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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年12月定例会企画くらし環境委員会
所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2015 会派名:


○白井企画広報部長
 おはようございます。企画広報部長の白井でございます。よろしくお願いいたします。
 冒頭、早速でございますが、本日、お手元に資料をクリップどめでお配りさせていただきました。
 本日付で、平成27年度静岡県総合計画後期アクションプラン評価書案における修正箇所一覧でございます。
 若干おわびと御説明をさせていただきたいと思いますけれども、この資料につきましては、本日の委員会で御審議をいただきますピンク色のファイルの後期アクションプラン評価書案のうち、内陸フロンティアを拓く取り組みにつきまして記載内容に修正がございました。大変申しわけございません。修正箇所一覧と、穴を開けました差しかえのページ8枚をお配りさせていただきました。内容につきましては後ほど御説明申し上げますけれども、お手数をかけますけれども、よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元にお配りをしてございます企画くらし環境委員会説明資料(企画広報部)に基づきまして、所管事項のうち主要な事業について御説明いたします。
 1ページをお開きください。
 地域外交の展開@として、9月県議会の企画くらし環境委員会で御説明して以降、これまでの実績について御報告いたします。
 1の台湾サイクリング交流事業についてでありますが、静岡県と台湾でともに人気のあるスポーツであるサイクリングを通じ台湾との交流を一層拡大するため、大須賀副知事を団長とする訪問団を派遣いたしました。
 現地での大会参加や関係者との意見交換を通じて、(2)主要成果の3ポツ目に記載のとおり、とりわけ浜名湖サイクルツーリングと日月潭Come!Bikedayの大会間の交流に向けまして大きく前進することができました。
 また、2ポツ目のサイクリングセミナーでは、台湾サイクリストに対し本県大会の説明をして好評を得たところであり、今後本県で開かれます大会への参加を通じて、本県への観光客の増加が見込まれるところであります。
 また、(1)主要日程に記載のとおり、11月16日、17日には政府機関等を訪問し、サイクリングを通じた交流への協力や各分野での交流拡大に向けた関係を構築することができました。今回の訪問の成果を生かし、今後の台湾との交流拡大へつなげてまいります。
 次に、2の北京・天津交流強化事業についてであります。
 中国全土への影響力の強い北京・天津地域において、中国全土での本県の知名度向上を図るとともに、関係機関と本県の取り組みを下支えする関係構築を図るため、大須賀副知事を団長とする訪問団を派遣いたしました。
 (1)主要日程に記載のとおり、富士山静岡空港からの就航先である天津市政府や在中国日本国大使館、中国人民対外友好協会等への訪問を通じ、本県事業への協力を依頼するとともに、顔の見える関係を築くことができました。
 また、(2)主要成果の2ポツ目に記載のとおり、昭和61年から約30年にわたって研修員を受け入れております中国商務部国際貿易経済合作研究院や、商務部で日本を含むアジア地域を所管しておりますアジア司を訪問し、中国との通商を促進するための連携を強めることができました。
 さらに、大須賀副知事が中国国際放送局のラジオ番組に出演し、中国との交流を軸に本県の魅力を紹介し、幅広く情報発信を行うことができました。
 2ページをお開きください。
 次に、地域外交の展開Aといたしまして、今後の予定について御説明いたします。
 答礼人形「富士山三保子」里帰り事業についてであります。
 昭和2年、日米両国の友好の印として米国から贈られた青い目の人形への答礼として、本県から贈りました富士山三保子が、アメリカのミズーリ州のカンザスシティ博物館に保存されております。
 このたび、89年ぶりとなる里帰りが実現する運びとなりました。(2)開催日程(案)に記載のとおり、来年2月21日から3月6日の15日間、グランシップで里帰り展を開催するほか、東部、西部での巡回展示を調整しております。
 また、当時県内の小学校や幼稚園に贈られました青い目の人形253体のうち、現在保存が確認されております5体もあわせて展示いたします。
 戦後70年を迎えました今年度、戦争を乗り越えた日米友好の歴史を通じて平和の大切さや命のとうとさを若い世代に伝え、県民の平和に対する意識の高揚を図る機会となるよう準備を進めてまいります。
 3ページをごらんください。
 多文化共生意識普及プロジェクトについてであります。
 この事業は、外国人や学生等の外部人材によるプロジェクトチームを設け、新たな視点での意識普及方法を検討し啓発事業を行うもので、これまでに、昨年度作成いたしました多文化共生の手引を活用しながら、さまざまな分野で活動する団体が学びの機会を提供し合うイベント、アースカレッジや親子連れが集まる動物園などにおいて多文化共生を啓発するイベントを実施しました。
 また、日本人県民に対して、地域で暮らす外国人に親しみを持ってもらうために作成いたしました県内で活躍する外国人を紹介するホームページも活用して、多文化共生意識の普及を図ってまいります。
 4ページをお開きください。
 総合計画後期アクションプランの評価についてであります。
 平成26年度からスタートした総合計画後期アクションプランの着実な推進を図るため、計画に掲げる数値目標の達成状況や主な取り組みの進捗状況について評価するとともに、計画策定後の社会経済情勢の変化を踏まえた施策の見直しや改善を図ってまいります。
 3のスケジュールに記載のとおり、6月から全部局を挙げて自己評価を行うとともに、8月に実施いたしました評価部会や、10月から11月にかけて実施いたしましたパブリックコメント、11月20日に開催いたしました総合計画審議会での審議など第三者の視点から外部評価をいただき、客観性を高めた評価書案をお手元のピンクのファイルのとおり取りまとめたところであります。
 今議会の全常任委員会において審査をいただき、来年度以降の施策展開に反映するなど計画の実効性をより一層高め、来年2月をめどに“ふじのくに”づくり白書として公表してまいりたいと考えておりますので、よろしく御審査を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、総合計画後期アクションプラン評価書案につきましては、後ほど御説明申し上げます。
 5ページをごらんください。
 内陸のフロンティアを拓く取り組みの推進についてであります。
 1の内陸フロンティア推進区域につきましては、(1)の指定状況に記載のとおり、10月に行いました第4次指定で累計26市町53区域となりました。
 今回の指定では沿岸都市部での取り組みが4区域あり、また新しいライフスタイルの実現の場の創出にかかわる取り組みが9区域あるなど取り組みの多様化が図られてきております。
 平成28年度も引き続き区域指定を行い、重点的な支援を行う予定であります。
 2の総合特区につきましては、内陸のフロンティアを拓く取り組みにおける事業を円滑に進めるために、賃借した農地の利用に関する規制の緩和と種苗登録における譲渡可能な期間の延長に関する規制の緩和の2件を国に新たに提案し、12月中旬から協議してまいります。
 6ページをお開きください。
 ふじのくに新エネルギー等導入倍増プランの見直し等についてであります。
 1に記載のとおり、学識経験者等で構成する、ふじのくに未来のエネルギー推進会議を開催し、ふじのくに新エネルギー等導入倍増プランの見直しと、仮称でございますけれども静岡県エネルギー地産地消推進計画の策定作業を進めております。プランの見直しにつきましては、2の(1)に記載のとおり、第2回会議において、ふじのくに未来のエネルギー推進会議の下に設置いたしました部会から、新エネルギーの種類に応じた導入目標等についての検討結果の報告をいただき、それを踏まえて取りまとめたプラン改定の骨子案について御審議いただきました。
 静岡県エネルギー地産地消推進計画につきましては、3に記載のとおり計画の枠組み、目標指標などについて推進会議で御審議いただいております。
 今後は、推進会議でさらに御審議いただいた後、パブリックコメントを実施し、県民の皆様からの御意見も反映させた上で、2月県議会の当委員会にプランの改定案等を御報告し、御審議いただきます。
 7ページをごらんください。
 社会保障・税番号制度導入に関する動向と対応についてであります。
 社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度につきましては、去る10月5日に番号利用法が施行され、いよいよ来年1月から番号の利用が開始されます。番号利用の開始を間近に控え、10月中旬から全国民へマイナンバーの通知が始まるとともに、情報システムのセキュリティー強化なども並行して進められております。
 県といたしましては、引き続き県民に対する広報や、相談体制の確保など民間事業者に対する支援を行うとともに、個人番号カードの交付などの役割を担う市町に対する助言や情報提供等を行ってまいります。
 また、平成29年7月からの他団体との情報連携に向けて、情報システムの改修や連携テストを進め、制度の円滑な運用に向けて取り組みを進めてまいります。
