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委員会会議録

質問文書

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平成22年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:源馬 謙太郎 議員
質疑・質問日:07/20/2010
会派名:平成21


○源馬委員
 簡単に2点ほどお伺いさせていただきたいと思います。
 もしかしたら内容によってはちょっとですね、文化・観光部にもかかわることかもしれないのですが、もしそうだったら、また文化・観光部のほうで伺わせていただければと思います。
 今回の議会での本会議でも質問がありました島田のメッセについてです。空港周辺のガーデンシティ構想の中に組み入れて、今後秋ごろまでに方向性を決めていくという知事の答弁だったと記憶をしていますが、このメッセについては以前からいろいろ議論がありまして、無駄ではないかというような話も視聴させてきていただいております。
 その中で、今後何をベースにこのメッセなり箱物をここにつくっていくかいかないかということを決めていくのか。また秋ごろまでの構想にどの程度それが反映をされていくのかをまず伺いたいと思うのです。

 それにあわせて、このメッセについても当然そうですが、このガーデンシティ構想もにぎわい創出と空港利活用が目的ということなので、これによってどのぐらいの需要増を見込んでいるのか、こういう調査をしているのかどうか。その2点をお伺いいたします。

○森田企画調整局長
 本件につきましては、平成20年9月に前知事と島田市長で共同記者会見を行いまして、県・市それぞれの役割を分担しつつ協議等してきているところでございます。立地が予定されている空港周辺地域には新東名だとか、新しい道路もできておりまして、そこに空港ができる、また港もあるという非常に注目を集める地域でもございまして、そちらにということで、そこのガーデンシティ構想をつくるということになっておりますけれども、現在は文化・観光部のほうで所管しております富士山静岡空港の魅力を高める有識者会議の中で、空港周辺のグランドデザインということで、空港も入るわけですが、その一帯をどのようににぎわいづくり、魅力あるものにしていくか。ティーガーデン構想を今、有識者会議に諮っているところでございます。
 その空港周辺のグランドデザインにつきまして、秋口になるのかどうかちょっとわかりませんけれども、その結論を得て、またその後知事の判断のもとでどういうものに持っていくか、どういう企画案が出てくるのか、そういう状況になってくると思います。ですので、企画広報部としましては、今までと同様に島田市との協議の経緯を念頭に置きつつ、有識者会議における議論等を十分に踏まえまして、地域振興や交流促進を実施することを目的として、島田市とも十分検討していきたいというところでございます。

○源馬委員
 まず、今の点について、ちょっと確認させていただきたいのですが、グランドデザインに基づいて、魅力ある地域づくりに資するかどうかということをベースに考えていると。先ほど、大学コンソーシアム構想に関する答弁の中でもあったと思うのですが、土地ありきとか、その場にその土地があるから何かをつくるのか、そういうことでは考えていかないという理解でいいのかどうか。ちょっとこれを確認させていただきたいと思います。

 もう1点、さっき質問させていただいた需要の調査なんかをやっているのかということなのですけど、ちょっとそれ御答弁がなかったような気がするので、それをもう1回伺いたいと思います。そのところはガーデンシティ構想に関する調査だと所管は文化・観光部だと思うのですが、この企画広報部の中にも情報統計局というのがあって、例えばものによっては需要の予測というのを外注に出したりすることもあると思うのですけれども、せっかくこの情報統計局というのがある中で、独自に調査をしたり、そのデータをもとに統計をしていくということは、例えば情報政策課ですとか統計調査課という中でやっていかないのかという意味も込めて、ちょっと伺いたいのですが。これについてお願いします。

○森田企画調整局長
 まず、場所ありきかというお話ですけれども、まず当初は空港周辺地域の振興のために何ができるのか、どういうものが必要なのかと、そこからスタートしてきていると思います。その中で、偶然そこにそういう土地がありまして、ここなら市有地で開発しやすいという話の中で、お茶の郷も近いとかいろんな要件を出して、そこを今、候補地としている段階だと思います。ですので、全体の中でそこをどういう目的で使うか、これでは合わないとか、いろいろ出てくればまた変わってくると思いますので、場所ありきと言っても、全体の空港の広い範囲ではそのとおりになりますけれども、各箇所によればそうでもないと。そう御判断願いたいと思います。

 それから、需要調査ですけれども、各メッセ等をつくったときにどの程度使われるかということになると思いますけれども、それに関しては、文化・観光部のほうで調査いたしますので、こちらでは所管しておりません。

○伊藤総合計画課長
 需要調査についてですけれども、グランドデザインを描く中で、全体として需要調査をするかどうかということですけれども、一番根本的になっている空港利用者等につきましても、これは私が聞いている範囲ですけれども、本年度どういう形でやっていくのかということを考えている段階でございますので、今すぐにグランドデザインの中で調査をするというふうには私も把握しておりません。
 ただ、全体として、そのにぎわいをつくっていく中で、例えばどれだけの人を呼び込むのかということが今後必要になってくれば、このグランドデザインの構想を描く延長線上で、所管の文化・観光部の中で今後検討することもあるのかなと、そういうふうに認識しております。以上です。

○鈴木情報統計局長
 情報統計局のほうでは、基本的には統計調査というのは国から委託を受けた主要な調査を基本的にはしております。ただ、県庁のさまざまな部署で独自に事業の必要があって調査をする場合もたくさんございます。そういった場合には、原課からの要請がありますれば、私どものほうで経済波及効果ですとか、そういったものへの専門的な知識を有する職員もおりますので、アドバイスをしたり、また相談に乗ったりしております。以上です。

○源馬委員
 情報統計局についてはわかりました。担当の部局からそういう依頼があればすることもあるということですね。
 場所ありきかどうかというのは、その場所があるからそこに何をつくるか。にぎわい創出のためにこれがいいじゃないか、あっちがいいじゃないかという、そういう考えでやっていただいている。全体のグランドデザインを描く中で、こういうものが必要だから、じゃあここにこういうものはどうかということだったらわかるのですけれども、ここに場所がある、土地があると。じゃあ、それをにぎわい創出のために何に使うかと。そういう思考回路で考えていくと、これは場所ありきで、また余計なものがつくられるということになりかねないと思いますので、そこを確認したかったんですが、そういう理解でよければもういいですけど、もしそうではないなら、見解があれば教えていただきたいと思います。

○森田企画調整局長
 いろいろな考え方がございますけれども、先ほど申しましたように、空港周辺でお茶の郷や、いろいろ魅力的なものがございまして、その中で新しい事業等をやるときに今の場所があいていると。ただ、それがそこの場所に必ず固執するものではないという御理解でお願いしたいと思います。

○大須賀企画広報部長
 まず、場所がありますからここに何かをつくると。そういう考え方は持ちません。とにかく、その空港周辺の活性化を図るために一体何が必要かということをきちんと考えて、その線上であの土地の利用価値があれば、何かを整備することはやぶさかではないと。これは、知事と島田市長が記者会見した約束もありますので、その辺の約束も考慮に入れながら、いい構想を描いていきたいと思っております。

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