中国駐在員報告
2003年6月 行政 駐在員 : 外山 敬三
上海浦東国際空港は第二滑走路とターミナルビルの建設を主体とする第二期工程に着手した。第二期工程は国際ハブ空港としての地位の確立と上海市が2010年に開催される万国博覧会の開催地に決まったことを受けて、元々の第二期計画に第三期及び第四期計画も取り込んだ新たな計画となっており、すでに第三滑走路を2008年までに建設すべく計画を進めており、万博が開催される2010年までに第四滑走路を建設する可能性もある。現在建設が進められている第二滑走路は総延長3,800メートルでエアバス・インダストリーが製造中の世界最大の旅客機A380型機の離着陸も可能となる。また、ターミナルビルは2007年の竣工を目指しており、完成すれば延べ4,000万人の旅客収容が可能で、将来的には全体で延べ1億人の旅客収容を目指している。
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