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委員会会議録
質問文書
令和３年６月定例会建設委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 鈴木 澄美 議員 |
| 質疑・質問日： | 08/10/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○鈴木（澄）委員
一括質問方式で２問お願いいたします。
最初に、令和３年度６月補正予算の中で交通基盤部の予算が400万円の減額となっていますが建設委員会説明資料を見ますと新型コロナの影響で浜名湖ミナトリングが延期となり減額予算の議案が提出されています。
このイベントが延期された経緯についてお聞きしたいと思います。
次に、美しい“ふじのくに”インフラビジョンの改定についてであります。
県は、平成30年度３月に策定して、今年度が現行ビジョンの計画期間の最終年度であります。
そこで、今後の改定にどのように取り組んでいくのか。現時点での改定作業の状況、その内容、そして見直しのスケジュールについて伺います。
○吉村港湾振興課長
私からはイベントの延期が決定された経緯についてお答えいたします。
浜名湖ミナトリングにつきましては、行政や民間企業が委員となり実行委員会形式で開催している官民連携イベントでございます。本年度の５月に、実行委員会の各委員の皆様に実施の可否の意見を聞いたところ、周辺地域の感染拡大の先が見えない状況であること、参加される企業の方々も行動制限を行っていること、規模を縮小したりどれだけ予防、感染対策を行ったとしても大勢の来場者の皆様方の感染症の発生や拡大の危険性が残ることが懸念され、また同時開催でキューバヘミングウェイカップを行っているんですけれどもそちらも中止されて、さらに佐鳴湖の花火大会も中止ということがほかのイベントでもありました。
そういうことから、委員19名の方々全員が、苦渋の決断でありますけれども中止は妥当という意見でございまして、６月１日に開催を中止する決定がなされたものでございます。
○北堀建設政策課長
インフラビジョンの改定についてお答えいたします。
現行のインフラビジョン策定から３年が経過しております。依然として豪雨等による自然災害は本県を含め全国各地で起こっております。安全・安心な県土づくりに向けた取組を着実に進めていくことが非常に重要だと考えております。また活発な経済活動を支える道路、港湾、空港といった交通拠点を結ぶ交通ネットワークの強化、心の豊かさを感じられる美しい景観づくりといった取組も継続的に実施が必要だと考えております。
一方で、デジタル革命の加速やグリーン社会の実現に向けた動きなど社会資本整備を取り巻く社会情勢もこの３年間で大きく変化しておりますことから、これを的確に捉え、最終年度となる本年度中のビジョン改定に取り組んでまいります。
次に、改定作業の状況とその内容についてです。
８月３日――先週ですけれども――第１回の美しい“ふじのくに”インフラビジョン推進会議を開催しました。有識者の御意見を伺っておりまして、会議では現行ビジョンの取組を評価し、社会経済情勢の変化も踏まえ次期インフラビジョンの考え方の案をお示ししております。
その中には、県民生活を支えるため引き続きインフラ整備に取り組むことに加えましてオープンイノベーション、カーボンニュートラル等の新しい概念も盛り込んでおり、委員からも様々な御意見を頂いております。こうした意見につきましても、ビジョン策定や事業の執行等への反映に努めてまいる所存でございます。
最後に改定のスケジュールについてです。
本年秋に開催を予定しています推進会議において、次期ビジョンの骨子案及び素案について議論を進めていくとともに、県民の皆様に御意見を伺いながら本年度末までにビジョンの改定を行っていきたいと考えております。
○鈴木（澄）委員
了解しました。
補正につきましては、関係する皆さん全員一致で、その意見を尊重されて中止ということです。続けるのであれば、ぜひとも来年は開催してほしいと思います。
それからインフラビジョンでありますけれども、非常に幅広い定義の中で重要なビジョンだと理解しました。ただ今回大きい災害もありましたので、この位置づけを幅広い中でもう一度どうあるべきかしっかりと議論をお願い申し上げまして、質問を終わります。
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