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委員会会議録
質問文書
令和３年６月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 良知 淳行 議員 |
| 質疑・質問日： | 08/10/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○良知（淳）委員
一括質問方式で３点質問させていただきます。
まず最初に、予算編成の考え方について伺います。
総務委員会説明資料１ページ、令和３年度６月補正予算についてでありますが、熱海市伊豆山地区の土石流被害に対する被災者支援や急速に拡大いたします新型コロナウイルス感染症第５波への対策について、県民の皆様方の安心と安全を確保するため速やかな対応が必要であります。
今回の補正予算におきまして、これらを踏まえてどのような考え方で編成を行ったのかお伺いいたします。
次に、蔓延防止の関係でありますが、８月８日から本県にまん延防止等重点措置が適用され、東部・賀茂地域、静岡市、浜松市が対象に指定されましたが、対象の市町では飲食店及び大規模の集客施設の営業時間の短縮が求められ、その要請に応じていただいた店舗に対しましては協力金が支給されることとなりました。
今回の補正予算では、時短の要請に係る協力金は盛り込まれていませんが、どのような対応としていくのかをお伺いいたします。
次に、繰越明許費の関係でありますが、報告第９号繰込明許費繰越計算書の報告について伺います。
議案の52、53ページ、議案説明書では18ページでありますがＩＣＴ推進費３億6700万円余の繰越しが報告されました。知事直轄組織の中では、これは今までの繰越明許費の在り方の例ではない額だと思いますが、改めて今回の繰越しの内容についてお伺いいたします。
○平塚財政課長
まず、補正予算の編成の考え方についてお答えいたします。
総務委員会説明資料１ページの下段にありますとおり、今回の６月補正予算につきましては４点の編成方針に沿って編成しております。
１点目につきましては、７月１日からの大雨等被害への対応、２点目が新型コロナウイルス感染症対策、３点目が当初予算編成後の事情変化、４点目が事業費の減額です。
このうち１点目、７月１日からの大雨等被害への対応、それから２点目の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、６番委員から今お話がありましたとおり、県民の皆様の安心と安全を確保するため速やかな対応が必要であることから、現時点で見込まれる最大限の経費を計上させていただいているところです。
具体的には、災害対応につきましては熱海市におきまして被災者が入るホテル、民間賃貸住宅借り上げの経費、さらには住宅被害を受けた方への生活再建支援金の支給等を盛り込んでいます。
それから、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、感染が拡大する中ワクチンの個別接種を促進するための医療機関への加算金、先日末から営業時間短縮の要請を行っている沼津市、下田市の飲食店への協力金も今回の補正予算に計上しているところであります。
続きまして、２点目のまん延防止等重点措置の適用に伴う時短協力金への対応についてお答えいたします。
８月８日からまん延防止等重点措置が適用されております。現在危機管理部におきまして、この協力金の事業費、財源について詰めの作業をしており調整を進めているところです。この調整が整い次第、予算対応をしてまいりたいと考えております。
○滝電子県庁課長
繰越しについて御説明いたします。
ＳＤＯモバイルネットワーク構築事業費について、全ての職員がどこでも勤務できるテレワーク等の環境を整備するために、モバイルパソコンを昨年度購入し今年度更新を進める計画でありましたが、コロナ禍において全国的にテレワークが進んでおりパソコン等の需要が増加していて、令和２年度中にパソコンや外部ディスプレイの全台数を納品頂くことが困難でありました。実際には令和３年度に更新作業をするものですから、地域ごとの実際に更新する時期に合わせて段階的に納品していただく計画を立てましたので、その結果今年度の納品分に当たる３億6799万4000円を繰り越したものであります。
○良知（淳）委員
御答弁頂きありがとうございました。
このような緊急事態での蔓延防止といった状況の中、熱海市では土石流災害等の深刻な問題があるわけであります。
改めて、速やかな対応は県民の皆様方が求めているところでもありますので、どうかスピーディーに各地域に予算をしっかり的確に出せるよう、よろしくお願いいたしまして簡単ですけれども終わります。
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