• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:10/02/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一問一答方式にて数点お伺いいたします。
 総務委員会説明資料の11ページ、ウイズコロナに対応した広報の取組について伺います。
 STOP!誹謗中傷として医療従事者等がリレー形式でメッセージを伝える動画を展開され、非常にすばらしい内容だったと思います。誹謗中傷で苦しんでいる方は現在まだたくさんいる状況で、新型コロナウイルスに関するこの誹謗中傷のストップを含めた今後の取組はどのようなものを予定しているのか伺います。

○横山広聴広報課長
 ウイズコロナに対応した広報の取組のうちSTOP!誹謗中傷アクションの取組についてお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療従事者や感染者等への誹謗中傷が社会問題になる中、県は県民生活局長をリーダーにして全庁的なアクション推進チームを立ち上げ、未然防止や被害拡大の防止、被害者の救済の3つの柱でやれることはすぐやる姿勢で取り組んでいるところです。被害拡大防止について、8番委員に御紹介いただいたメッセージ動画や新聞広告への知事メッセージの掲載などの呼びかけを行っております。
 今後も、先日完成したSTOP!誹謗中傷推進デザイン――ピンク色のA4判のものですけれども、こちらの庁内窓口への掲出、コミュニティーFMなどのラジオ番組内での積極的な情報発信、県民だより、新聞紙面においても啓発を続けてまいります。
 特に今度の日曜日10月4日発行の県民だよりにおきましても、誹謗中傷の防止について呼びかけを行っております。またその中で御紹介したメッセージ動画をまだ御覧になっていない県民の方々もいらっしゃると思いますので、QRコードを配置しスマートフォンですぐにメッセージ動画を見ることができる仕組みをつくっております。

○沢田委員
 御答弁ありがとうございます。
 私は、小学校の教育現場でこの誹謗中傷については子供たちとその保護者と一緒に取り組んでまいりました。焼津市に事務局があるe−Lunchさん、知っていらっしゃる方がいるかと思いますが学校に来て保護者と子供たちと一緒に講演をやってくれます。ネットについての意識を高くすること、誹謗中傷しない、自分の発信に責任を持つ、情報については確かなものを信じるなど徹底的にやってくれます。
 それを私が始めたのは今から15年くらい前なので、子供たちの年齢からすると30代ちょっと過ぎたくらいの子たちが学校教育でやっていましたが、あと15年くらいすれば誹謗中傷がなくなるかと言っても多分なくならないと思うんです。これは学校だけじゃなくて社会全体で取り組まなければいけないことだと思います。
 コロナの感染拡大で今すごく誹謗中傷をしてはいけない風潮になってきています。今までそれで苦しんでいた、さらにそれ以外でも苦しんでいた方がいますので、県として県民全体で取り組んでいただければと要望いたします。

 次に説明資料の17ページ、施設整備計画の総点検についてです。
 佐藤政策推進担当部長から詳細についてはそれぞれの委員会でということでした。詳しいことは聞きませんが、篠原地区の野球場についてだけお伺いしたいと思います。
 篠原地区の野球場について、アフターコロナに対応した施設と書いてありますがイメージが自分の中では湧きづらいです。県民に説明するときにもどのように説明すればいいのか不安がありますので、この時点で分かるものがあったら説明いただきたいと思います。

○平塚財政課長
 施設整備計画の総点検のうち野球場の見直しについてお答えいたします。
 今回の総点検及びその見直しの方向性の作成に当たりましては、交通基盤部と一緒にやらせていただきましたので、その流れの中で御説明いたします。
 アフターコロナについてイメージが湧きにくいとのお話ですけれども、現時点で私どもも明確なイメージを持ち合わせているわけではないです。現在プロ野球の観戦も制限している状況で、アフターコロナ時代の野球の観戦方法やスタジアムの在り方は、まさに今社会全体で模索検討している段階だと思います。あえて現時点で申し上げれば、席の間隔を空ける、入場、退場の動線に配慮する、換気を強化するあるいはリモート観戦とかいろいろ考えられることはあると思いますけれども、なかなか将来あるべき姿を明確にイメージするところまではいっていません。今後いろいろな情報や知見を収集しながら、あるべきアフターコロナの観戦方法にふさわしいスタジアムを検討していきたいと考えております。

