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中国駐在員報告2002年10月 その他 自動車修理サービス及び中古車市場の現状
まず自動車修理サービスであるが、自動車修理工場を経営するには現在、外資の独資は認められておらず、中国企業との合弁又は合作になり、また、規制項目であるため営業許可の取得が難しいのが現状である。 現在、修理工場は国有の修理工場、民間の小規模な修理工場及び外資系の自動車製造会社のサービスセンターがあり、中国製自動車のサービスセンターは各地域に分布しており、数も増えているが、輸入車のサービスセンターは少なく部品在庫も不足がちで販売面に悪影響を与えている。自動車修理の技術者は国家試験により資格を取得するが、その養成は専門学校、社会人向けの職業訓練校、自社工場等で行われている。自動車修理業は自動車の普及に伴って拡大の傾向にあり、成長産業であるといえる。 次に、中古車市場は現在全国に約400箇所、年間取引量は80万台、180億元で、前年に比べて30％の増である。ただ、現時点では、税率が高く、中小都市には市場がないところが多く、また、見積もりのシステムが統一されていないといった問題点がある。 一方、外国からの中古車の輸入については、外国の大使館、領事館関係者用の車両を除いてはすべて輸入が禁止されている。
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