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委員会会議録
質問文書
令和５年12月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 中沢 公彦 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/14/2023 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○中沢委員
一問一答方式でお願いします。
質疑が始まるに当たり、議長として、また総務委員会の委員として確認させていただきたいことがあります。
先般、総務委員会で知事の議会軽視及び虚言に対する問題の申入れが全会一致で行われました。知事はそれを拒絶され、結果、議会で全会一致をもって決議を可決するに至りました。
白紙撤回及び謝罪という現象になっていること自体も大変異常事態であり、この異常事態が起きている県議会と県当局を非常に私は憂慮していますが、実はこの一連の流れの中で議会軽視をしていたのは知事だけではなくて職員にも議会軽視の嫌いがあったのではないかと思っています。
そのことをはっきりさせないと前回の集中審査でもありました、皆さん方と県議会との信頼関係の再構築につながっていかないと思っています。
そこで鈴木知事戦略局長に伺います。
先般の総務委員会の申入れに対するあなたの態度をどう評価されていますか。
○鈴木知事戦略局長
当日、知事は総務委員会の委員がお見えになったときに公務が後ろに入っておりました。そのため広聴広報課の職員が、そろそろお時間でありますと申入れを遮るような形で終了し、それは配慮が足りないのではないかと総務委員会の西原委員長からも御指摘を頂きました。
確かに、付箋にそろそろ時間ですよといったことを記載してお渡しするといった配慮も必要だったので、その点については本当に申し訳なかったとおわびしたいと考えております。
この件につきましては、自民改革会議の三役からも出野副知事に対して申入れを頂きました。これを踏まえまして、出野副知事から我々事務方に対しても失礼がない対応をするようにとお話がありました。
今回の件は知事戦略局の中に広聴広報課がございますので、しっかり反省します。今回窓口になりましたのが議会事務局で15分間と事前にお話を頂いた中でセットした経緯がございますけれども、様々な御指摘を頂いたことはしっかりと反省して、今後こういったことがないように気を付けてまいりたいと思っています。
○石川政策推進担当部長
関連しまして、その場に居合わせた者として私も一緒におわびさせていただきたいと思います。
申入れの時間は予定に基づいてお願いすべきではないかと話をしたのは私でございますので、そこは本当におわび申し上げたいと思っております。
決して議会軽視をするつもりはなかったのですが、結果として大変失礼な対応をしてしまったことにつきましては、この場をお借りして改めておわびさせていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。
○中沢委員
どの仕事が上でどの仕事が下で、どの仕事が重くてどの仕事が軽いといったことをこの場で言う気持ちはさらさらありません。
１つ思ったのは、上司が駄弁を弄すると部下も駄弁を弄するようになることはよく分かりました。こんな意味のない答弁を私は聞きたくて言っているんじゃないんです。やり方っていろいろあったでしょうしね。
今回こんなに真剣に総務委員会のメンバーが回数を重ね集中調査をやりました。皆さんにも労力を頂いてやりました。それが全て静岡県政の発展のためであるわけですよ。何回も言いますけれども、あなた方は知事のために職員をやっているわけじゃないんですよ。それを履き違えている職員がこの中に多過ぎるんじゃないかと思っているわけです。
もう一度聞きますが、その後にあった仕事は何ですか。
○鈴木知事戦略局長
申入れの後にあった知事の公務についてでございますが、静岡経済研究所の新春インタビューが３時から入っておりました。
○中沢委員
もう一回言いますが、仕事に重いとか軽いとか、どっちが重要だとか言う気持ちはありません。しかしながら今回の状況を鑑みたときに、途中で打ち切れるような内容でなかったのではないかと、私は議会を代表して思っています。
結果、挙げ句の果てに議場で採決をすることになり謝罪と白紙撤回になっているわけですから、もうちょっとしっかりと大局的に仕事を見て判断していただきたいと思います。
そうでなければ皆さんがやっていることは単なる知事のお守りでしかない。そのお守りをやったことが果たして県民や県政のためになるのかどうかを常に自問自答して仕事をしていただきたいと思います。以上。
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