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北米駐在員報告
2001年9月 行政 駐在員 : 若梅真樹
・都市交通渋滞番付
テキサス・トランスポーテーション・インスティテュートが行った米都市交通渋滞に関する調査結果によると、交通渋滞の劣悪な都市は、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンDC、サンディエゴ、シカゴと並び、サクラメント、サンノゼ、サンバルディーノを含め上位15都市中6つをカリフォルニア州の都市が占めたという。
同州での1990年から1999年にかけての自動車交通量は、16%の増加、また人口は11%増を記録している一方で、道路の総延長は、1.5%の伸びにとどまっており、今後20年間での人口は、さらに39%増加すると予測されている中、新たな交通インフラの整備が無い限り現在の交通状況はさらに悪化すると見られている。
ロサンゼルスでは、郊外での急速な宅地化、住宅建設が進み、それに対応するため、既存フリーウェーの拡張改善も含め、増大する道路需要への対応が急務な課題となっている。
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