○沢田委員
 御答弁ありがとうございます。

 次の質問に参ります。
 説明資料の27ページ、県退職者の再就職状況の公表についてお伺いいたします。
 再就職しない方が12名いらっしゃいます。本人は再就職の思いがあるが管理する立場だったため再就職しにくい雰囲気があって諦めたことがあるか伺います。

○縣人事課長
 県では退職した職員が年金の支給開始年齢である65歳に達するまでの間は、希望する退職者全員につきまして県において再任用することとしております。
 令和元年度退職者につきましても、県以外の団体等に再就職した退職者のほか、お手元の説明資料の27ページ2(4)参考の表の県再任用職員等の欄にございます35人につきましては、そのようなことで県で任用しております。
 この表の今お話がありました12人について、私どもとしては御本人の意向によるものであって、自身の立場を鑑みて控える状況はないと認識しております。

○沢田委員
 答弁ありがとうございます。安心しました。

 次の質問に参ります。
 説明資料の31ページ、令和2年度静岡県職員・警察官採用試験の実施状況です。
 最終合格者が発表されたところですが、この中で公募数に最終合格者数が満たない職種があります。獣医師、児童福祉についてですが、この結果を受けて今後どのようにされるのか伺います。
 それと33ページの警察官A採用試験の一般男性・女性のところで最終合格者が公募数を上回っている理由をお伺いします。

○市川職員課長
 初めに、大学卒業程度の獣医師、児童福祉の最終合格者数についてお答えいたします。
 この2つの職種については、最終合格者数が公募数を満たしていない状態でございます。今後任命権者の意向を確認して対応を検討することになります。
 なお、今年度この獣医師、児童福祉の2つの職については新たに職務経験者採用試験の区分で募集しており、大学卒業程度試験の不足分につきましてこの経験者区分で積み増す部分を検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、警察官A採用試験の既に試験を終了した令和3年4月採用第1回の最終合格者数が公募数を上回っている理由は、合格者の採用辞退を考慮して最終合格者数を決定しているため公募数よりも多くなっております。

○沢田委員
 答弁ありがとうございます。
 過員の状況をつくるのは非常にまずいと感じます。ただし欠員の状況をつくるのもまずいと思います。欠員の状況であれば、ほかの県職員の負担が増すことにつながりますので、非常に難しいバランスだと思います。前年度等の実績を考慮しながら今後取り組んでいただければと思います。

 最後の質問です。
 説明資料の34ページ、令和2年職種別の民間給与実態調査の実施状況ですが、このような調査を今回コロナ禍の状況を見て実施されたと理解いたしました。
 人事院の今後の計画がなかなか見えない中ですが、その調査をどのように生かされるか伺います。

○井出給与課長
 職種別民間給与実態調査の今後の見込み、生かし方についてお答えいたします。
 人事委員会におきましては、公務員給与の検討の基礎資料とするために毎年職種別民間給与実態調査を実施しており、調査により確認された民間給与につきまして県職員との格差に基づき勧告を実施しております。
 この民間給与実態調査のうち月例給及び初任給につきましては、9月30日に調査を終了したばかりでつい先ほど国の人事院にデータを報告しました。
 特別給についての人事院勧告につきましては、10月上旬に実施されるのではないかと報道されたところでありますが、月例給の人事院勧告の実施時期につきましては、現時点では今後日程を詰めるという報道にとどまっております。
 本県の人事委員会勧告につきましては、特別給は国から提供を受けている調査データをこれから速やかに分析いたします。また併せてこれから出ます人事院勧告の内容を分析して適切な時期に勧告を実施したいと考えております。
 また、月例給につきましては今後実施される人事院勧告の時期、内容等を注視した上で準備を進めていきたいと考えております。

○沢田委員
 答弁ありがとうございます。
 非常に難しい時期ですので人事院の動向を見ながら作業を進めていただけたらと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp