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委員会会議録

質問文書

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平成23年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:07/06/2011
会派名:自民改革会議


○良知委員
 まず、富士山静岡空港の2カ年の利用状況、搭乗率はわかるんですけど、チャーター便等の利用の内訳というものがわかりましたら教えていただきたいと思います。

 また、この2カ年の中でもそうですけども、公立、私立を問わず、今は小学校から中学、高校、大学まで、修学旅行で海外に行くというようなケースもかなりあるようにも聞いていますし、また学校によっては静岡空港を使えなかったというようなことも伺っているものですから、その辺のことも含めましての状況を教えてください。

 それと、3月11日の東日本大震災以降の空港の利用状況というのがどのようになってしまっているのかということ、改めて確認させてください。

 それと、文化観光の話がありまして、久能山東照宮が国宝になって私もうれしく思っておりますけども、徳川家康公だけではなく、2番委員から話がありましたけれども、本来は静岡県の中でも歴史的に名を刻まれている方が数多くいらっしゃるわけでありまして、例えば家康公の食を司ってきたのは茶屋四郎次郎なんです。ですから、そういった方々の食文化の継承をしてみるとか、確か400年祭のときに当時の食事を復元していただいたケースもありますけれども、そういったものも1つの、当時を知る手段となるように思うわけであります。
 同時に、昨年は坂本龍馬のブームだったわけですけど、この静岡市も勝海舟が長く生活された地であり、また焼津市であればヤマトタケルノミコトですとかいろいろあるわけでありますけど、本当にそういった歴史をもう一度、県民の皆さんがしっかり継承しておくことが、県外から見えられた方々に対しての説明につながっていって、初めて1つにつながるのではないかと思うわけであります。その辺につきまして質問とさせていただきます。

○石川空港利用政策課長
 空港の利用状況について3点、御質問をいただきました。
 まず、チャーター便の利用の内容でございます。チャーター便というのは定期便以外のところで、旅行会社等が主催しまして、特別な事由がある際に静岡空港から運んでいただくということでございますけれども、その状況につきましては、開港以来本年5月末までの数字ですけれども、国内線、国際線を合わせまして約395便でございます。チャーター便の中でもいろいろ種類がございまして、定期路線化を目指す路線での積み重ね、台湾でのチャーター便ですとか、それぞれ旅行会社さんが単発でやられるチャーター便等がございますが、そういったものを含めまして395便というのが5月末までの数字でございます。

 それと、修学旅行でございます。こちらにつきましても、富士山静岡空港から一定程度の利用をいただいております。昨年度の例で言いますと、3,000人を超える高校生の皆様に静岡空港から各就航先まで行っていただいておりますけれども、まだ県内でさらに利用を伸ばしていく余地があると思っておりますので、これは各調査を踏まえまして、各校に呼びかけるなどして効率的に利用を伸ばしていければと考えているところでございます。

 3点目、3月11日以降の利用状況でございます。全体的な利用状況を月別で統計を取ってございますけど、全体の利用者数というところで申しますと、一番影響が大きく出たのは本年4月でございます。全体の利用者数が2万5000人余、44.5%の搭乗率でございましたが、ここが一番厳しい数字となっています。そこから5月、6月で搭乗者も少しずつ伸びまして、6月におきましては3万269人の方に御利用いただき、52.8%の搭乗率でございました。まだ単月の利用状況としては厳しい状況が残る中、少しずつ従来の水準に戻るための動きも、例えばソウル線で100人を超える規模の団体で動き出したとか、そういう明るい情報、回復の兆しも出てきているところだと思います。
しかし、まだ予断を許す状況ではございませんので、利用促進策をしっかり打つことで利用者の回復を図ってまいりたいと考えております。以上です。

○加藤観光局長
 静岡の歴史、それには食の文化ということでお答えいたします。
 静岡県の場合、よく言われますのが景観であるとか、富士山であるとか、その中でも必ず歴史というのが出てまいります。小和田先生に言わせますと、中世から静岡というのは歴史の節目節目に必ず出てくる場所だということで、先ほどから家康の話も出ていますし、その前の源頼朝や室町時代からいろんな功績があると。家康にしてみますと、250年以上平和を培ってきたということで、先ほどからも出ているように、中国の方々のブームを呼んでいるということで、歴史というのは我々観光局としても非常に重要視しているところでございまして、それらのツールを幾つか組み合わせて、先ほど言いましたように、物語をつくってツアーに結びつけていくという形を取っております。当然このときには、歴史につきものの食というのは重要な位置を占めております。その時々の食べ物、あるいは静岡の持っている食材を使ったものなどでやっておりますので、そういう意味では我々の観光としての売りの1つと私は考えております。
 今後ともこういうものを、歴史と食、あるいは地形など静岡県の持っているさまざまな産業等とも一緒にやりながら、お客様に満足していただけるような観光の商品づくり、そういう仕掛けをしていきたいと思っております。

○良知委員
 ありがとうございました。
 1つ要望というか、実際に私立の学校は空港でチャーター便は使えるのか、使えないのかということですが、今、3,000名という話ですけど、それは公立だけだと思うんです。私も確認してみますけど、私学が使おうとしたらだめだった、そんなことも聞いたりしたものですから、今後はその辺のことをよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

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