本会議会議録
質問文書
令和2年4月臨時会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者: | 鈴木 啓嗣 議員 | |
質疑・質問日: | 04/28/2020 | |
会派名: | 自民改革会議 |
○鈴木(啓)委員
一問一答方式にてお伺いさせていただきます。
初めに、性暴力被害者支援センター運営事業費についてお伺いさせていただきます。
こういった相談内容は非常に深刻なケースもあろうかと思います。直接被害者と向き合いまして話を聞いたほうが、被害者の心情に寄り添った細やかな対応が可能であると感じますが、今回のインターネットを活用した非対面式の相談で的確な対応が可能であるのかどうかお伺いさせていただきます。また今回の取組において工夫されている点や期待される効果などありましたら併せてお聞かせください。
○中西くらし交通安全課長
非対面式の相談の課題についてでありますが、現在も電話や面談相談を行っている相談員に対してはインターネット相談特有のスキルを取得する研修を行うとともに、必要に応じて面談に切り替えて被害者の心情に寄り添った対応にしてまいります。工夫した点といたしましては、相談内容の秘匿性に鑑み、セキュリティーに優れたシステムを活用することや、QRコードからアクセスできるようにしたことなどが挙げられます。期待される効果につきましては、今回の取組によりこれまで若者のように電話では相談のハードルが高いと考える相談被害者や相談内容を周囲に聞かれたくない被害者等これまで相談につながらなかった被害者の支援につながることなどが期待されます。
○鈴木(啓)委員
続いて、他県の性暴力被害者支援センターにおきまして、今回の取組と同様の非対面式の相談窓口を運用している実例はあるかどうかお聞かせください。
○中西くらし交通安全課長
インターネットを活用した非対面式の相談窓口については、昨年度内閣府主催で3道府県が試行的に期間を限定して実施した例があります。本格的に実施しているところはないと聞いております。
○鈴木(啓)委員
やはり現在こういった社会情勢の中で日々の生活のペースが大きく変わったことによって様々な問題が顕在化してきております。この資料を見ましても昨年同時期と比べて1.6倍の相談件数でなにがしかこういった大きな変化、問題があるのではないかと考えられます。こうした状況下では弱い立場の方々の暮らしを守ることが大変重要でありますので、この本県の先進的な取組が被害者の安心・安全の確保につながるよう御尽力をよろしくお願いいたします。
次に、あざれあ運営・管理費についてお伺いさせていただきます。
主要事業参考資料では利用期間が令和2年2月21日から3月31日の間135件とされていましたが、この昨年度の利用キャンセル料の返還に伴う減収を補填するとのことですが、4月以降も引き続き発生しているキャンセル料の返還についてどのように今後取り扱っていくおつもりかお聞かせください。
○高橋男女共同参画課長
本年4月以降のキャンセル料につきましても今後金額を確定いたしまして補填していく考えです。
〇鈴木(啓)委員
それでは、「あざれあ」は何か月先まで予約が可能であるのか、そして現在の予約状況がどのようなものであるのかお伺いします。
〇高橋男女共同参画課長
「あざれあ」の会議室は一般予約の場合6か月先まで予約が可能です。そして現在の予約状況ですが前年度同月と比較しまして5月と6月については6から7割減になっております。それ以降7月から10月については2割減といった状況であります。
○鈴木(啓)委員
今少し減り気味とのことではありますが、今後のキャンセル料等の返還の影響を少しでも少なくするために、こういった社会情勢を鑑みまして、予約の停止等何がしかの措置をもし検討されているようでしたらお聞かせください。
〇高橋男女共同参画課長
県の緊急事態措置に倣いまして、現在も4月16日から5月6日までの間、利用の予約は取りやめております。
今後緊急措置に倣いまして予約の取扱いを検討しようと思っております。
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