ここから本文です。
委員会会議録
質問文書
平成24年11月内陸フロンティア振興特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 大池 幸男 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/28/2012 |
| 会派名： | 民主党・ふじのくに県議団 |
○大池委員
貴重なお話をいただきまして、どうもありがとうございました。
さすがに実務を御担当しているだけありまして、内陸のフロンティアを拓く取り組みという大きなプロジェクトを進める上で、５番で重要なポイントを２つの提案としてまとめ上げていただいて、これはまさしく静岡県当局も真摯に受けとめて、これをうまく組み込んでいかなければいけないと、私たちもそういう提案をしなければいけないなと思いました。
静岡県は、内陸のフロンティアを拓く取り組みという大きなプロジェクトを起案しましたが、こういうテーマというのは、行政だけでまとめるというのはなかなかいきませんから、民間の皆様方のノウハウを入れる中で、まさしく皆様は静岡県を代表するコンサルタント企業ですので、静岡県が内陸のフロンティアを拓く取り組みを起案したときに、皆さんの何らかの助言と言いますか、一緒になった取り組みがなされているのか、英知が静岡県の方針の中に入っているのかをまずお聞きしたいです。
いろいろな大きなことを県がしようとすると、なぜか、東京とか随分遠くの、もうちょっと規模の大きいコンサルタント会社などと組んで絵を描いて、私どもから言いますと、ちょっとかけ離れたようなものに仕上げる実例が多いのですが、今回、この内陸フロンティアの場合はいかがでしょうか。皆さんとのおつき合いがあったかをまずお聞きしたいと思います。
もう１点は、先ほど説明にもございましたように、新東名の各インターの周辺で都市の高度化を行いたいという中で、市町が起案してきたものを特区に仕上げていくということになると思いますが、そこに実際に来てくれる企業や、ショッピングモールなどが、具体的でないかぎり前に進まないというお話もあったのですが、どうなのでしょうか。新東名という本当にすばらしいインフラができたと思っていますが、今後の日本経済を考えたときに、この地に工場をつくろうとか、いま、沿岸の部分が内陸に上がってくるというところもあるのでしょうが、皆様方がそういう業界の情報に一番近いところにいるように気がして仕方がないのですが、中国、ベトナム、ミャンマーという話もある中で、静岡県に行って勝負しようというような業界の考えはあるのか。私たちがこの内陸のフロンティアを拓く取り組みを真剣に進めて、多くの企業が来ていただけるという素地がない限り、大変なことですから、その辺では皆様方のお持ちの情報がございましたら、ぜひ教えていただきたいのですが。
○渡辺尚司氏
まず、１つ目の御質問は、私ども県内の建設コンサルタントがかかわりを持てているかというお話だと思いますが、今回の内陸のフロンティアを拓く取り組みのいろいろな検討など、まとめの段階で、プロポーザルという形で業務として県から出された経緯もありますし、そういうものにコンサルとして当然参加しています。また、新東名が開通した後の活用というのは、各市町の皆さんは真剣に考えていて、いろいろなお話が出ています。調整や法律の問題があってなかなか難しいよというお話があり、今の段階でいろいろな御相談も受けていますし、実際に今の段階では業務として調査をして、可能性があるのかというようなことや、問題をクリアしていくために、どうしていけばいいのかということについて、御相談を受けて、調査という段階で、いろいろなかかわりをしております。
確かに、大手の方も入ってきているものですから、当然競争の中でやっています。
あと、立地の情報ということですが、市町の担当さんからお話を聞く中で、海岸部の企業が津波の影響がないところに移転したがっているという話はちらほらあると聞いています。しかし、具体的に行く場所がないということもあって、なかなか難しい状況にあるという話も聞いています。また、東京の立地センターの方の話を聞いたのですが、先ほどの話にもありましたが、静岡県は、企業の立地件数は全国的にも相当上位のほうにありまして、ポテンシャル的には相当高いものですから、それなりの用地があれば、そういう移転の話とか、新しい産業の話というのはあるのではないかというふうに考えてはいます。
お問い合わせ
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 電話番号(県庁案内)：054-221-2455
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.