東南アジア駐在員報告
2015年9月 社会・時事 駐在員 : 芦澤裕之
8月18日にジャカルタ、19日にスラバヤと、インドネシアでの旅行会社向け観光セミナー、商談会に参加した。
インドネシア人は日本が大好きで、ビザの一部免除により、訪日意欲は増加している。しかしながら、旅行会社は、日本の情報が足りないため、日本国内移動を手配する旅行会社(ランドオペレーター)にツアー造成を任せている様子で、結果的に定番商品が多くなっている。一方で、3月の一般消費者向けトラベルフェアでは、消費者から多くの「旅行会社のツアーには飽きた」との声を聞いた。
この需要と供給のミスマッチを解決するためには、まず、旅行会社に対する、商談会、セミナーでのPRのほか、ファムトリップによるツアー造成支援策などが有効と思われる。この点、既にFITが主流となったタイやシンガポールとは状況が異なる。
消費者向けには、FIT(個人手配旅行)も増えている状況も踏まえ、直接届く情報発信(旅行フェアへの出展、WEBサイト・SNSの活用)を継続的に行っていく必要がある
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|