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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2014年9月 その他
駐在員 : 吉住 理恵子


今年3月に、文部科学省が本年度から推進するスーパーグローバルハイスクール(SGH)に本県から選ばれ、「安全な水の確保〜命を守る」を研究課題に、世界で活躍できる人材育成に向けた取組を進めている県立三島北高校の生徒12名と引率教諭5名がシンガポールを訪れ、水関係施設等でのフィールドワークを行った。
 シンガポールは、その地政学的背景から、水問題を国策と位置づけ、研究開発を進めている水(みず)産業先進国である。
 今回の研修旅行は、1年生6名、2年生6名の生徒が引率教諭とともに、8月25日(月)から29日(木)の3泊5日でシンガポールを訪れ、PUB(公益事業庁)の研究開発拠点施設であるウォーターハブトレーニングセンター、マリーナベイ地区に設けられた貯水池複合施設マリナバラージ、回収水浄化施設ニューウォーター・ビジターセンター、シンガポール国立大学付属の水研究施設ヴァン・クリフ・アクアテック・センターなどの水関係施設を訪れ、職員からの説明を受けるとともに、施設の見学等を行った。もちろん、職員の説明は全て通訳なしの英語で行われ、ノーマルスピードのシンガポール人による英語での専門的な話に、生徒たちは必死にくらいついていた。
また、3日目には、シンガポールのリバーバレー高校を訪問し、同校の生徒との交流プログラムを実施した。
 交流プログラムでは、リバーバレー高校側の概要説明の後、同校代表生徒の案内による校内ツアーが行われた。地域のセンター・オブ・エクセレンス(中核的研究拠点)の指定校である同校は、図書館や理系科目の特別教室など設備が大変充実している。カフェテリアや400メートルトラックの運動場もあり、日本の大学レベルの施設の充実ぶりに感嘆と羨望の声があがった。
 両校生徒が一緒になってローカルフードの昼食をとった後、午後は、両学校の生徒による水研究のグループ別成果発表や共同での水質検査実験などが行われた。リバーバレー高校は、毎年、様々な国から研修旅行を受け入れている実績があり、生徒達も交流に対してとても積極的であった。
三島北高校の学生にとって、今回の研修は、シンガポールの水事情についての知見を得たのみならず、世界的な視野を持つ良いきっかけになったのではないかと思う。
 本県唯一のSGHとして、三島北高校の5年間の取組が、本県の未来の国際人材育成に資することを心から期待している。


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