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東南アジア駐在員報告
1999年8月 社会・時事 駐在員 : 篠原 清志
東南アジアと日本の空を巡る動き
7月中旬、新潟県の平山知事及び県議会の代表がマレーシアを訪問、リン運輸相にマレーシア航空(MAS)の新潟空港利用促進を要請したところ、同相はMASに対して、新潟−クアラルンプール(KL)間の就航の可能性を真剣に調査するように伝えると言明。
日本航空(JAL)は7月14日、10月から東京−KL間の貨物便を週3便から4便に増便する計画であることを明らかにした。
シンガポール航空は、日本線について、昨年仙台線を廃止、名古屋線(毎日運行)の減便も検討されていると噂されている。
日本側の動きとしては、北海道は、年末にチャーター便を運行。沖縄県も5月と6月にチャーター便を飛ばした。チャーター便は、定期便へ繋げることを狙いとしているが、いずれも日本からの乗客は満席となるが、シンガポールからの席を埋めることに苦労しており、当地での集客力が定期便就航の鍵となっている。
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