ここから本文です。
中国駐在員報告
2012年12月 行政 駐在員 : 野村 芳一
11月13日、上海社会科学院国際関係研究所と上海里格法律事務所が、上海社会科学院において「上海と日本の経済関係発展の展望」をテーマに座談会を開催した。各業界における在中国の日本企業幹部、経済団体代表者、上海科学院の専門家による参加を得て、「魚釣島」事件の影響および日本企業の対応問題について意見が交わされた。
当事務所は、日本の地方自治体代表として参加したが、静岡上海線の状況の情報提供と、会議での発言は、上海市の当局に届けられるというとから、上海市が関係改善に向けての何らかのメッセージ発信するべきであり、また、上海市内に数多くある自治体事務所の活用を考えるべきである、という意見を述べた。関係者の意見が反映されるかはともかく、上海市がこのような会議を企画したこと自体に日中関係改善を模索している動きを感じている。
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|