 次に、総合計画後期アクションプラン評価書案について御説明いたします。ピンク色のファイル、平成27年度静岡県総合計画後期アクションプラン評価書案と記載された資料をごらんください。
 初めに、全体を通じましての本年度の評価における主な見直し事項について御説明いたします。
 68ページをお開きください。
 1−1防災力の強化と書かれたページでございます。
 昨年度の県議会等における、評価書に投入資源も明示すべきとの御意見を踏まえ、中段に記載のとおり施策の方向ごとに担当部局、主要事業と事業費を明示いたしました。以下、中柱ごと戦略の目的と数値目標の推移の中に同様に記載してございます。
 次に、もう1つの大きな見直し事項ですけれども、495ページをお開きください。
 495ページから地域づくりの基本方向についての記載がございます。
 この地域づくりの基本方向について、適切な進捗管理が図られるよう、中段に記載のとおり地域圏ごとの取り組みを評価する数値目標を新たに設定いたしました。観光交流客数から市町間、市町・県による連携協約等の締結見込み件数まで、この3つの指標を新たに設定いたしました。
 さらに、497ページをお開きいただきますと、上段に記載のとおり、地域圏ごとの主要な取り組みに関する工程表も新たに追加いたしました。
 本年度の評価におけます主な見直し事項につきましては以上のとおりであります。
 なお、評価書案の所管部局につきましては、資料の冒頭に所管委員会一覧をつづってございます。A3判の折り込みになってございますけれども、所管委員会一覧のとおりでございますので、御参照ください。
 それでは、重点取り組み、ふじのくにづくりの戦略体系、地域づくりの基本方向のうち、企画広報部に関連する主な施策の今後の方針等について御説明いたします。
 初めに、重点取り組みについてであります。31ページをお開きください。
 2の内陸のフロンティアを拓く取り組みについてであります。
 冒頭申し上げましたとおり、10月に行いました内陸フロンティア推進区域第4次指定の結果を反映するため、記載内容を修正し、平成27年度静岡県総合計画後期アクションプラン評価書における修正箇所一覧、冒頭御説明をしましたが、本日お配りした資料並びに差しかえ分をお配りさせていただいております。31ページの中で修正いたしました箇所は、中段の2の推進状況の総括、取り組みの状況のうち、1ポツ目の2行目に20市町40区域を指定しとありますものを、第4次指定を反映した26市町53区域と修正をいただくなど、修正箇所一覧に記載しました11カ所での修正でございます。まことにお手数をおかけいたしますが、後ほど差しかえていただきますようお願い申し上げます。修正につきましては以上でございます。
 それでは、31ページの下段の今後の方針をごらんください。
 2ポツ目に記載のとおり、内陸フロンティア推進コンソーシアムと連携したセミナーや首都圏での防災先進県の優位性のプロモーションにより、企業誘致や移住・定住の促進を図ってまいります。
 続きまして、37ページをお開きください。
 3の人口減少社会への挑戦についてであります。
 続いて38ページをお開きいただきますと、上段の今後の方針のうち、1ポツ目に記載のとおり総合戦略の着実な推進を図るため県民会議等による外部評価を徹底し、PDCAサイクルによる施策の改善や充実を図り、オール静岡で取り組みを推進してまいります。
 次に、57ページをお開きください。
 7のエネルギーの地産地消についてであります。中段の今後の方針のうち、2ポツ目に記載のとおり太陽光や太陽熱の利用を引き続き促進するとともに、小水力、バイオマス等、地域の特色あるエネルギー資源の活用を図り、地域内でのエネルギーの有効利用に取り組んでまいります。
 続きまして、ふじのくにづくりの戦略体系について御説明いたします。
 63ページをお開きください。
 1の命を守る危機管理のうち、飛んで92ページにまいりまして、数値目標の表の上から3段目、静岡県の防災対策の先進性を認める企業等の割合につきまして、防災先進性のPRや情報発信の成果を捉えるため、この指標を新たに設定いたしました。
 続きまして、157ページをお開きください。
 157ページ、2−2の憧れを呼ぶふじのくにづくりについてであります。
 この項目につきましても、162ページをお開きいただきますと、5の今後の方針のうち、4ポツ目に記載のとおり多文化共生社会の形成を図り地域の魅力発信につなげていくほか、県民や県内企業が地域外交の展開により生み出される経済的な恩恵を享受できるよう取り組み、181ページに記載の2−2−3の多文化共生と地域外交の推進の取り組みを図ってまいります。
 続きまして、163ページにお戻りいただきます。
