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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:02/18/2021
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 一問一答方式で、大きく分けて2問お願いします。
 11月の決算特別委員会で、蕪木経理課長が昨年2月の先議を受けての追加公共事業の発注状況を答えています。
改めてお尋ねしますけれども、昨年の先議に対して年度内の発注率は何%かお尋ねします。

 まさか分からないとは思わなかったので聞いたんですけど、92%です。
改めてお尋ねしますけど、今年度8%未達成である現実を含めて、今回の先議に対する補正予算の発注目標の数字を伺いたいと思います。

○蕪木経理課長
 早期発注の方策につきまして御説明いたします。
本庁では早期の箇所づけ準備、出先事務所では早期入札に向けて設計準備を進めており、交通基盤部内においても2月補正予算における契約事務の取扱いについての通知を出して早期に契約できるようにしております。また受注者の方々が受注しやすい形の入札執行も図りながら早期に事業効果が実現する形で図ってまいりたいと思います。

○竹内委員
 私が聞いたのは数字を答えていただければ結構ですので、立場上100%って言うべきですよ。様々な条件があるかもしれないけれども、補正予算の先議をかける意味は早期発注しかないわけですから、様々な理由があって発注できないケースもあるでしょう。
ただし、今の段階では経理課長として100%と言うべきだと思いますが、いかがですか。

○蕪木経理課長
 できるだけ多く、早期に事業効果が発現できる形にしたいと思います。

○竹内委員
 頑張ってください。できない理由を考えて仕事をしてはいけないので。
いろんなことが起こるから結果は別だけれども、各部局が協力して補正予算を組んで議会にかけた意味を考えればぜひ100%を目指してもらいたいので来年の決算特別委員会を楽しみにしています。

 2つ目です。
 議案第42号、第53号の小笠山総合運動公園と清水港湾交流センターにおける指定管理料の補塡についてですけれども、小笠山総合運動公園の指定管理料は新型コロナウイルスの影響で例年と比べてどのぐらい上がっているのかお尋ねします。

○内山公園緑地課長
 小笠山総合運動公園の年間の指定管理料ですけれども、令和2年度には6億4000万円支払うことになっております。新型コロナウイルスの関係で利用者数が対前年の12%程度にまで落ち込んでいることから、エコパスタジアムやアリーナ、その他いろんな有料施設の利用料金収入が減少している状況です。

○竹内委員
 私は、例年に比べて新型コロナウイルスの影響で補正予算を含めて幾ら税金が投入されたのかをお尋ねしています。

○内山公園緑地課長
 指定管理業務に対してコロナ対応の補正予算を組ませていただいたのは4月、9月と今回の2月と3回目となり、合計で1億1000万円となります。

○和田委員長
 例年と比べての答弁をお願いしたいのですけれども、データがないのですか。

○内山公園緑地課長
 例年の指定管理料は、小笠山総合運動公園に関して言いますと毎年6億1000万円程度を指定管理期間である5年間お支払いしておりますが、今年度はさらにキャンセル料や営業収益の減少分が増額となっております。
 小笠山総合運動公園につきましては、キャンセル料と今回の営業補塡で8900万円ほど増額となっております。

○竹内委員
 今回で9400万円増額しているんですよね。
そうすると、12月と4月に補正した関係だけ抜き出して足し算すればいいんじゃないですか。

○内山公園緑地課長
 今回の補正額の9462万円は建設委員会説明資料20ページの2の表中に記載させていただいております。施設名に小笠山総合運動公園等となっており、この金額全てが小笠山総合運動公園ではなくほかの県営都市公園の補塡料もここに含まれているので、今年度小笠山総合運動公園だけ抜き出して追加された金額はキャンセル料の補塡も含め約8900万円とお答えさせていただきました。

○竹内委員
 やっと理解しました。ありがとうございました。
ということは、6億1000万円かかっていた小笠山総合運動公園の指定管理料は約7億円になったと理解させていただきます。

 先ほど頂いた小笠山総合運動公園の管理運営に関する基本協定書において、指定管理料を補塡することは何条の何項に書いてあるのか教えてください。

○内山公園緑地課長
 今回指定管理料を補塡する根拠としている協定の内容ですが、第71条に不可抗力という項目があり、「不可抗力により本協定の履行が不可能または著しく困難となった場合は、双方で損害が最小限になるように努めるもの」としております。これに基づき対応を検討し、最終的には第85条の疑義についての協議により「本協定に定めのない事項については甲乙が協議の上これを定めるもの」となっておりますので、この2つの条項に基づき対応することとなります。

○竹内委員
 ありがとうございました。
改めてお尋ねします。例えば小笠山総合運動公園で有名なアーティストのコンサートが開かれて様々な利用料収入も含めて売上げが伸びたとすると、指定管理者である静岡県サッカー協会グループも売上げが上がり、県へも収入が見合いで入ってくるのか教えてください。

○内山公園緑地課長
 様々なイベントで有料公園施設を使っていただくと、利用料金収入が指定管理者に入ります。指定管理者が徴収した利用料金収入の10%は県に納付することが協定書で取り決められておりますので、利用が増えれば増えた分だけ県への納入額も増える仕組みとなっております。

○竹内委員
 ありがとうございます。
ほっとしましたけれども、私が申し上げたいのは8番委員と全く一緒で、指定管理者と契約していると県の職員の方々はもう責任があんまりない、あとはお金だけ払っていればいい感じになりかねないですから、小笠山総合運動公園に限らず指定管理をしている交通基盤部として、指定管理者の言い分も聞きながら経理状態を毎月しっかり掌握しないといけないと思っています。例えばお客さんが入らなければ、使うと使わないは別として空調代や照明代はかかりますよね。そこまでしっかり掌握して月次の収支を把握しておけば的確な補塡額ができるし、なおかつ先方との信頼関係の上に成り立った協議ができると思うんですよね。当たり前のように指定管理者側は県に請求してはいけないし、逆に県は少しでもお互いの妥協点を見つける交渉をしていくことが県民から預かった税金の使い方ではないかなと思っています。
これからコロナがどこまで影響があるか分かりませんけれども、こういった補正で多額な税金が導入されますのでぜひ数字に関しては、たとえ技術出身の方だとしても各部局はもっとシビアにやっていただくことをお願いして質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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