと高速無線ネットワークをどう利用、活用していくか町民を含めて検討が進められているとのことでございます。以上です。

○大石委員
 ありがとうございました。
 今の御答弁だと、2年前のことは何だったのかと思いますけれども、ぜひ進めてください。よろしくお願いします。以上で終わります。

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