 163ページにお戻りいただきまして、2ポツ目中段にありますように、東静岡から名勝日本平、さらには三保松原に広がる地域に集積する施設間の連携強化等による魅力の向上を図るとともに、東静岡駅南口県有地に整備を見込みます文化力の拠点の整備に向けた取り組みを推進してまいります。
 また、3ポツ目の中段にありますように、政府関係機関の移転や企業の本社機能の移転、CCRCなど地域の実情に応じた新たな受け入れ促進の検討と実現に向けた取り組みを推進してまいります。
 次に、当戦略に関する数値目標や工程表の見直しを図ったものについて、主なものを御説明いたします。
 181ページをお開きください。
 多文化共生意識の定着度をより実体面からの測定を図るということで、多文化共生という言葉の認知度、これまでこういう指標を使っておりましたけれども、多文化共生という言葉の認知度にかえまして、外国人住民に親しみを感じる割合と、外国人住民も力を発揮しやすい環境づくりが必要と考える割合、この2つの項目を新たに数値目標として設定いたしました。
 続いて、215ページをお開きください。
 下段に記載のとおり、施策の方向に(2)文化力の拠点の形成を新たに位置づけるとともに、数値目標として東静岡から名勝日本平、三保松原に集積する学術、文化・芸術、スポーツ施設の観光レクリエーション客数を設定いたしました。あわせまして、221ページに文化力の拠点施設の整備に向けた工程表も新たに追加をいたしました。
 続きまして、283ページをお開きください。
 3−2の和を尊重する暮らしの形成についてであります。
 この項目につきましても、288ページをお開きいただきますと、5の今後の方針のうち、4ポツ目に記載のとおり多様な再生可能エネルギーの導入拡大とともに、将来的なエネルギーとして期待される水素エネルギーの利活用などに取り組み、小規模分散型のエネルギー体系への転換を推進してまいります。
 次に、467ページをお開きください。
 4−3の地域主権を拓く行政経営についてであります。
 これにつきましても470ページをお開きいただき、5の今後の方針のうち、1ポツ目に記載のとおり効果的でわかりやすい県政情報の提供や地域の課題や県民の声の把握に積極的に取り組み、県民参加型の行政運営を展開してまいります。
 また、3ポツ目に記載のとおり、各地域が有する多彩な場の力の活用による全国的、世界的レベルの特色ある魅力を備えた5つの地域圏の形成に取り組んでまいります。
 次に、495ページ以降に記載をしてございます地域づくりの基本方向について御説明いたします。
 最初に、伊豆半島地域についてであります。
 498ページをお開きください。
 (4)観光交流圏の形成を促進する交通、情報等のネットワーク化についてでございます。
 499ページの上段、今後の方針のうち、2ポツ目に記載のとおり伊豆半島地域における観光産業の振興や住民の利便性向上等のため、光ファイバー網などの情報通信基盤の整備を促進してまいります。
 次に、(5)安全・安心で魅力ある観光交流圏の形成についてでありますが、1枚めくっていただいて500ページをお開きください。
 今後の方針のうちの3ポツ目に記載のとおり、多様化モデル創出事業の成果を活用し市町の企画立案を積極的に支援することで、取り組みが少ない市町への普及拡大を図るなど、引き続き内陸フロンティア推進区域の取り組みの具体化、加速化を図ってまいります。
 なお、伊豆半島地域以外のその他の圏域におきましても同様な取り組みを進めてまいります。
 また、4ポツ目に記載のとおり、温泉熱など地域の特色ある自然エネルギーの活用を促進してまいります。
 その他の圏域につきましても、それぞれの地域資源を生かし、小規模分散型のエネルギー供給体制の構築を進め、エネルギーの地産地消を推進してまいります。
 501ページをごらんください。
 東部地域の数値目標の表の3段目に記載のとおり、山梨・静岡・神奈川三県広域課題にかかわる新規連携施策数を新たに数値目標として設定いたしました。また525ページには、西部地域の記述の中の数値でございますけれども、ここも3段目に東三河・遠州・南信州地域における新規連携施策数を新たに数値目標として設定いたしました。県境を越えた広域的な交流、連携を促進してまいります。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○増田委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、質問等に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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