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中国駐在員報告

2010年10月 社会・時事
駐在員 : 野村芳一


     上海の代表的な秋の味覚といえば、やはり上海ガニだ。正式名称は「シナモズクガニ」といい、9〜11月ごろ蘇州近郊の陽澄湖や無錫太湖で採れるものを特に上海ガニと呼んでいるようだ。その「上海ガニ」の水揚げが9月15日、原産地の陽澄湖で始まり、早くも市場に出回っている。
    陽澄湖大閘蟹(「大閘蟹」(ダージャーシエ)は、中国での一般的な上海ガニの呼び名)協会によると、偽物や値崩れを防止するため、自由市場での販売はやめて、富裕層向けの高級市場にのみ出荷することになった。現在、正真正銘の陽澄湖ブランドの蟹を出荷できる企業は100余で、会員企業は、安売り市場へは出荷しないと誓約し、既に一般の小売市場などへ通知したという。
    これにより今年の上海ガニはスーパー、専門店、高級ホテルのみで売られることになり、価格も餌代高騰の影響などもあって1割から2割高くなると見られている。
    今年の上海ガニの生育状況は4月に低温が続いたことを受け、少々小ぶりとのこと。水揚げ量は約2000トン、専門店での販売価格は190グラムの雌ガニと250グラムの雄ガニが、いずれも1匹当たり160元(約2,000円)となる見込み。養殖量が減少したほか、餌代や運送コスト、光熱費などの上昇が価格を押し上げているようだ。因みにわが家のポストに配られた陽澄湖大閘蟹の宅配サービスのビラでは、一番安いものでも雄2匹、雌2匹のセットで178元であった。


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